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夜鳴きめし屋



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜鳴きめし屋
夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)

夜鳴きめし屋の評価: 4.47/5点 レビュー 32件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.47pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 1~20 1/2ページ
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No.27:
(4pt)

めしや屋稼業としては出だし作品

解説を読んでこの作品に前作『ひょうたん』があることを知り大至急購入注文をした。
全体には非常に面白かった。
3話の深川贔屓では本所と深川の境界線がどこであるかの議論が大変興味を引いた。
この時代ではっきり境界が分からなかったことが実際にあったのだろうか。
一般文学通算2718作品目の感想。202301/31 13:40
夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)より
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No.26:
(5pt)

ああ

音松夫婦も好きだったけれど、でもこの親子3人が幸せに暮らすその暮らしぶりの続きが、もっともっと読みたかった…
返す返す無念です
一冊読み終わる度に、大好きな大好きな宇江佐真里さんのご冥福をお祈りしています
夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)より
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No.25:
(5pt)

お鈴音松の息子のその後

ネタバレを含みます

『ひょうたん』を読んだのが随分前なので、「芝居の幕が好きだった父が母に無理を言って作らせた半纏」が出てくるまで、続編と気付いていませんでした。
そうかぁ、長五郎の両親はあのお鈴と音松で、二人は亡くなったのかぁ…。
もちろん寂しい気持ちはありますが、あの物語の後も彼らの人生は続き、そして全うしたのだと思えて感慨深いです。
宇江佐先生の作品らしい美味しそうな料理と登場人物が魅力的でした。
個人的には特に増川姐さんと長松母子、おしのさんが好きです。

本編はとても面白いのですが、解説は随分とんちんかんだと思いました。
「相川は別の騒動も巻き起こすのである」は恐らく浦田の騒動だと思われますし、
「手元不如意なのにツケの支払いを求められたり、国許に武家の嫁としては完璧な妻がいるのに吉原の遊女に惚れてしまう相川の苦悩」はツケの支払いを求められたのは相川で遊女に惚れたのは浦田なので、
相川と浦田の武士2人が完全にごっちゃになっています。
夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)より
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No.24:
(5pt)

完結してすっきり

短編集で有りつつ一冊で一つの物語が紡がれ、江戸の庶民の生活がよく分かる話でした。読み応えが有りました。
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No.23:
(5pt)

仕事に対し誠実な取り組みに好感が持てる

前向きに一生懸命な姿がいい。また、女性へも純真な考え方が素晴らしい。
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No.22:
(5pt)

ひょうたんの続編

成長した長五郎がまぶしい。宇江佐真理さんの作品は、江戸庶民の生活がリアルの描かれていて懐かしさを感じます。
何より、最後がハッピーエンドで泣けましたよ
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No.21:
(5pt)

深夜食堂江戸版

滋味豊かな連作集でした。
 ときどき、無性に時代小説が読みたくなってまとめ買いするのだけれど、たまたまその中に入っていた1冊でした。
 市井ものの王道を行く作風で、じんわりと暖かくなるようなお話しでした。
 これは、続編が読みたいね。
 幸いなことに前作「ひょうたん」は未読なので、さっそく注文しました。
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No.20:
(5pt)

泣けました

著者の本を年月を遡りながら読んでいますが、切なくて泣けたのは「君を乗せる舟」に続いて2冊目です。
でも、「君を乗せる舟」と違い、ハッピーエンドだったので、最後には良かったなという涙になりました。
どんな仕事でも、一生懸命がんばることを彼女はいつも教えてくれます。
前作のひょうたんを読んでいなくても大丈夫ですよ。
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No.19:
(4pt)

解説だけがすごく残念。。

宇江佐真理さんの作品、「ひょうたん」から2作続けてですが、はじめて読みました。
江戸下町を舞台にした人情譚。とても、心が温まる、沁みる物語で、すごく良かったです。
今更ですが、これから、もっと宇江佐真理さんの他の作品も読んでいきたいと思いました。

他の方も書いておられますが、解説が本当に残念です。物語の余韻が一気にぶち壊し…この解説の人、ちゃんと作品読んでないですね。
私の読んだのは、2014年の文庫本初版ですが、最新の版は差し替えられているのでしょうか?
解説者も編集者も、プロとしてあり得ない失態です。読者にも作者にも本当に失礼。
物語がとても良かったので、すごく腹が立ってしまいました。
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No.18:
(5pt)

う~ん、やっぱりいいなぁ・・

宇江佐さんの描く深川芸者はきれがよく、男前で女でも憧れるかっこよさがある。長五郎に対するみさ吉の意地の張り様も、女の私には自分の事のようによくわかる。いまさら、お前さんに頼る気なんざない・・と強がりながら、心の中ではすがりついて抱き留めてほしいのが女心なのだ。ひょうたんの頃から代が変わって、息子達の時代の話だが、現実では二世代を生き直す事はなく、これは小説の中ならではの楽しみだ。また町人の世界、しかも夜通し営業の居酒めし屋という舞台に、浦田というちょっと異質の武士がアクセントとしてよくきいいていると感じた。

ちょっと、違和感を感じたのは解説の中の武士の名は相川ではなく、浦田の間違いでは?解説として本になるまでには沢山の目も通っているだろうに、なぜ?作品そのものは大変面白く読んだので、蛇足ですが・・・
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No.17:
(5pt)

