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ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人の評価: 3.33/5点 レビュー 112件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全51件 41~51 3/3ページ
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No.11:
(4pt)

タイミング重視だった?

この時期にこのようなミステリーが出てくることが驚きで、しかも意外と面白かった。
結構辛口の評価が多いですけどその気持ちも分からないではないですが、事件のシチュエーションは個人的には好きなパターンです。同窓会、成人してそれぞれの人生を送っている。その中からメガヒットの漫画家が出現、それに群がる元同級生たち、思い出と現在の各々の立場の織り成す人生模様と事件・・・好きですね。
コロナ禍騒ぎでない社会状況に戻してもう一度書き直されても面白いかなと思います。
これはこれで、ここまで書けますか??という驚きも評価してます。
ミステリーとしては星3つ、時代性評価で星1つプラス。
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No.10:
(5pt)

めっちゃ美本でした

開けた瞬間、新刊を頼んだかと思った。それ位、キレイでした、東野圭吾の新しいキャラにも大注目してます!コロナ禍にある世の中なんで読んでいて不思議な気分
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No.9:
(4pt)

面白いと思います。

面白く一気に読み終えた。
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No.8:
(4pt)

最後に情報が出すぎですね

東野圭吾ファンですが、正直本作は期待外れでした。

最後に沢山の情報が出てきており、そこに辿り着くまでは推理のしようがないのでは?と思いました。

あと、他の作品は大どんでん返しで、えー!!!と驚くことが多いですが、本作はそこまでではありませんでした。

とはいえ、どんどん引き込まれる内容になっており、そこはさすが東野圭吾だと思いました。
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No.7:
(5pt)

古典的探偵推理小説

犯人は誰か、その動機は何か、を明らかにしていく古典的探偵推理小説である。最近はこのような小説が少なく、今回の作品は非常に面白く感じた。探偵の高すぎる能力を批判するコメントも散見されるが、ホームズにしろポワロにしろ超人的能力の持ち主ではなかったか。この小説を批判する人は古典的探偵推理小説を読まない方がよいと思う。
ところで、描かれた人物像から犯人はこの人だろう、「ドラえもん」「のび太」に例えたことから動機はこうじゃないか、解決編の前に予想したがおおよそその通りだった。「金田一少年の事件簿」の犯人がまったくわからない能力の私が真相にたどりついてしまったことがやや不満である。
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No.6:
(5pt)

徹夜本!

他の方々のレビューを拝見し、低評価の方も多いですが、私としては本作品は非常に面白く、徹夜本でした!最後の最後まで犯人は全く読者には分かりません。武史と真世のコンビは最高です!!
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No.5:
(5pt)

読みやすくおもしろい

ネタバレありです、未読の方は読まないでください。

あまり深く考えずに最後までスーっと読めておもしろかったです。
私はこの叔父さん、好きですよ。
サムライ•ゼン時代に何が起きたのでしょうか。
シリーズ化して彼の過去を掘り下げてほしいです。

犯人役と探偵役に仕掛けが張り巡らされている点についてはちょっとわからなかったです。
どなたか教えてください!
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No.4:
(4pt)

これ、シリーズ化するつもりなんですか?

最近いろいろな変化球が多い中、正統的な謎解きミステリーに仕上がっています。こうした謎解きミステリーでは、あまり自分でいろいろと先が見えてしまったり事件の大筋に拘わるような行動力を示したりしない進行役と少し癖があるけれども鋭い謎解き役が協同して事件の解決に当たっていくというのが、いわば最も正統的でかつ読者にとっても分かりやすくて楽しめる構成で、言うまでもなくシャーロック・ホームズもので確立され、その後多くの作家がアレンジしながらも踏襲してきた作法です。この物語でも、進行役の真世が被害者の一人娘であること、探偵役の武史が被害者の弟でしかも以前有名な手品師だったいうアレンジ以外はこうした正統路線を踏襲しています。

