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天使と悪魔
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天使と悪魔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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今回ダン・ブラウン作品その他幾つか購入した内の一冊だが、この天使と悪魔の中巻だけカバーが外れた状態で梱包されており、カバーの背表紙の折り目部分に不自然に二重の折りシワが出来ていた。まあ読むには問題無いが、他にはタスキが無いこと以外は全くの美品なので悔やまれる。 | ||||
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作者の宗教や芸術に関する造詣の深さに感嘆しますし、それを物語としてここまでの長編を作り上げることは本当に素晴らしいことだと思います。 カルメレンゴの演説や、宗教と科学のそれぞれの主張など、読み応えがあります。 しかし、ロバート・ラングドン。有り得なすぎる。 このあたりで引っかかるから駄目なのかもしれませんが、引っかかってしまう読者さんは私の他にもいるのでは? そもそも4人の枢機卿を殺害するにしても、順次殺害することなんてしないし、ましてそれをアサシン単独なんて不可能。 そして下巻最大に引っかかるところはアクションシーン。 ラングドンが死なないことが分かった上で読み進める訳なのですけど、、、 酸欠状態からのエスケープ。ここはまだ可能かなと。 しかし、アサシンとの格闘。溺死の演技→絶対無理ですって。。。 相手はアサシンなのだから完全にトドメを刺しますって(しかもアサシンはアラブ系、アサシンの語源から考えてもイスラム教徒? なおのことトドメを刺すでしょ)。 その後、アサシンと再び格闘→溺死しかかった奴が動けることがおかしい。動けたとしても相手は戦闘のプロ。勝てませんって。しかもヴィットリアはフーディーニさながらに縄ほどいちゃってるし。 結局アサシンに勝って、さらに次は高度4万マイル(6.400m)からシーツだけをもってダイブ。 またまた動けることがおかしい。。。 それでもってダイブ。普通できないし、ダイブしちゃったら生存有り得ないって。 ダ・ヴィンチ・コードの時もそうだけど、ラングドン含め、物語はインディー・ジョーンズですよね。 (ラングドン+マドンナで大きな財宝というべきものを巡ること。ラングドンは宗教象徴学教授で、インディー・ジョーンズは考古学教授。アクションシーンふくめて争う点などもそっくり) もちろん、これだけのベストセラーですから、人々を魅了する知識がちりばめられてはいるのですが。 面白いストーリー作りのためには、大きな柱の他に、蘊蓄、心理的な格闘、肉体的な闘争(暴力)、性、ほかに死、薬物などがいるとは思いますが、ラングドンが超人過ぎるし、どんな絶体絶命の状況に陥ってもラングドンが必ず勝利することが分かりきった上で読む訳だから興ざめしてしまう部分がどうしてもある。 これを(あくまで生身の人間という前提で)させるなら、ランボーやらジャッキー・チェンみたいに、もともと超人というくだりで書き上げていくべきではないのだろうか? それだったら楽しめるのかな、と思いました。 そんな読感を抱きながら読みすすめ、最後にはもうダン・ブラウンの本は良いかな、と思って読了しました。 | ||||
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エンターテイメント作品としてそれほどレベルが低いわけではないが、上巻を読んだ限りではなぜそれほど騒がれたのかよく分かりません。 テイストはオカルト+宗教+SFですが、その比率は7:2:1といったところ。反物質を作ってビッグバンを再現し、宗教と科学の融合を果たす、というくだりは「おおっ」となりましたが、話はすぐにオカルトにシフト。主人公のオカルト知識がストーリーの進行に大きく関わってきますが、全く説得力を感じません。死体にイルミナティの印があるといって大騒ぎしている主人公を諭す警備隊長の方にむしろ共感を覚えます。 キャラクター造形は割としっかりしているので、中巻以降は宗教やSF的な展開に期待です。 | ||||
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007やインディージョーンズ位がすきな方にはいいのでしょうが、私には荒唐無稽すぎて物語に入り込めませんでした。せっかく読み始めたので筋が終えるくらいの速読をしましたが、せいぜい時間つぶし程度だったという感想です。ということで何度か絶体絶命のピンチがありましたが、主人公は死にません。 | ||||
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ダヴィンチコードを先に読んだせいか、イマイチと感じました。ダヴィンチ・・・の方が面白いです。 こちらは、少々不快な描写が多かったです。これは好き好きでしょう。 さりげなくもしつこめの作者の主張もちょっとなあ・・・・ | ||||
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ダン・ブラウンの小説を初めてみました。『ダヴィンチ・コード』は映画で見ています。彼の文体は最初は簡潔で非常に読みやすかったのですが(翻訳ですが)、上巻の中ごろから、とても退屈になってきて、中巻は飛ばし読みして、処分用段ボールに捨てました。B級映画程度の作品だと思います。 はじめ、物質・反物質の話が出てきたときとは、そのSF的魅力にわくわくしたんですけど、途中から、胡散臭い、ゴシップ宗教のうんちく話がメインになってきたあたりからは退屈でたまらなかったです。うんちくの質にも問題があると思います。知識のための知識という感じがして、なんかリアリティを感じないんですよね。 彼の得意分野なのか上巻の中盤以降、バチカン・宗教が舞台になってから、もうつまらなくてたまりませんでした。 反物質については本当に残念です。途中からは新種の爆弾くらいの位置づけしか与えられていませんでした。もっと舞台装置として生かして欲しかった。 ストーリーのスリラー要素も、最近の映画や小説でやたらと目にする異常者的人物によるもので、既視感があります。 リアリティの面からも、バチカン一国が危機にさらされているかもしれないのに、謎解きやってる場合じゃないだろう、メインの舞台がやけにちっちゃい世界で進行しているなと感じました。 また、登場人物にもあまり魅力を感じませんでした。どっかでみたことがあるような底の浅い典型的なハリウッド映画の登場人物ような人たちばかりです。主人公は本当にハーバードの教授なのでしょうか。宗教うんちくは語りますが、あまり切れ者ではないようです。 謎解き要素も結局はあとだしばかりだし、その解決にもどうでもいいうんちく話が続くので辟易します。 ほかの人のレビューによれば、これ以降は、アクション映画みたいになるようですね。 最近のアメリカ人小説に感じる描写やうんちくの冗長さは、作家が文字数で出版社と報酬を受け取る契約を交わすことに原因だそうです。 | ||||
