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ナイト・エージェント
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ナイト・エージェントの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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FBIピーター&ローズが恐怖の流れの中で相棒となる。そしてロシアのスパイ網との壮絶な戦いに巻き込まれてゆく。007顔負けのタフさで難局を突破する2人は・・・。作者が仕掛ける、権力世界の不気味さと、ノンストップアクションに、まんまとやられました。 | ||||
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面白くて一気読みしました。 | ||||
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一気に読み進めたくなった | ||||
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この本、何気なく購入しましたが、分厚いにも関わらずどんどん読み進みあっという間に読み終えてしまいました。 どうか迄までこの先続きますように、と祈りながら読みましたが、とうとう終わってしまいました。 読んでいる間中、まるでテレビでビデオを見ているように映像が頭の中に広がり、なのできっとどんどん読み進んでいったのだと思います。 これはアメリカンドラマが好きな人にはとてもお勧めの作品です。 | ||||
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冒険小説の時代は終焉したのだと、嫌でも感じさせられる現在のエンタメ小説界で、少数ながら頑張っている作家たちは今も確かにいるのだけれど、かつてのスパイもの、国際謀略ものといった国家レベルの大スケールのものは少なく、巨大犯罪組織とりわけ南米の麻薬ビジネスや、暴力的宗教団体などをテーマにしたスリラーがトレンドになっている気がする。 本書は、そういう意味では昔懐かしい米露間の諜報合戦や、国家的裏切り行為を扱った少し古典的な冒険小説と言える気がする。政府中枢部内での汚職かつスパイ行為に巻き込まれ、知られざる危機に見舞われるホワイトハウスを舞台に、深夜番の若きエージェントが奔走するという、いわゆる今風ではないような、かつての胸躍る国際冒険小説を思わせるスリリングなエンタメ作品である。 裏切りの疑いで世を去った父の汚名を持つごく普通の目立たない主人公ピーター。彼は鳴ることのない緊急電話の深夜番、という閑職に追いやられている。ところがある夜、一本の緊急電話がついに届く、というところから物語はスタートする。叔父夫婦を殺され、この一本の緊急電話に救いを求めた女性ローズ。そのローズを救い出そうと逃走し、真相究明に奔走するピーター。物語は豪快にスタートする。 ロシア側から送られている凄腕の殺し屋を描くページも読まされつつ、はらはらドキドキの危険なシーンや、血なまぐさいアクションを重ねつつ、ホワイトハウス内に潜む悪を探り出すプロットが、幾重にも交錯する大掛かりなエンターテインメント小説となっている。 逆に言えばこの手の作品は、かつて冒険小説の時代には当たり前のものであったのに、今はめっきり減ってしまったタイプの物語なのである。今更ながらこういう世界に晒されてみると、無論自分の本の趣向が変化したという要素があるにせよ、相当に貴重なものに思えてくる。 トランプ政権の時代に出版された本とは言え、本書内の政権は現実とはかなり異なるセッティングになっている。大統領も、特にトランプをモデルにしてはいない。ある意味、別次元の世界観で描かれた、大法螺の小説と、言ってしまえばそれまでだが、その大法螺あればこその大仕掛けなトリックと、そこから派生するアクションの数々を楽しめるノンストップ・スリラーなのである。 手放しで楽しんで頂けるこういう別次元のスリルとサスペンスもたまには読みたい。本書を手に、是非、文句なしのアクションとスリルの世界に飛び込んでみて頂きたい。 | ||||