 もう一つが複数の物語を絡まるように進行させるというやり方で、これはハードボイルドなどで用いられる手法ですね。ここはハードボイルド論を述べる場ではないので論じませんが、この物語でいえば真世が婚約者との間に明らかにされないわだかまりを抱えていることです。主筋の謎がとける時点でスルリと絡まっていた謎がとける、またもっと見事なのが一見脇役の謎に思われていたような方が解けると主筋の謎の解決にも繋がっていくというもので、チャンドラーの『The long good-bye』などがどうしてあれ程の名作かというと、この後者に当たるからですね。ところが本作品では主筋の謎が解かれたことが、真世の抱えるもう一つの謎の解決の出発点になっていることで、読者はちょっと戸惑います。真世が持ち前の冷静さでこの問題に正面から向き合う場を武史が設定したのだから、問題は解決するだろうという暗示なのか、それともこの物語には続編が書かれる予定なのか、読者は戸惑うのではないでしょうか。この神尾武史という探偵役、これからもいろいろと活躍できそうなキャラですので、もしかすると作者はシリーズものを考えているのかも知れません。

 とにかくさすがの安定感が感じられる小説です。時間のある方は手に取ってご覧になることをお勧めします。
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No.3:
(4pt)

新しい探偵役に期待

元マジシャンの叔父が、姪の父、つまり自分の兄が殺害された謎に挑む。ヒロインの真世と叔父のやりとりが軽妙で愉快なのだが、殺害されたのが身内であるからもっと深刻になるはずだ。その辺りを認めることができるかどうかでこの作品の評価は変わってくると思う。
 探偵役が元マジシャンなので、相手の気をそらしたり感情を読み取ったりするすべに長けている。ジェフリー・ディーヴァーのキャサリン・ダンスのように。ただ、アメリカで成功したはずの叔父がなぜ日本でバーを経営しているのか、また、警察の行動や思考に詳しいのはなぜなのか、という疑問には答えてくれない。シリーズ化されるのならば別だが、そうでないのならこのまま消化不良に終わることになる。その点でマイナス1ポイント。それでも、新しい探偵像を提示した作者には敬意を表したい。
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No.2:
(5pt)

ミステリーに人間心理の綾を掛けた物語りでは、他の追従を許さない東野圭吾の傑作

東野圭吾さんの小説の半分以上は読んでいる読者ですが、この小説は、ガリレオシリーズの中でも
『容疑者Xの献身』であったり、『新参者』などの加賀恭一郎シリーズ全般の系譜を継ぎ、
単なる謎解きではなく、そこに至る過程で、なぜそのような事件が起こったのか、起きてしまった
のかという人間心理を巧みにかつ丁寧に描いた、私の中では、これぞ「東野圭吾の真骨頂!」と
いうべきものでした。

ネタバレにならないようぼかしたレビューになりますが、舞台回しは被害者の娘が担っています。
ですが、この本の真の主人公は、元マジシャンである被害者の弟で、彼が繰り出す「会話のテク
ニック」に驚き、魅了されること間違いありません。

そのままを引用するのは避けますが、たとえば見知らぬ若い女性を褒めるときに、「犬(猫)が
好きだそうですね」であったり、「料理が得意だそうですね」と言えば、当たる確率は高いし、
もし違ったとしてそう言われて悪い気がする人はいない、というような、なるほど!と膝を打つ
ような描写がたくさん出てきます。

また、謎解きを進めるこの真の主人公以外に、東野さん独特の世界観である、登場人物ごとの
慎ましやかな世界の中で起こっている出来事。それはコロナ禍における在宅勤務でお互いの神経を
すり減らすことになってしまった夫婦の話、売れっ子漫画家とその親友だった男の子の友情物語、
何より、物語の進行役である被害者の娘と婚約者の心のすれ違い様など、人間はこんな些細な
一歩が足りないだけで悲劇を生んでしまうんだな、確かにそんなことってあるよなと、思わず
感情移入してしまうストーリーがいくつも描かれています。

真の主人公である被害者の弟は、「俺がしているのは推理じゃなくて人間の行動パターンを追って
いるだけだ」と謙遜しますが、洞察力に富む人のすごみや、人間心理の機微をわかることの大切さを
つくづく感じる本でした。

小難しいことを書きましたが、読後感はいいです。
東野圭吾さんの本流を知りたい方にはお勧めの本です!
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No.1:
(5pt)

コロナ時代の人間関係を反映させた新ミステリー

コロナ禍でリモートワークが当たり前になった状況がうまく作品シチュエーションに反映されていて面白い。
リモートワークにより、都会での社会生活を持ちながら、密を避けて地元に生活の拠点を置くことが可能になったので、
地元の人間関係と都会での社会生活を両立させることができるような時代になった。
そんな時代特有の人間関係で成り立つシチュエーションが秀逸。
神尾武史のアクの強いキャラクターも良い。続編が出たら是非読みたい。
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