クラウドの城



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初公開日(参考)2022年02月
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長編小説

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クラウドの城 (光文社文庫)

2024年03月13日 クラウドの城 (光文社文庫)

第25回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作が文庫で登場! 主人公の元傭兵・鹿島丈は、イラクで起きた自爆テロで恋人を失い、帰国後、傷心の日々を送っていた。2年前に知り合った可菜のおかげで鹿島は少しずつ立ち直り、北海道のデータセンターに職を得たのだが、そこで連続密室殺人が発生。鹿島は殺人者と対峙することに……。世界を“実効支配"する“バベルの塔"の内実を圧倒的スケールで描いたハードボイルド&ミステリー巨編(「BOOK」データベースより)




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クラウドの城の総合評価:8.00/10点レビュー 2件。-ランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(3pt)

ハードボイルド系密室殺人に偽装された純愛ドラマ

国家機密を厳重に管理するデータセンターという「密室」で起こる殺人事件は、もちろん唐突なものでなく、犯人には理由と伏線となる過去もあります。ただし、それほどの重要な機密を預かっているとすれば「IDカード」の入場と退場、「警備員」の目視だけで管理しているものなのでしょうか?

「防犯カメラ」「指紋」「虹彩」「顔」「静脈」「歩行」などありとあらゆる「認証」テクノロジーを導入していると思います。犯人はほぼ限定されていきますので「ミステリー」「密室」「ハードボイルド」という要素よりも「漢(おとこ)の純愛」が最高の読ませどころです。

余計なお世話ですが・・・。「P・128 ここは山の中でコンビニも何もないからね。」「P・155
でも(データセンター)<グリーンフォレスト>の近くのコンビニは、いつも灰皿から溢れるほど吸い殻が捨てられていますよ。」コンビニ、ある?ない?

主人公が次の流浪先で活躍するシリーズ化に期待します。
クラウドの城 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:クラウドの城 (光文社文庫)より
4334102425
No.1:
(5pt)

面白くて一気に読みました!

データセンターの施設警備員という、これまでにない主人公、これまでにない舞台が新鮮で、興味深く読み進めました。スリリングでテンポのいい描写、意外な展開、リアルな世界観で、ぐいぐいと物語に引き込まれていきます。
ラストシーンは切なくて、美しい。
「私の立ち位置は、地上の座標軸ではここ大沼で、魂の座標軸では丈さんだと思っている。そこに立たなければ、世界は車窓の景色と一緒で、すぐに消え去ってしまう」という可菜の言葉が心の奥へ落ちてきました。
『クラウドの城』は秀逸なタイトルですね。この物語にはこのタイトルしかありえないというほど。大沼の美しい自然の描写と対になり、深く考えさせられました。
クラウドの城 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:クラウドの城 (光文社文庫)より
4334102425



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