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天使と悪魔
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天使と悪魔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 1~20 1/2ページ
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ダン・ブラウンといえばダ・ヴィンチ・コードが代表作でしょう。 ダ・ヴィンチ・コードは聖杯・サングリアル文書をめぐるシオン修道会とオプス・デイの争い。 この天使と悪魔は、キリスト教世界(天使)とイルミナティ(悪魔)の争いと言えるでしょう。 ダ・ヴィンチ・コードでも出て来る、秘密結社(フリーメイソン)。そして本作で登場するイルミナティ(簡単に言うと、悪魔崇拝をしていて、現世界の秩序を破壊し、新世界秩序を作ろうと企む集団)の事を少し調べて読むとスラスラいけます。 面白いは面白いですが、構成がダ・ヴィンチ・コードと酷似しているのですよね。。。 なので対立構造が分かってしまえば、結果や展開も予測できてしまうところが残念に思いました。 小説の構成を突っ込むのは不作法なのかもしれませんが、、、 いくつも突っ込みたくなるところがありますよね。 ストーリーを面白く展開させていくため必要だからでしょうが、枢機卿4名をいちいち時間をずらして殺害なんて普通ありえません。 あと、読んでいてイチイチ引っかかるのが会話。 とある蘊蓄を言う、、、 A「これこれには○○の意味がある」 B「○○ですって?」 それをAが解説していく。 というこのパターンが多すぎる。 あと、中巻の最大のミスはヘパリン殺害のところだ。 あれは駄目というか勉強不足。 間違いだらけの説明。 <※間違いその1> 静脈血栓にヘパリン注射を自身ですることはない。通常はワルファリンを内服する。(現在では新規抗凝固薬、少し前まではNOAC最近ではDOACと言われる内服もあり) 唯一ヘパリン注射するのは、手術などでワルファリンの効果を消す必要があるとき。その時にヘパリンブリッジとしてヘパリン注射を行う。 その時も多くは点滴混入にて対応。 <※間違いその2> ヘパリンを大量投与などできない。というのは1mlあたり1000単位であるからだ。ヘパリンは通常10000単位、つまり10ml使うケースが多いが、これを10倍にしたところで死亡することはまずない。 <※間違いその3> いかにヘパリン化(ヘパリンを血中に大量投与)したところで、歯肉出血など絶対にありえない。 歯肉出血というのは、出血傾向が助長され過ぎた結果(通常はワルファリンが効きすぎか血小板減少が一定期間続いている)として生じるものであり、短期的に生じることはない。 もちろん歯肉の状態がもともと悪ければ悪いほど、すぐに歯肉出血は完成するが、、、 半減期の短いヘパリンではありえない(ヘパリン大量混注して持続点滴長期間したら起きるでしょうけれど) このあたりで興ざめして、あとは速読してしまいました。 | ||||
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キリスト教ってこういう危機を何度も乗り越えていまに至ってるんだなと感慨に耽りました。これはフィクションですけど、実際そうじゃないかと思いますよ。小説なんか比じゃないくらい凄かったりするんじゃないかな。私はキリスト教の暗部には異常に興味があるもんでして。光と闇を併せ持ち2000年に渡って生き抜いてきた組織のたくましさ・奥深さ・不気味さを感じつつ読ませていただきました。これはローマ観光案内も兼ねてるそうなのでひとこと。ローマにヨハネかマルコの騎士団の屋敷かあって、その門の鍵穴を覗くと真正面にサンピエトロ寺院が見えるんですよ。なかなかでした。 | ||||
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俄然面白くなってきました。ラングドンのやや強引な謎解きも後手後手に回って犠牲者の数が増えるばかり。あちこちでパニック発生。全く先が見えない展開で面白さ倍増。いやーハラハラしますね。この先どうなるんでしょう。黒幕が誰かもさっぱり予想もつきません。コーラー所長もこのまま大人しくしてないだろうし、カメルレンゴも闇がありそうだし・・・。ただこのふたりしか登場人物いないんだよね。さあ、結末はどうなるんでしょう? | ||||
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「ダ・ヴィンチ・コード」のラングドン・シリーズ第一作! ハーヴァード大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長から連絡を受け、ある紋章についての説明を求められる。それは失われた秘密結社の伝説の紋章だった−。 | ||||