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私にはそんなに面白くありませんでした。 ダビンチコードより面白いというので、大変期待してたのですが・・ ダビンチコードは、あまりに面白く、まるで魔法にかかったように、本をおくことができず、徹夜で前後篇読み終えてしまったのですが。 芸術家には大変興味があるけれど、科学者にはまったく興味がないのを、自分で忘れていました。 | ||||
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ちょっとネタバレになります。 ビニール風呂敷とかヨガマスター(笑)とか…。 そのあまりの非現実さは、さすがにちょっと。 ずいぶん前に移動中の読み物として手に取りましたが 上記の部分は失笑してしまいました。 そしてこの部分の印象が強すぎて、肝心の内容は あまり覚えていません。 物質科学と宗教と…のお話は面白くて とてもよくできていたはずなんですけれど。 あまりの落差に目を疑います。 映画でもトムハンクスが忍者みたいなことするんでしょうかね? | ||||
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ノンストップ・アクションという点で ミステリー小説というよりは、 ボンド映画に近いものがあると感じた。 以下に特に気になった点を3点記す。 ・本の内容にまとまりが感じられず、希薄に思われた点が残念であった。 物語の最後に「信仰とは何か」や「科学と人類」のようなテーマに 少しでも触れられていれば、印象は違っていたと思う。 各登場人物の描写も浅いものが多く この点も物語に深みを感じない要因になっていると思われる。 ・構想は面白いのだが、技術的な詳細については細かい考察が足りていない。 歴史的事実の上に物語を展開するにしても 内容が突飛すぎてストーリーについていけない箇所があった。 ・主人公が次々に起きる出来事に振り回されているだけの印象を受けてしまい、 ドタバタ感に悩まされてしまった。 描写も過剰なものが多く、あまりの激しいアクションの描写に 読んでいて疲れを感じてしまった。 | ||||
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As an action/suspense novel, Dan Brown keeps the story high-paced with surprises around every corner. However, when reading this book, you really have to suspend any sense of logic, knowledge of history, or common sense that you have because the book’s characters sometimes claim, say, or do some unbelievable things. For one example, the main character, Robert Langdon, a college professor, tells his students that the concepts of the sacrament, which Jesus Christ introduced at the last supper, and Jesus’ atoning for the sins of the world were borrowed by Christianity from the Aztec and ancient Latin American culture. Of course this claim is amazing since Christopher Columbus did not arrive in the Americas until many centuries later in 1492! Either this mistake got past Dan Brown and the editors or maybe Dan Brown is really trying to say Jesus Christ is God since only a supreme being could know what another civilization is doing on an unknown continent.Another major flaw is Brown’s claim that Galileo was persecuted by religion. Galileo was persecuted by the Catholic Church, but he was supported financially, emotionally, and intellectually by three members who were Protestant. If you ignore instances like these in the book, it's not a bad read. | ||||
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例えば、BBCの記者のジョークが、「ピュリッツァー賞物だな」とか、そんな瑣末な部分が気になってしまう。要は細かい部分でのリアリティに欠けるので、こういう小説の場合、もっと大きな嘘に読者が素直に楽しめなくなってくる。おまけに人物造詣がいまいちで、40代の一流大学教授で水球もやっているから運動神経も悪くなくてなんて無敵な主人公もその魅力を十分に発揮するどころか、狂言回しのようにしか見えない。例えばアーロン・エルキンズのギデオン・オリヴァー教授なんかと比べればその魅力のなさは一目瞭然。とはいえ、とにかく最後まで一気に読ませるってことは事実。つまりエンターテインメント小説としても洗練されているとは言いがたいけど、時間つぶしには有効な一冊。それに、主人公の知識を駆使した謎解きも、なぜかペダンティックな感じがしないのには好感を覚えた | ||||
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ヴァティカンに対して精神的に,対案まで示して反対するのは結構である.ダヴィンチコードの場合のように.しかし,物理的に破壊すると言うのは,アメリカのイラク攻撃と相似の考えではないか,だから不愉快なのである.物語の最後で,相似性が否定されるが,途中では知る由もない.ここまでやるのなら,伝説的な聖ペテロの墓の真相ぐらい知らせてほしかった. | ||||
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この本のバカらしさについて説明すると、内容に触れざるを得ないのでそれはできませんが(教皇が修道女と子供を作るその方法についてなどなど)、全編を通して『活躍』するアメリカ人・ラングマンの、善意・好人物ぶりなどなどをウンザリするほど長く読まされていると、アメリカ人の独善性を象徴している小説だと理解できます。そう、ハリウッドの単純な正義のアメリカ、邪悪なアラブ、そのままの小説です。ウンベルト・エーコの芳醇なワインに比べると、三流の安ワインです。これを誉める読者がいることに呆れる思いです、それにしても、アラブ人への人種差別が酷すぎます。 | ||||
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