詩的私的ジャック

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評判

詩的私的ジャックの評価:

3.79/5点 レビュー 38件。 C ランク

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平均点3.79pt

Amazonレビュー一覧

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全48件 41〜48 3/3ページ
No.8
(4pt)

題名がいい

 これまた、けっこうまともなミステリ。 読んでるうちにキャラにどんどん愛着がわいてくる。キャラ造形がめちゃくちゃ上手いです。
詩的私的ジャック (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 詩的私的ジャック (講談社文庫)より
4062647060
No.7
(4pt)

また…密室。

犀川&萌絵シリーズの第4弾。過去の3作もそうだったが、またしても、密室の謎を巡る推理が物語の中心になっている。やや、マンネリ気味か。いい加減、違った種類のトリックも読んでみたい。ただ、本書でも、森の人物造詣は巧みであり、思わず、「ニヤリ」としてしまうようなキザな台詞もいい感じで決まっている。ロックコンサートの描写は迫力があって、なかなか読ませるという感じ。作中で、展開される、推理小説における密室の定義を巡る議論も、興味深く、面白かった。本作に、前作『笑わない数学者』の天王寺翔蔵に匹敵する、魅力ある登場人物がいなかったために、星ひとつマイナスで、この評価。 
詩的私的ジャック (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 詩的私的ジャック (講談社文庫)より
4062647060
No.6
(4pt)

アホらしくない密室とは?

森博嗣は密室ものが相当好きなようで、本作も密室ものです。しかし、彼はまた密室もののアホらしさというものもよくわかっています。密室殺人というのは本来自殺に見せかける為に発明された殺人方法ですが、それだけではすぐにネタに詰まるので、推理小説には明らかに殺人事件なのに密室が構成されていることが多いです。しかし、犯人は一体なんの為にわざわざ現場を密室にするのでしょう?そんな暇があったらアリバイ作りに精を出す方がよっぽど賢いのです。この密室のアホらしさに対する回答として、ある作家は「犯人は別に密室にしようと思ったわけではなく、偶然密室になってしまった」という作品を書きました。森博嗣はこの問題にまた別の回答を寄せているのですが、こちらの回答はかなり気が利いています。確かにこれなら“必然性のある密室”が成り立つのです。この人はやはり頭がいいですね。
詩的私的ジャック (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 詩的私的ジャック (講談社文庫)より
4062647060
No.5
(5pt)

森式『切り裂きジャック』

1997年リリース。S&Mシリーズの第4作。いつも併記されている英題の『Jack the Poetical Private』(この副題がカッコイイんだけど(●^o^●))は『Jack the Ripper(切り裂きジャック)』をもじっているのは間違いの無いところだろう。つまり本作は森式『切り裂きジャック』だ。なんとなく主人公と尾崎豊とダブった。そしていつものように、いくつもいくつもいいセリフが出てくる。(●^o^●)本作で一番感心したのは建築学科専攻から見た既存の密室についてのコメント。建築を知らないヤツが考える密室だというセリフだ。確かに。島田荘司の『斜め屋敷』とか建築基準法を超越してるものなぁ、おそらく土木事務所がOK出さないか、違法建築だろう。逆に本作で登場する3つの密室はすごく建築学科的で面白い(●^o^●)。もうひとつ。国枝助手がますますいい味出してる。萌絵に言う『じゃあ、中国まで行ったら・・・私なら行くよ。』のセリフがたまらなく好きだ。(●^o^●)
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4062647060
No.4
(5pt)

S&Mシリーズは、初めて読みました

 S&Mシリーズは、初めて読みました。 事件そのものやトリックより、コンピューターで書かれた様な、しかし耽美的で「詩的」な文章や個性的なキャラや様々な考察(事件もそうだが、思想や哲学、もちろん数学的な事も)が、とても面白いです。 犯人の理解できない動機、解説でフェミニズムについて考察されている点(森ミステリーは、「こんな見方もできるんだ」と私は思った)、探偵役の犀川が事件に対して冷めている所... 他の作家とは違う森博嗣のオリジナリティーが有ると思います。 この本は、タイドル通り「詩的私的ジャック」です。
詩的私的ジャック (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 詩的私的ジャック (講談社文庫)より
4062647060
No.3
(5pt)

本格かというと、、、。

私はこのシリーズが大好きなので勿論これもおすすめです。友人にも読んでもらったのですが、友人はこの殺人事件の動機がどこかハッキリしなくて少し考えるとも言っていました。ここでお話をばらしてしまう訳にはいかないでのこれ以上の言及は避けますが、私はもうとにかくこの犀川&萌絵シリーズが大好きなのでおすすめします。事件も勿論んですが、その背景で展開される犀川先生と萌絵ちゃんの関係も私は注目できるものだと思います。この二人の関係の点も、私がこの作品に惹き付けられる要因の一つです。
詩的私的ジャック (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 詩的私的ジャック (講談社文庫)より
4062647060
No.2
(4pt)

翻弄される快感

なかなかにスピード感のある展開、魅力的な登場人物、最後まで一気に読んでしまいました。ここに出てくる「密室」は、森博嗣流の「密室」へのアンチテーゼのようにも感じられます。途中で犯人がわかる読者も沢山いると思いますが、”殺人計画”を考え出した森博嗣氏の頭の良さには改めて驚かされます。そして最後の方に出てくるある登場人物の告白は、あまりに切なくて、読み終わった後もしばらくジーンとなってしまいました・・・。
詩的私的ジャック (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 詩的私的ジャック (講談社文庫)より
4062647060
No.1
(5pt)

結構楽しめました。

今まで読んだ森博嗣さんの作品の中で一番おもしろいと思いました。森博嗣さんの作品は筆者ご自身が某N大学(笑)助教授ということでわりと大学のキャンパスを舞台にした作品が多く(登場人物も大学生や大学関係の人が多い)私も大学生ということで、内容が日常に近く書いてある文章を映像化しやすいので楽しく読めます。
詩的私的ジャック (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 詩的私的ジャック (講談社文庫)より
4062647060