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中巻の印象のままさくさくと読み進めます。上中下と三巻にわたっていますが実質、一晩での出来事をこれだけのスピード感を感じさせるにはこのくらいの記述が必要なのかなと思う。ただ、ほとんどは暗号解読とキリスト教史とヨーロッパ美術史のうんちくなので知っていればさらと読める。おそらく、欧米で本を読む階級の人には一般教養レベルの知識しか要求していないのに、結構、歴史の闇の部分を描けているのがすごいのだろう。 下巻では一気に伏線を回収していきます。黒幕は中巻で不自然だったあの人で正解でした。実際のところ、これで違う人を犯人にするとミステリーとしては反則なので当然かもしれません。ただ、それだけ、中巻の出来が悪かったということなので残念。 それから貴種流離譚というのは物語のメジャーなパターンですが、それも王子やお姫様が王位につくとか、あるいは国を再建するとかといった結末があって初めて共感するもの。でも、ただ、そういう血筋だとわかった、というだけで今の欧州でどんな意味があるのだろうか。 ハプスブルク家の当主ですらせいぜい欧州議会の議員になってお飾りで終わるだけの無害さなのに、もっと昔の王家の子孫なんて何の脅威があるのやら。アメリカ人の歴史に対するコンプレックスが書かせた小説なのかもしれない。 | ||||
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夜な夜な楽しみに読み切りましたー!壮大な、でも個人の心の葛藤にも通じるような。事実に基づいたと記載をどこかでみたけど、こんな計画をねるのは大変だったような。「赦し」は世界の平和のキーワードですね | ||||
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少し無理があるかな? 結末が安易な感じがするのは私だけだろうか? | ||||
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けど、ダヴィンチコードの方がするすると読めた印象がある。中、下に期待。 | ||||
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基本の構成は同じなので、ダヴィンチコードを読んだ後だと感動が薄いかも? | ||||
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高評価のレビューが多かったのと、以前同著者の映画「ダ・ヴィンチコード」を見たことがあったため購入した。 物語は、主人公大学教授ロバート・ラングドンと、消滅したと思われていた秘密結社との対決を軸に展開し、ルネッサンス時代のミステリーと最先端科学が生み出した危険物質がからんでくる。 ストーリー展開はスピーディー、結末は予想外で最後まで楽しく読めた。エンターテイメントとしてはかなり評価できると思う。 それから、物語のなかでルネッサンス期のBerniniの作品がいくつか登場するが、インターネットでそれらの写真を参照しながら読んだ。そのため、Berniniの彫刻に興味を持つことができた。チャンスがあれば、是非実際に見たいと思った。この点が、この本を読んだ一番の収穫だったかもしれない。 | ||||
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一言でいうなら「ハリウッド系」小説です。 個人的には内容の「派手さ」より内面からグィグィくるような作品(精神的に)が好きなので、エンターテイメント制が強いこういった作品はあまり好みではないようです(もちろん笑えるとこあり、奇想天外なとこありで娯楽大作が好きな方には凄くお勧めです) それと話の内容に対して小説ボリュームが少し長すぎな感じがしました。少し強引かもしれませんが上下巻ぐらいにして「ギュッ」と内容を凝縮させた方がもっともっとメリハリがでて良かったかもしれない(それよりコノ作品が上中下になっている意味がよくわかりませんが)。 中盤まではかなりグィグィといい感じだったのに後半ちょっと間延びしすぎかな・・。人によっては☆4くらいはいけたとしても☆5は・・といった作品でした。 「ダビンチコード」が凄くおもしろかっただけに、少々残念。 | ||||
