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烏に単は似合わない
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烏に単は似合わないの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.04pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全297件 141~160 8/15ページ
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| タイトルに惹かれて買いましたが思ったより…でした まだ1/3くらいしか読んでませんが… | ||||
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| 本屋の推し方と知人の勧めで購入。楽しみに読み始めたら初っ端から日本語が拙い...。「~れば、〇〇」が多すぎるし、表現に工夫がなく、美しい文体でもない。 架空の世界観の中に平安のあれこれを当たり前のように放り込んでくるのも雑に感じる。 大学生時代の作品ということで、文章が拙くてもストーリー展開に魅力があるかもと頑張って読み進めたが、登場人物のキャラが浅く、メインの姫たちは頭の悪い言動が目立って魅力を感じられない。 山場の展開やどんでん返しも、どこかで見たようなパターンで、残念だった。 読了後になおモヤモヤするのは、鳥形が卑しいもののように扱われている価値観。そのわりに若宮が姫君たちを前に転身して見せている。「金烏」の判断や山内の成り立ちから考えても、鳥形にこそ価値がおかれてもいいように思うのだけど。有事の際、天変地異が起きたときなど転身できたほうが身も守りやすいのでは…。なぜ「人型」こそ高貴という世界になったのか。 また「八咫烏」たちが築く文化にもう少し烏らしさを入れられなかったのだろうか。姫君たちが平安貴族と同じように香合わせで競ったり和楽器を演奏したりしていたけれど、なぜ平安文化をそのまま使うんだろう。仮に山内が平安時代のどこかに存在する国だとしても、「人間」の文化や「人型」をよしとして自分たちの独自の価値観を磨いていないことに疑問を覚える。 | ||||
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| 面白くないなと思うミステリも、残り20ページくらいのどんでん返しで面白くなることもあるので、我慢して読んだのですが…面白くなかった…。 時代物ののわりにラノベに近い文章で宮廷の重厚感が伝わらない。 世界観は作り込んでいるはずがあんまり生きてない。 読者を騙すようなミステリを描くには全く技量が足りなかったとしか言いようがありません。 本作だけでなくシリーズで読むと面白いという意見もありますが…十二国記や上橋菜穂子氏作品は1冊だけで面白いじゃないですか… 賞をとったというのは読了後に知りましたが、松本清張氏に失礼極まりない作品ですね。 | ||||
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| 私は単純に女性向けの恋愛あり小説のつもりで読んだので、批評的なことを言うつもりはありませんが、読後感最悪でした。 素直に最初に出てきた視点人物の女性の目線で読んでいた人であれば、必ずショックを受ける展開になっていて、かぐや姫の映画やアナ雪のように、そういう女性への攻撃性のようなものが背後にあるとしか思えませんでした。気味が悪い。 賞をとったそうですが、作者と同じタイプが選考したのでしょうか。 読まなければよかった、そう思わせる小説でした。 試し読みで普通の少女小説だと思われた方には絶対におすすめしません。やめておいた方がいいです。 完全においてけぼりでした。 作者の拗らせた内面にけじめがつかない限りまた同じような胸の悪さを味あわされそうなので、この作者そのものも二度と読みません。 | ||||