はかない人生・・されど温かい・・

「ひょうたん」の続編という事で続けて読みましたが、こういう形式(全編から時間がだいぶ経った世界が描かれている)の続編って、目新しかったです。そして主人公に対しては親心でずっとハラハラ、やきもきしながら読み進めました。はよ、しあわせになってぇな・・と。私も前編でお付き合いしちゃったからか、主人公に対して、あんたの親の友達よって感じなのなのかな?
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No.16:
(4pt)

仕事の後ちょいと腹ごしらえ

読んだ後に清々しい気持ちになりました。個人的に自分の実家がある為、浅草・本所・深川辺りを舞台にした、特に食べ物絡みの時代小説は私の好みです。特にこのお話は殺しや大きな事件などが起きるわけではないので、まるで江戸の人の日常を覗き見ているような気分を味わえて、嫌な現代社会のしがらみを読書中のひと時だけでも忘れることができます。

読み終わって1つだけ後悔したことは、本作が『ひょうたん』の続編だったということ。『ひょうたん』は長らくAmazonの欲しいものリストに入れたっきり、すっかり読んだ気でいたのだけれども、実際には読んでいなかったことを後になって気づきました。

とは言っても、親世代の話と息子世代の話、と世代が違う話なのでネタばれなどもなく後からでも十分、『ひょうたん』を楽しむことができそうです。これから読もうとしている方はご注意を!!

それにしてもやっぱり気心の知れた店で仕事の後ちょいと腹ごしらえしながら馴染みに相談したり意見したり、って言う公式には憧れます。お裾分けしあったり・・・。家族同士も知り合いでなんでもお見通し・・・。自分にもそんな場所、あったらいいなぁ。江戸時代の人間関係ってなんとも暖かなぁ、とつくづく感じました。
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No.15:
(5pt)

ふっくらとした読後感に浸っています

宇江佐真理さんの本のすべてを読んだわけではありませんが、これまで読んだ作品は
ほとんどの作品を好ましく思っています。
しばらく宇江佐さんから遠ざかっていたのですけど、書店で立ち読みしていると、ずんずん
引き込まれそうになりましたので、買いました。
宇江佐さんの描く人情味が、私は好きです。
登場人物それぞれが、懸命に生きて、幸せを見出していってほしいです。
おしのさんは悲しい結末が待っていましたが、ひっそりとしたおしのさんの存在は、ほかの
人たちには大きかったのではないかと思います。
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No.14:
(4pt)

いつもと同じでも、良い

同じようなパターンであるが、安定感があり、期待を裏切らない作品と思う。
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No.13:
(5pt)

心に沁みます

本屋さんで書店員さんの手書きのポップを添えて並べてあったのが目について購入しました。

作者の本は初めてで、当然のことながら本作の前作にあたる「ひょうたん」も読んでいませんが、面白く一気に読みました。

古道具屋を営んでいた父親が亡くなり、独り遺された母親を心配して奉公を止めて戻ってきた主人公長五郎ですが、古道具屋の経営は上手くいかず、料理上手な母親の助けを得ながらめし屋を開業、母親から料理を教わって何とか独り立ちができるくらいになった頃に母親が亡くなって独りでめし屋の親父をやることになった、というのが大まかな背景事情です。親父と言っても長五郎はまだ30前。憎からず想っていたものの事情が許さず離ればなれになって他の男性に嫁いだ女性が、嫁いだ男性が亡くなって、息子共々家を追い出されて今は芸者をしているとのこと、また長五郎はその女性とは10年前にたった一度きり契りを交わしただけなのですが、息子というのはそのときにできた子供かもしれないとのことで、長五郎は大いに悩みます。長五郎と女性、息子、そしてめし屋に現れる様々なお客が織りなす心温まる人情話が展開されていきます。長五郎と女性・息子との結末は如何に・・・?

とても暖かい気持ちになることのできる一冊で、間違いなくお勧めできると想います。
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No.12:
(5pt)

とっても感動的でした。

この小説には人のぬくもりと情愛を感じます。私たちが失いかけている思いやりの心が全編を通じて語られており、いつもながら感動しました。
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No.11:
(5pt)

文句なく、面白いです

前作「ひょうたん」を未読でも、十分楽しめます。
誰にでも、自信を持って薦められる一冊だと思います。

難を挙げるなら、巻末の解説。
作中に登場する武家の相川と浦田を完全に混同して書いていて、なんとも間の抜けた解説となってしまっています。
こういうのは、解説者がしっかり読み込んでから書くのは当然として、編集者もちゃんとチェックすべきではと思います。
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No.10:
(4pt)

性根の良い人々の、心遣いの集まり

出てくる人みんなが「気ぃ遣い」で、それ故のすれ違いにもどかしく思いながらも、大団円で閉じる「定番時代人情モノ」の要素がみっちり入っている感じです。時代物はこうでなきゃ、を外しません。
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No.9:
(4pt)

男の遠慮と女の意地の物語かな?

夕方から朝方まで開いている夜鳴きめし屋。
そのめし屋の主と主が若い頃好きだった芸者との関わり合いを中心にして、
めし屋を訪れる様々な稼業の客達に纏わる話とを静かに絡めながら物語は坦々と流れて行きます。
男の遠慮と女の意地が二人の間の溝を深め子供の心を傷つけてしまいます。
二人が素直になったとき幸せがおとずれます。子は鎹ですね。
宇江佐真理は揺れ動く男女の愛情の機微を描くのが上手いと思います。
夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)より
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No.8:
(5pt)

酒と酒の肴が欲しくなる

あー、物語はこう続くのね。。。。と
感心しながら あっという間に読み終えてしまいました
酒の匂いや食事の湯気が伝わるようでした
江戸の人々と 上手い酒や上手い酒の肴を一緒に食べたような
気分になりました
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