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馬疫
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馬疫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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ウイルスと人間の狂気、なかなか怖かったです。 ミステリーとしても面白いし、主人公の先生が正義感強くて馬に愛情をもって接しているのも良いです。 終盤、車が使えなくて馬で移動するシーンは迫力あります。あと、著者の方は犬も好きなんだなと感じました。 | ||||
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日ミス受賞作のようだが、良いのは「コロナに先駆けてパンデミックに着眼した」という点だけだろう。 期待して読み始めたが、専門用語や解説がずらりと並んでいてヘキエキした。 作者が馬術や獣医学に詳しいのはわかる。が、読者が求めているのはそこではない。 また、パニック小説のはずなのに、一つの事象から次へ移行する間に余分な行動が挿入され、 展開がもたもたしている。これではページをめくる意欲が削がれるというものだ。スピード感 あってこそのパニック小説だろう。 とにかく読みにくいし、よほど途中で投げだそうかと思った。ここまでひどいとなると、編集者 にも責任がありそうだ。 この作者、頭脳的にはかなり優秀なようだが、小説家には向いていないと思う。小説として 体をなしていないとも言えるが、深い知識に敬意を払って星2個とした。 | ||||
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ミステリー小説はあまり読まないのですが、これは「読みたい!!」と思い購入しました。人間対ウィルスというテーマは今の情勢とリンクしており、現実のパンデミックと重ねながら読み進めました。専門的な内容も多く大変勉強になり、科学的な内容をこのようなミステリー小説から知ることができるのは私には大変面白い、新しい感覚の一冊でした。 | ||||
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ミステリーとは言えない内容かと。もう少し誰の仕業なのかという部分に絡まりというか捻りが欲しかったです。主人公の推察がそのまま結果になってしまうと、先に種明かしされているように思えてしまうのが少々残念です。著者の馬に対する愛情はよく分かりますが、やや他の畜産に対して上から目線のような表現があり、さらに残念ですね。 | ||||
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いろんな意味ですごかった。今まで触れたことのない業界でのお話は、新しい読書体験となりました。この作品が書き始められたのはコロナ禍が広がる前らしいけど、馬インフルエンザが題材であるものの東京オリンピックも絡むしコロナ禍に置き換えられそう。団体の思惑で犠牲が出たりとか、感染症研究者の頑張りとか。ちゃんと推理やサスペンスもあって、ミステリとしても上出来でした。 | ||||
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2020年の日本ミステリー大賞新人賞をとった作品の書籍化。国際的な馬術競技が行われる予定の近未来の日本で、次々に馬が未知のウイルスにかかり、それを隠そうとしたり明かそうとしたり治そうとしたりする人々で展開されるミステリー的な小説 この作品の最大の特徴は、作者が獣医学の研究者であるせいか、作品で描かれるウイルスにまつわる設定や描写に現実味があることだ。ウイルスを巡る謎でうまく引っ張る前半はハラハラしながら面白く読める しかし、ウイルスについての主となる展開が済んだあとの後半は、事件があっては解決のただの繰り返しで、話の求心力が弱くなる。後半はパニックものな展開にもなるが、その辺りの描写も読んでいて弱い。最後にミステリー的な解決場面もあるが、取ってつけたような唐突な感じが拭えない 科学的なミステリーとして見ればリアリティーが高いのだが、それはあくまで設定やアイデアとして生かされてるのであって、物語の展開としてはあまり消化されていない。 前半は科学的なリアリティーが高くて面白く読めるが、その緊張は後半にまでは続かない。小説としては難があるが、これほどの高い科学的リアリティーは珍しいので捨て置くのは惜しい。それほど期待せずに読めば、思ったよりは面白い…と思えてちょうどいいかもしれない | ||||
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専門的事項が多く、興味を持って読んでおります。 私も、現在、93歳になる獣医師ですが、専門的なことも理解できるので、新しい獣医技術に感じております。 | ||||
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自分に読解力がないのか、物語の世界にいまいち入り込めなかった。小説というより専門書を読んでるような感覚だった。 | ||||
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タイトルのインパクトの強さに惹かれて手に取った。最初は流行りの感染小説かな・・・と思って読み始めたけれど、著者が獣医なだけあって、あまりにも臨場感ある描写にぐいぐい引き込まれる。 オリンピックがあるのかないのかわからないまま聖火リレーが始まった今の日本で読んでいると、現実ともリンクするところがあって、面白い。また、登場人物のどの人が悪い人?なのかわからないところも面白かったです。 | ||||
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馬の疫病、競馬界と乗馬会の関係など、知らない世界の話が興味深かったが、小説としては今ひとつ。獣医師や獣医学の学者が多く登場するが、登場人物のキャラがわかりにくく、また、犯行の動機もあまり説得力がない。馬好きの人にはいいのかもしれないけど。 | ||||
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舞台は、新型コロナが収束した2024年の日本。欧州でコロナが今なお蔓延しているため、2021年に続き、再び東京でオリンピックが開催される。だが、五輪提供馬の審査会で、過去に例を見ない「狂騒型馬インフルエンザ」が発生する。どこから感染したのか? ワクチンで収束できるのか? 2021年の五輪で隠蔽された事件との繋がりは? 主人公の一ノ瀬駿美と若い研究者たちが、上層部の忖度や妨害に負けずに真実の解明に立ち向かう。 「理系ミステリ」という触れ込みなので堅くて難しい話かと身構えたが、本当に面白かった。コロナ禍を経験したので「研究者や省庁の対応」や「真実を追求する若手VS権力に忖度する上層部」をリアルに感じて、実際にあった話なのではと勘ぐりたくなった。感染経路を科学的に解き明かすところがミステリになっていて、知的好奇心を刺激されて新鮮。主人公の動物に対する愛情やまっすぐな性質など、共感して応援したくなる部分も多い。 読みにくさは全くなかった。作者が新聞記者と知って納得。文章におかしいところはないので、ストレスなく一気に読める。 サスペンス要素もあり、緊張感が最後まで途切れず、伏線も見事に回収される。令和の今だからこそ読みたい作品だ。 | ||||
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日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞された作品ということと このコロナ禍もあり興味深く読ませて頂きました。タイトルが少し怖いかな?と思いましたが、今の状況下を思うと大変興味深く、また、私も馬が大好きですので…専門用語も分かりやすく解説されており、読み戻ったり調べたりせず集中して読めました!(^^)! JRA馬事文化賞を獲るに値する素晴らしい作品だと思います! | ||||
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読了しました。先の見えない不安が広がり この先どうなるのだろうと思いながら、テンポのいい展開が続きました。いつのまにか引き込まれ、ページをめくるのがワクワクしながら一気に読み進めたかと思います。乗馬は何度か経験しましたが、駿美が馬から元気をもらったり、コミュニケーションする様はとても愛情持っておられ、リスペクトしてらっしゃるのも伝わりました。ドキドキしながら読み進めることができ、大変面白い作品でした。 | ||||
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読みにくい、いかにも初心者という書きぶり。また専門家作家にありがちな、説明や専門用語がいかにも説明的なのが最も読みにくい。最近は新人賞受賞の新人でも読みやすい文章を書く人が増えているので、なおさら目立つ。 主人公のキャラもストーリーも類型的。 元彼の遺言状同様、作者の肩書だけで売っている印象がぬぐえない 本当に、もうこういうのはやめてほしい | ||||
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