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| 歯切れのわるいリズムを、慣れるまで頑張って読んで、それぞれの姫に感情移入してきたとこで、突然の瓦解。 東宮による怒濤の弾劾。 無知で無垢すぎる事への救いのない糾弾。 この探偵ばりの謎解きシーンと、読者を欺くばかりのどんでん返しが見ものなのでしょうが、読んでいて不快でした。この意外性だけが松本清張賞の所以なのかなぁ……。 …… 確かに、無害を装って人を欺く女性ならば、読者の誰もが不快に思うでしょう。しかし、この突然糾弾を始める皇子の言動には、もやもやとしかしないのです…。あせびと一緒に、感情移入した自分までも傷つけられた気がするのです…。 フェアだと思っていたレースが、出来レースだったことにも、愕然。 無知でいたらない部分を極悪のようにせめられることも、恐ろしい。 というか、そもそもですが。 本人も無罪だと信じているのに教唆犯的なこの罪はなりたつの? あせびが有罪の根拠が、『気がつかないはずないよね?そんなに馬鹿じゃないよね?』とかいう不遜際まりない主観でいいの? ここに、一番ついていけませんでした。 とにもかくにも、過去の名作が いかにすごかったかが、逆にわかる作品。 読者の予想を超え、かつ、謎解きシーンで素直に納得できる絶妙な伏線をはり、登場人物を魅力を与え、さらにカタルシスを与えるなんて、十二国記や獣の奏者、西の魔女、いかに凄かったのかを再認識しました。 | ||||
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| 浜辺美波さんが紹介されてたので、買ってみました。とっても感動しました! | ||||
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| 可愛らしくて天然な女の人が大嫌いなんだろうなということだけはひしひしと伝わってきました。 彼女を犯人にすること自体は面白いと思えました。 でも本当に彼女が100%悪いわけではないのに極悪人みたいな書かれ方でげんなり。 作者の好みはエピローグが一番色濃いです。作者自身の、可愛いだけの女の人が嫌いだという思いが最後のセリフに表れてると思います。 | ||||
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| 友人に勧められたのでなければ途中で捨てていただろう。なんか読んだことがあるなあ、でもそれよりつまらない。源氏物語、十二国記…。八咫烏が天狗と取引してるという下りを読んでついには『カラスのパンやさん』と『だるまちゃんとてんぐちゃん』まで思い出しちゃった。描き方が中途半端でどの世界も作り出せてない。その上「アセビのように、無邪気に」性差別的役割分担と身分差別的役割分担に何の疑いも持たない作者…。それから、蘇芳と赤と紅は違う色なのではないか?未消化な知ったかぶりの言葉が次々出てくるのにもイライラする。松本清張が泣いてるんじゃないの? | ||||
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| 和風ファンタジー風な表紙と帯につられて購入。 最後の最後でどんでん返しがあるとの事でワクワクしながら読み進んでいきました。 設定や情景描写は割りと好きな部類に入りります。 言葉遣いや言動云々はまぁ純粋な人じゃなくて烏だしな…と言う事で受け入れるも、冒頭部のゆったりした和やかな雰囲気からの、ラスト周辺の猛スピードで解決編に突入した所は追いつけなかった人も多い様子で…。 そうきたかー、と思いつつミステリーとして読むならば★1ですね。モヤモヤする点も多かったです。 | ||||
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| 読みましたが、、登場人物の誰にも感情移入できず、最後に出てくる主人公?も特に魅力的ではなかったです。最後やっと出てきた主人公が、何を考えてるかわからない、ただ冷たいだけの人物に思えて、残念でした。最後は意外な展開だけど、いいほうじゃなくて、嫌な方へ裏切られるような感じです。長い話なのに、ここまで読んで、がっかり。 他の人物も、いまいち魅力的じゃないし、話が進むほど、人物像が微妙に変わって、気になってしまいました。 お后を選ぶというのも、何でその人物を選んだのか、説得力がなくて、納得出来る部分がない。。ただもやもやするだけ。。 それから、人物の話し方が、ばらばらで気になりました。平安時代のような設定だけど、出だしから、登場人物の女性は昔風に話しているのに、父親は現代の人のような軽い話し方で、戸惑いました。途中も、人の態度や、言葉そのままが、現代っぽく。。 後、どういった世界なのか、どういった人々がいて、人間なのか、烏なのか?どう違うの?と、ほとんど説明ないので、よくわからないです。 | ||||
