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あやめ横丁の人々
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あやめ横丁の人々の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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東京新聞、中日新聞、西日本新聞、北海道新聞、河北新報、神戸新聞に、'02年4月〜'03年1月にかけて連載されたものだというが、私は文庫本で何度も読み返してる。著者あとがきでファンタジーだと書いておられるが、ストーリーも登場人物の描写もピカ一の楽しく心満たされる作品 宇江佐真理ファンの一人として、長く読み継がれて行ってほしい名作 | ||||
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何年も前に図書館で借り読んだのですが、宇江佐さんが亡くなりとても面白く読んだ事を思い出し、手元に置きたくて購入しました。 やはり買ってよかったです。 先日、この作家さんの最後の作品でうめ婆行状記を読んだのですが、違う作家の小説を読んでいるような気がしました。なんか違うのです。 だんだんと変わっていたのでしょうか。 上手く表現できないのですが、軽い時代小説になったような。ちょっと残念感がありました。 まだ読んでいない作品があるので少しずつ 挑戦したいとおもっています。 あやめ横丁は、一番油の乗った時期に書かれた小説だと思っています。 | ||||
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分厚いですが、一気の読めました。 この横丁の設定はすごく面白い。 どこか異次元を作っていて、不思議な横丁。 人を殺めてしまった人の人生はどうなるのか。 最後には虚しい気持ちが残った。 | ||||
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時間のある時どっぷり浸ることができる。作家御本人がファンタジーとおっしゃるとおり。でも何だかありそうな気のするお話しのなりゆきであり、物語を読んだという満足感を味わえた。 | ||||
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夏目漱石の坊ちゃんを彷彿させる短気で涙もろい旗本の三男坊の成長の物語です。思いがけないアクシデントで、あやめ横丁に匿われる事になった慎之介は岡っ引の権蔵、女房のおたつ、一人娘の伊呂波や、あやめ横丁の訳ありの住人に助けられながら、大人のいい男へと成長していきます。伊呂波はポンポンと小気味よくいいたい事を言う口の悪い娘ですが、その実、優しく靭く義父や母や周りの人々に対するおもいやりあふれる娘で、つらい体験が彼女をボンボンの慎之介よりずっと大人な女にしています。あやめ横丁の人々はそれぞれが大変な体験をしたことで相手を思いやることのできる人間になれたのだと思います。あやめ横丁の名のいわれはネタバレになるので書きませんが、思いがけないところにありました。いい意味でエンターテイメント性が高く楽しんで一気に読める作品です。 | ||||
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紀藤慎之介は旗本の三男坊。笠原家の跡取り娘 七緒の婿にと、とんとん拍子に整った祝言の席でこともあろうか花嫁を略奪された。手に手を取って逃げていく相手の男に逆上し斬ってしまった慎之介。その直後自害した七緒。笠原家は閉門、やがて断絶へ。残された父親が慎之介に刺客を放ち家臣らも路頭に迷うと逆恨みし浪人を雇い慎之介を亡き者にと躍起になる。慎之介は町屋に身を隠すことに。転々と居を変え最後に辿り着いたのがあやめ横丁。深く幅広の堀に囲まれたここには何ともいわくありげな人々が住まっていた。世話になる岡っ引きの権蔵の娘、お侠な伊呂波に素町人の暮らしを教えてもらいながら、いつ帰れるのか、はたまた三男坊の自分に帰る場所があるのかと思い煩いながらも手習い所の先生をし子供らと親しみ、横丁に住む人々と交わっていくと次第に横丁の様子が分ってくる。昼と夜で人格が変わる貸本屋のお駒。にぎりめし一つで母親を殺めた新吉。兄弟子のいじめに耐えられず包丁を振り回し板場を血の海にした幸助。首斬り浅右衛門の弟子の文之進。どうにもここは花のあやめではなく人を殺めた者が送られてくるところらしい。そしてついに最強の追手が迫り横丁の人々の手を借りながらあやめ稲荷の抜け穴へ・・・。 | ||||
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読み進むにつれ、頭の中にあやめ横丁の地図が構築されて行く。 物語が箱庭の中で展開されているような楽しさを味わえた。 市井を描く宇江佐小説の中でも秀逸の一作。 | ||||
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宇江佐 真理さんの作品をちらほら読んでいますが やはり、市井ものがいい。 この作品はご本人も言われていましたが、 すこしファンタジックな設定ではあります。が、 その、「救い」こそが粋だと思いました。 これは、ぜひ読んでほしい作品です。 あと、できれば横丁の人々の姿をもっともっと見ていたかったです。 だから、4つにしました。 最後に、「いろは」のおきゃんなところにぐっときました。 | ||||
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「あめふりのにわっとり」「ほめきざかり」「ぼっとり新造」「半夏生」「雷の病」「あさがら婆」「そっと申せばぎゃっと申す」「おっこちきる」「あとみよそわか」「六段目」の10編の短編が連なり、ひとつの長編となっている。 慎之介と権蔵・おたつとその娘・伊呂波とのふれあいを中心に、あやめ横丁の人々の物語が悲しくも、それでいて温かく連なっていく。伊呂波との恋の行方は?そして、「あやめ横丁」に込められた思い。 「六段目」が、物語を最後に引締め、筆者の上手さを感じさせる。出す作品毎にますますその筆運びに磨きがかかる。おすすめの本であり、おすすめの作者である。 これから『深尾くれない』(新潮社)を読むのが楽しみ。 | ||||
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