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『ダ・ヴィンチ・コード』は映像を先に見てしまった為「何で?」が連発で見た後に「????」のドタバタ劇にしか思えなかった。3回目に見たときにやっぱり駄目だ!って思い三日で読破それからまた見に行ってやっと全編が納得となりました。今回は事前に読んでからと思い購入。しかし映像への興味よりバチカンの摩訶不思議と中性子理論の原子物理学など興味深いことが多すぎて納得は難しそう。もう少し映像を見るのを先に延ばして納得の完全読破を目指して5回目に突入してます。ネットで調べながらの読書は久々です。これもまた楽しい読み方とエンジョイしてます。・・・・・どうも映像を見るのはDVD販売後になりそうです。 | ||||
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『ダ・ヴィンチ・コード』にはまったので、当たり前に読みました。 『ダ・ヴィンチ・コード』が好きだったのは、物語性もだけど、 やっぱりあの謎解きでした。 マニアックで、事実なのかどうなのか分からないほどドラマチック。 宗教や歴史にまったく知識がない私でも、わくわくしながら一気に読みました。 だから、『天使と悪魔』も、同じシリーズだし、同じ要素を持った小説だと期待していました。 う〜ん、なんだろう。 登場人物のドラマは描かれているけれど、謎解きは薄かったかなぁ。残念でした。 でも、科学において、もしも本当にこんな発明があったら……。 それを想像するのは面白かったです。 ラストのあの光、実は今日映画をこの「天使と悪魔」の映画を観に行ったのですが、 そこをいちばん楽しみにしていたんです。 映画ではあの光をどんな風に表現しているのかなと。 私の想像では、もっともっときれいだったんじゃないかなと思います。 だって……、ねぇ。あの光なんですから。 | ||||
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もし、「ダ・ヴィンチ・コード」をまだお読みでなかったら、迷わずこの本を先に手に取って下さい。シリーズの第1弾ですし、評判どおり、小説としての出来もずっと上です。 この本を最後まで読んでの感想は、「作者は、確信犯的なB級エンターティメント作家に違いない」でした。 映画や本の宣伝から、もっと理屈っぽくて、教養小説的なミステリーものを想像していたのですが、全然違いましたね。 美女がいて、謎解きがあって、殺人あり暴力あり、スリルありサスペンスあり、そこに歴史上のミステリーとか観光要素までぎゅうぎゅうに詰め込んだ、スピード感たっぷりでサービスも満点な娯楽小説。そういう感じです。 薀蓄的な部分もサービスの一環だと思うのですが、なかなかトンデモも多くて、でもだまされて全部信じちゃいそうなくらいの書きっぷりで、ある意味要注意かも。 中巻くらいまでは文句なくおもしろいです、☆5つつけてもいいくらい。 最終的に☆を減らしたのは、粗暴な実行犯の起こす犯罪に食傷してきちゃったのが一つ。それと、前半でぶち上げた宗教と科学の対立のテーマが結局、解決の頃にはあまり関係なくなっていて残念……昔のSFを読んできた人間としてはこのテーマはもっと掘り下げてほしかった。 あと最後の黒幕の動機も、ちょっと短絡的な気がしてしまったし…。 宣伝に踊らされて期待しすぎてしまった部分もあるのですが。 この小説はあくまでドキドキハラハラのエンターティメントなのです。精神性とか求めなければ、十分面白い。現に私も、上・中・下を一気読みしてしまいましたし。 気になるなら、読んでみて損はなし、というところでしょうか。 | ||||
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友人に薦められて読みました。はっきり言って、序盤には失望しました。CERNでの科学ネタが嘘ばっかりの子供だましだったからです。恐ろしく高コストの陽電子が夢のエネルギー源として扱われていたり、ポジトロニウムの電子・陽電子対消滅では「光」が出ますが、本当はフォトンは出ても振動数がガンマ線領域になるはずなのに、主人公はまぶしがるだけで被爆しません。なんて低レベルな小説だろうと思いながら読んでいましたが、最初の小説の舞台を飛び出してからは、徐々に面白くなってきました。おそらく、カトリックの歴史に関する記述も専門家からすれば嘘ばっかりだとは思いますが、幸い私はそちらの知識が薄いために、後半は非常に楽しめました。ウンベルト・エーコなどに比べてしまうとB級感が否めませんが、それだけに軽く読める冒険小説という感じです。理系のみんな、中巻までは耐えてください。そこからは面白いよ。 | ||||