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| 評判の作家さんだとは知らず、幻想的な表紙に惹かれてつい、kindleポチリ。 まさかこんな結果になるとは驚きの展開。 大変面白く、気づくと最後まで一気読みしてました。 1時間半ほどで読み切ったと思います。 歴史ファンタジーだけど、ふわふわしたところのない、切れ味の良いテンポで、読みやすいです。 あんまり書くとネタバレになっちゃうのでこの辺で。 シリーズものらしいので、続けて読んでみようと思います。 ここ最近自分の読んだ中で、一番の良作だったので☆5。 | ||||
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| 自分的には面白かった。 各家の思惑を内に秘めた姫達による女の戦いからサスペンスまでエンタメとしては良い出来だと思いました。 事前情報抜きで読み始めましたが、後半の怒涛のどんでん返しも楽しかった。 2巻以降も読んでみたい | ||||
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| 言葉が出てこないけど、なんというか雅でした。面白かったです。 | ||||
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| シリーズ一冊目、「烏に単は似合わない」を読了しました。結論から言うと、大変面白かったです。 ただ他のレビューの通りオススメ出来ない点も多々あったので、何がどう面白かったか、この場をお借りして説明したいと思います。 まず、日本語の拙さはなかなか深刻でした。特に謎解きの鍵となる場面で間違った日本語を使われると、それが気になってストーリーが頭に入ってこなくなります。私はこれが原因で、何度か放棄しそうになりました。 次に、序盤の人物描写が気持ち悪かった。 世間知らずを極めたようなお姫様、盲目的な世話係、典型的なイジメっ子に、格好良い(と思われる)ヒーロー。何の前提知識もなく読み始めた私は、早々にギブアップしそうになり、改めてアマゾンのレビュー欄に逃げて来ました。少なくとも、大絶賛の後書き書評よりは参考になると思ったので!そしてこの酷評の嵐。大半のミステリファンと違わず天の邪鬼の私は、逆に興味が湧きました。 中盤から雰囲気が変わる、ハイファンタジーという言葉に騙されるな、二作目からが面白い。これらの応援(?)を胸に、何度も挫折しそうになりながら、ようやく中盤までたどり着き、そこからぐいぐいと物語に引き込まれていきました。 このお話のすごい所は、ファンタジー要素を抜いたとしてもミステリとして成立する点だと思います。前半から中盤にかけて世界観が説明され、着々と伏線が張られてゆきます。まるで実験のように丁寧に手順を守って物語を構築し、化学反応させ、最後にそうだったのか、と読者を納得させる。 何度も挫折しそうになりながらも読み終える事が出来た理由は、ミステリとしての骨組みがしっかりしていたから、何のトリックもなく、真面目にミステリをしていたからに他なりません。二十数年前に初めて綾辻先生のご本を読んだときのような、初々しい驚きをこの本は与えてくれました。 勿論、先に述べたような未熟な点も多々あります。今のご時世面白い本は溢れていて、お財布と時間と相談の上決めるのが最善かと思います。 この感想が少しでもお役に立てれば幸いです。 | ||||
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| 数年前に冒頭だけ読んで、前評判であったハイファンタジーとは程遠い描写に挫折。その後レビューを見たところふわふわとした少女小説とは一線を画する結末が待っていそうだったので、最後まで読み終えてみましたが……結論としては全て中途半端だなと感じました。 少女マンガのヒロインを裏切るような結末部分が松本清張賞に選ばれたんだろうなという気はするのですが、いかんせん重要人物に全然感情移入ができず、「だからどうした」感が強いです。その中でも特に若宮がひどい。自分は散々女性陣を試したり裏で調べるようなことをしてドヤ顔で俺には俺のやり方がある、俺の時代はこうなんだ、と主張して無双していくわけだけど、作者がトリックにこだわるあまりそこに至るまでの若宮の人物像が描かれていなく、全く感情移入できない。かといって真のヒロインである浜木綿に感情移入できたのかというと、途中からあからさまなアゲ発言・行動が多くて、感情移入する前にあぁ、こことくっつけさせようとしてるんだな……と言うのが見えてしまって興ざめに。 文章自体はとても上手なので、巻数を重ねるにつれて上達していくんだろうなとは思いますし、2巻以降が本番という話も見ますが、私はこれ以上読むことはないと思います。この若宮が主人公だと思うと、食指が伸びないですね…。 | ||||