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好きな作家たちが絶賛しているので期待したが…、こういう売り口上は当てにならないものだ。 読む前は、タイトルからやり手のプロフェッショナルなかっこいい主人公をイメージしていた。まぁこの素人くさい自分探しの段階にある青年でもいいのだが。 舞台背景は壮大で、米ロの大統領については当時の実物とダブるところがあり、あながちフィクションではないような印象を抱いた。しかしその割に内容はさほどおもしろいと思えず。文章は全体的に冗長だし、真相を解明していく過程で根拠が薄弱だと感じた点があり、読んでいて次第に冷めていった。 翻訳がひどかった。登場人物のセリフが「~する?」「~した?」と、語尾を略した不快な話し方(実際に読むとわかる)。おそらくこの翻訳家はくせのある自分の口語をここでも使用しているのだろう。加えて、何十回も「~なはず」が繰り返される。読んでいて嫌気がさした。非常に語彙が乏しい。……翻訳家も選ばないとならない。 | ||||
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ホワイトハウスの地下で気長に待つ緊急の電話番、電話を受けた主人公ピーターは訓練を受けた捜査員。その電話をしてきた一般人のローズの行動が異色過ぎ(苦笑) 展開が速いため一気読みしました。 ただ時系列が曖昧なため、一連の出来事が四十八時間中に起きた?と、いうより4・5日過ぎてる感覚に陥って........? その部分が星一つ少ないかな ホワイトハウスの内部やロシア間問題が垣間見れた作品。 | ||||
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「ナイト・エージェント "The Night Agent"」(マシュー・クワーク ハーパーBOOKS)を読み終えました。忘れていましたが、作者は「The 500」(2012年 ハヤカワ・ポケット・ミステリ)がデビュー作でした。タイトルだけを見ると、ル・カレの「ナイト・マネジャー」を想起してしまいましたが、舞台は全篇ほぼワシントンD.C.。 FBI局員のピーターは、1年近く電話が鳴るのを待ち構えています。ホワイトハウスの危機管理室に詰め、或る緊急番号に掛かってくる電話を確実に上司に取り次ぐことが彼の任務です。そして、その日が訪れます。ピーターは、ローズという若い女性からの電話によって叔父夫婦の家で銃撃犯に襲われ、切迫した状況の中、その叔父から教えられた合言葉と伝言を伝えられることになります。「ナイト・アクション」、オスプレイ?赤の台帳? その電話がピーターを、ローズを国家レベルでの陰謀の最中へと巻き込んでいきます。そして叔父夫婦を殺されたローズは、自分自身もまたその危険を察知し、ピーターに助けを求め、二人は行動を共にし、度重なる逃亡と戦いを繰り広げていきます。いつものようにストーリーを語るのはこのぐらいにしたいと思いますが、ヒラリーにもトランプにも付きまとった「ロシア疑惑」が脳内を掠め去るかもしれません。 前半は、映画「ジェイソン・ボーン」を見るかの如き<ページ・ターナー>としてアクセル全開でしたが、中盤以降少し失速します。その理由は、スパイ・スリラー特有のあるファクターの謎が早めに明かされてしまうことに起因しているような気がします。また、言ってしまうとディミトリというロシアのアサシンが登場しますが、あまり脅威だとは感じられなかった。にもかかわらず、私の評価が少し高過ぎるとするならば、スリラーとしての評価以上に「米国」を切り盛りするワシントンD.C.という街をつぶさに見つめる作者の視点がステディであること、物語が決着し、(舞台が一瞬バージニア州西部のシェナンドー・バレーに移行する)エピローグと呼べるラスト3章を読むに至り、<Covid-19>というパンデミックに晒され、大統領選挙によってもたらされた「米国」の無秩序と混乱を眺めさせられている現在、(私は二大政党のどちらの側にも与するつもりはありませんが)大統領が持つべき大義、責務、正しい行いがいかになされるべきなのかを考えさせてくれたことをその評価に加えてしまったからかもしれませんね。それは、2018/12月に読んだ「大統領失踪」(ジェイムズ・パタースン&ビル・クリントン)以来のことだと思います。 (スティーヴィー・ワンダーのある楽曲の存在もまた、とても効果的でした。) ロシアのアサシン・ディミトリは、作品中、目立たない男(グレイマン)として描写されています。それでは明日からになるかと思いますが、「真正」のグレイマンに会いに行くことにしましょう(笑) | ||||
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