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この作者のお話は、展開がスピーディでいかにも通俗娯楽小説的な楽しさはある。 でも「ダ・ヴィンチ・コード」の時も思ったことだが作者ダン・ブラウン氏は、何かカトリックに対して恨みがあるか、よほど毛嫌いしているように思えてならない。ヴァチカンに対する姿勢がやたらと攻撃的である。その権威を失墜させ、キリスト教の総本山としての信用や価値をなし崩しにすることに、あくなき探究心を抱いているように感じられて仕方がない。 今回のお話も、いやはや、やりたい放題ではないか。私がもしヴァチカン関係者ならば、作者に対しては一生涯ヴァチカンへの、いやイタリア国内さえも出入りを禁ずるだろう(笑)。 それにしてもブラウン氏は、どうやら”子供”というキーワードを使って物議をかもし出すのがお好きらしい。今作品もしかり、「ダ・ヴィンチ・コード」もしかり。ことキリスト教においてはそれがセンセーショナルであるとしても、いささかワンパターンでは? さてカトリック嫌いのブラウン氏、次はどんな手で攻めてくることやら。 | ||||
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私的には『ダ・ヴィンチ・コード』はやや失笑気味でしたが、この第1弾も、遅れて 映画化するようで、『ダ・ヴィンチ・コード』に続き事前に読んでみました。 本作はガリレオ関連(いわば、ガリレオ・コード)。 最初は『ダ・ヴィンチ・コード』のように未知の世界にグイグイ引き込まれました! ですが、途中の謎解きではダ・ヴィンチ同様に、展開の飛躍が目についてしまって だんだん話に乗れなくなってきました。 なので、二転三転する結末にも、やや傍観者のような目線で読んでしまいました。 ただし、「科学と宗教」というテーマは考えるところが多いです。 ここはこの作品の大きな骨格として好きなところでした。 情景や設定のさらっとした説明もダン・ブラウン氏ならではの上手さがありました。 この作品の評価は何を期待して読むのかで分かれると思います。 私的にはリアルにうまく騙してくれるミステリーを期待して読んだので最後だけは★3つ。 第3弾は今から期待しています。 | ||||
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反物質なるものが出て来るが、これはフィクションだろう。ただ、一般にはよく分からないバチカンの法王選挙「コンクラーベ」の様子がわかり興味深い。サスペンスはダ・ヴィンチ・コードに劣らないが、とても残忍なシーンが数カ所あり、クライマックスの場面も残酷で、後味が悪い。読後感はダ・ヴィンチ・コードより遙かに劣る。Special Illustrated Editionの方を読んだが、写真が豊富で、ローマを訪れたことのある読者には、Illustrated Editionの方が断然お勧め。 (呑気泡亭) | ||||
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ダビンチコードの方が面白かった。 西洋史やキリスト教史に少しでも興味があれば 「本当にそういうことがあったかもなあ」と思わされた。 昔々の話をたぐるストーリーなので、整合性さえあれば、 楽しめるエンターテインメントになっていた。 迫真性があった。描写も細密だった。 ところがこちらは、あり得ない話だらけ。 いろんな点で「あり得ない」のだが、 一番あり得ないのは主人公がヘリコプターから落ちても生きて、 平気で活動を再開するところ。 次にあり得ないのはいわゆる「反物質爆弾」が完成していること。 ほかにも目的の理解できない「伏線」らしきものがちらほら見られる。 出版社の「ダビンチコードを読んだ人の多くが、 天使と悪魔の方が面白いといっています」という宣伝に 私はだまされました。 | ||||
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宗教象徴学者ラングドン・シリーズの第一作目。「ダヴィンチコード」の前編にあたります。 シリーズ2作目のダヴィンチコードがベストセラーになって、こちらも注目を浴びるようになりました。映画ももうすぐ公開されますが、はてさてダヴィンチコードほど注目を集めるかどうか? ダヴィンチコード同様、難解そうなテーマですが、歴史ミステリーとか好きな人ならさくさく読み勧められます。 なかなかおもしろかったんですが、内容に疑問も残ります。 スイス警護隊隊長からセルンのコーラーに連絡がいった経緯が不明。 その時点では反物質だと分かってないはずなのに、なぜセルンに連絡したのか? 反物質の容器にセルンのロゴでも記されていたのか? そのうち説明されるだろうと思ってたら最後まで謎のまま。 さてはそれがセルンから盗まれたものだと知ってる=黒幕か?と思ったが・・・ ラングドンもそこに言及しないし・・・ これ明らかに筆者のミスでは? 後、映画ではキリスト教団体への配慮からどうなるか分からないけど、勧善懲悪好きな自分としてはラストに不満が残る。悪事は悪事として公にして裁きにかけるべきだと思う。 2作目のダヴィンチコードのほうが読み物として完成されてる。 | ||||
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