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古手屋喜十 為事覚え



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【この小説が収録されている参考書籍】
古手屋喜十 為事覚え
古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫)

古手屋喜十 為事覚えの評価: 4.25/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

上役が嫌な人間で

ベテランらしく、江戸情緒を感じさせてくれます。
それはよいのですが、上役がいけなかった。
いえ、正確には上役ですらない。
隠密廻りの上遠野というのが、主人公の喜十を勝手に部下扱いして、自分の意のままに働かせようとする。
それでいて、充分な報酬を与えるでもなく、それどころか、喜十にたかろうとする。

著者にしてみれば、目先の変わったキャラを登場させたつもりなのでしょう。
でも、サラリーマン歴の長い私にしてみると、あまりにも身につまされて、読んでいるうちに、むかむかしてきました。

というわけで、ごく個人的な評価として、星3つです。
古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫)より
4101199264
No.2:
(3pt)

面白いけど隠密同心がちょっとねぇ~。

誠実な古着屋の主「喜十」と、気立てが良くて器量良しの妻「おそめ」の店に、隠密廻り同心が持ち込む事件の謎解きが筋書きです。
事件の内容は、推理やそれこそ縺れた糸をほぐすような、また読者を惹きつける筋書きではありませんが、
何となく読んでいて飽きが来ない小説です。
宇江佐真理の時代小説のテクニックがここにあるんでしょうね。
古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫)より
4101199264
No.1:
(3pt)

主人公が魅力に欠ける…。

宇江佐さんの著作はほとんど読ませていただいていますが、
前レビュアーさんのご指摘通り、登場人物、特に主人公と周囲の人物の
魅力がイマイチです。
古着屋を営む喜十が主人公ですが、この喜十が30代半ばにしては、
いささか老けている感じです。
それから喜十は“犬猫は好きではない、口のついた動物はダメだ”の様な
記述もあり犬猫も可愛がれない程、面白味の無い人物なのかと
ガッカリしたくだりもありました。
喜十よりも恋女房のおそめの方が気風が良く好ましく思います。

続き物なので次作に期待します!
古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫)より
4101199264

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