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| 松本清張賞がノンジャンルであるのは知っているが、五年前の受賞作が、これかぁ。読後、どっと疲れてため息が漏れる。 先行にレビュアーの評に、そんな感じは得ていたのだが、それでもかつて葉室麟、青山文平、横山秀夫などを輩出したエンタティンメント小説の登竜門としてはいささか、稚拙な作品に思えた。 先行レビューたちはファンタジーライトノベル系でもないし、ミステリーでもないと書き込んでいるが、それ以前にこれは小説なのか? | ||||
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| 玉依姫まで読みましたが、読み進むほど面白いと思います。ただ、烏に単は似合わないは最後極端すぎて少しモヤモヤが残るかも知れません。ですがそれ以降の巻はそこまで無理矢理というか突然には展開が変わらない&キャラクターが魅力的ですし、読むと烏に単は似合わないは実によく考えられていたんだと後に分かりますから、星5です。 | ||||
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| ごく最近手にとって3巻の半ばまで読了。 読み進めるほどに、文体、世界設定、構成すべてにおいて 十二国記との類似性を感じてしまう。 オマージュと明かにしているならまだしも ご本人は影響を受けた作家として小野不由美をあげていない。 阿部智里さんやら。それでいいの? 後ろめたさはない? 若い。若さゆえの執筆への意欲は伝わる。でも、未熟すぎる。 文体、設定が「大好きな作家さん」のつぎはぎで、 パクリ元を隠しきれていない。パロディ、同人誌の粋。 小野不由美の初期から読み続けてきた。 1991年の「魔性の子」発表当時は、とにかく面食らった。 すごいものを世に出したな…と。最終局面にある十二国記が 休筆中に、この作品が「十二国記に並ぶ!」として売り出されたことが 許しがたい。文藝春秋は恥ずかしくないのか? 小野不由美の新刊を待つ新潮社は臍をかんでいるのでは、と思う。 | ||||
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| 古代神話や王朝文化をイメージさせる細かい設定、四人の姫と東西南北四家の政争とが絡み合って、という話の基礎は面白い。姫たちの華やかな衣装や移り変わる四季の景観も美しい。そこへ不穏な事件が起こって、という展開も引き込まれる。 だが、急転直下の解決編が、なんともキツネにつままれたような読後感を覚えた。途中、伏線がわかりやすくうまく散りばめられており、それを回収する手際が読後の爽快感につながるはずで、確かにきっちり回収してくれるんだけれど、いきなり出てきたコナンがまとめて片づけちゃって、真実は一つ!とかドヤ顔されてもなあ、という印象で、大胆というよりは雑。 「探偵」役の人物像が前置きとして描かれず、「犯人」役はただ生まれついての悪女でした、といった感じで、それが仕掛けだとしても、今まで読まされてきたのは一体なんだったのか、とすっきりしない。 登場人物が八咫烏というファンタジー設定も、生きていないような。 後半の展開さえ違っていれば、評価はもっと高かった。世界観は魅力的なので、次巻はとりあえず読んでみたい。 | ||||
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| 人間とは違う烏が住む世界の話・・・のはずだが、その世界観を活かしていないなと思った。 キャラクターはほとんど人と同じ思考と行動だし、住む世界も平安か中国っぽい慣習と造形。 言葉遊びレベルで鳥っぽい表現が出てくるのみ。 特にこの巻で舞台になっている後宮の出来事は、別にキャラが八咫烏でなくても話がつながるものばかり。 中盤本気で烏の設定を忘れて読んでいた。 人物のバリエーションも物語のスケールもコンパクトになるので、舞台のチョイスを失敗している気がした。 あと他の方も言っているが、最後の最後で出てくる若宮の言葉づかいと態度が尊大すぎてまったく共感できず。 さらに読み手にヒントも出さず、この人物が実は○○、というのを後半何度もやられて楽しくなかった。 ミステリーとしてはまったく面白くなかった。少女向けのファンタジーとしてはありかもしれない。 といっても十二国記などの方が数段面白いけど。 | ||||
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