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烏に単は似合わない
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烏に単は似合わないの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.04pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全297件 41~60 3/15ページ
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| この作品は、長く続く八咫烏シリーズの序章であるという事を忘れてはいけません。第二弾「烏は主を選ばない」では、この作品で語られなかった、あの人があの時何をしていたのか、が語られる作品となっています。なぜあの人が姫を目の前にそんな態度を取ったのか知りたくありませんか?それを知るためには本作を読む必要があると思います。 八咫烏シリーズは狭く広大な世界を舞台に描かれる物語であると思います。この作品が気に入らなかったからと言って第二弾を読まないのは非常にもったいないです。 | ||||
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| 平安朝風ファンタジーのようでもであり、ドロドロした女の戦いを描いた作品のようでもあり、その中に純愛要素があるのかとも思わせつつ、途中からミステリの様相を呈する作品。 全部が融合していればすごい作品と言えるのだろうけど、全部が中途半端になってしまっている。 まずファンタジーとして、作り込みがとても甘い。一例として、平安風の姫君が江戸の廓言葉を使っていたりして、全然高貴な雰囲気ではない。そういう箇所があちこち見られる。ファンタジーだからいいでしょ、とは言えない。ファンタジーとは「異世界を楽しむ」のが大きな目的のはずで、ファンタジー世界なりのリアリティや一貫性を大事に作り上げてぼしい。ノリで何でもありの世界にしてしまっては意味がない(ハリーポッターにジェット機やパソコンが登場したら台無しになるだろう)。 女の戦いや純愛(?)も、対象となる若宮の性格が悪い(ギャップもなく、ただ悪い)ので、そちらもあまり楽しめない。ミステリー要素もとても中途半端(そのへんは他のレビューでさんざん指摘されているので省略する)。 勝手な印象だが、最初は姫君たちのドロドロや恋心、家を背負わされる悲しさ、みたいな話で描き始めて、それだけでは最後まで引っ張るのか難しく、ストーリー性が欲しくなってミステリー要素を加えた、というように見える。読書経験が豊富な人であればあるほど、粗が目につく作品だと思う。 デビュー作で、しかも欲張りすきた内容なので、仕方ないとは思う。賞を獲ったりシリーズ化、漫画化されたりと、おそらく出版側の都合で、内容以上に注目度が高くなってしまって損をしている作品かもしれない。 | ||||
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| キンドルのお勧めにでてきてたので、特に何の先入観もなしに読んでみましたが、テンポがよい物語です。 ところどころに伏線があってそれが回収されると思いきや、いい意味で期待を裏切る回収のされかたを最後にされました。 しかし、主人公だと思っていた人物が実は観相の段階でアウトだったとは、最後で鳥肌が立ちました。信じられないものを見たという気持ちです。 他の方が書いているような低い評価というのは、松本清張という看板が大きすぎたのではないでしょうか。そういう先入観なしに、看板を外して読めば、全くひどい物語でもなく、普通に楽しくどきどきしながら読めます。きっと出版社のほうで大風呂敷をひろげすぎて、それのせいで、つられたと思っている人たちが多いのでしょう。 いずれにせよ、一読して損はしないです。 | ||||
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| 作画は最高。 大和和紀のあさきゆめみしを思い出す。 が肝心の話が酷すぎる。 平安権力闘争モノか?と思って読んでいったらファンタジー味のミステリらしい。 四人の姫を一人ずつ掘り下げした後に、最終章で若宮がバーロー探偵の如く出てきて、あせび断罪のネタ明かしが始まる。 話長い。 柔らかいタッチで描かれるあせびはサイコパスっぷりが際立って良かったけど。 ミステリならネタ明かしで多少なりともスッキリすると思うのに読み進めれば進めるほど胸焼けしか起こらない。 この話だとオリジナルのファンタジー設定の必要性をほとんど感じない。 素材自体は悪くないのに、作者の煮込み方が悪すぎて生煮えになってる。 自分は無理だった。 | ||||
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| ミスリードでアッと言わせるストーリー展開で、ミステリものとして楽しめました。 先入観とか相手の表面だけみてもニンゲンはわからないということなのかなぁとしみじみ考えたりして。 女性の生き方についても様々尊重してくれる作品だなとも感じました。 ストーリーも絵もかなり好きです。 また1〜4巻まで一気に読んだのですが、それが良かったのかもしれません。 恋愛漫画としてあせびに感情移入して読むと大変でしょうね。 私は1巻からあせびの周りに頼りまくりで努力をしていないのに周りから好かれていくのが疑問で、全く感情移入ができなかったので、この展開はむしろすとんと受け入れられました。 | ||||
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| 無料で読めるマンガアプリで楽しんでいましたが、原作を読みたくなり購入。 私には人の顔がどれも似ていて分かりづらかった漫画より、全てにおいて描写が鮮明で細部にわたり描かれている原作の方が気に入りました。 | ||||
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| この話が作者か20歳の時に書かれた物として意識読めば良くかけていると思う。ただやはりタイトルにも書いた通り話の構成という点では話の結末で今まで何も伏線にもしていないような場所からワラワラと新しい話が湧いて出ていて、読者視点からは雑な結末を見せられたと思うのはしょうがないかなと。 でも今後の作者の成長に期待ができると私は感じたのでとりあえずは全ての話を読んでから総合的に評価したいと思いました。 | ||||
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| お姫様たちの印象が二転三転して(うわ〜)となった。最後、いい方向に向かって良かったな。 | ||||
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| あせびに感情移入しちゃってたから最初は無いわ~と思ったけど、 しばらくするとこれはこれでアリかなと思えるように。 あせびって引いた目線で見れば まんま悪役令嬢転生モノに出てくる主人公ちゃんだし。 | ||||
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| 四巻くらいだしさっくり読みたいなあと購入。いやーーー4巻で一気に話が動く爽快感はあるものの、結末が怖すぎる。しかも、設定はファンタジーながら人間の描写はめちゃくちゃリアルで。 大奥とか、ドロドロ人間ドラマが楽しめる方にはおすすめ。そういう方には☆5の作品かと。 私は時代劇やハリウッド的なハッピーエンド展開が好きなので、星3つで… | ||||
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| 『松本清張賞』という賞名を聞き、本格推理や社会派推理小説を期待すると裏切られる確率は高いように思う。 教養のない人間が表現すると「なんちゃって平安時代ファンタジー」といった印象。 ジャンルとしてはファンタジーとミステリーの合の子だろうか。 コミカライズ版の作画は素晴らしく、かつ原作にはない(もしかすると続刊にあるのかもしれないが)挿話がある分感情移入がしやすく、小説版より印象が良い。 【良い点】 ・若い読者に受けそうな設定 著者が20歳時の作品であり、流石に表現力がややつたない印象ではあるが、源氏物語等を思い起こさせる四季の館、四人の美姫たち、色鮮やかな衣装や薫物合わせなどの貴族文化、孤高の若宮など、少女心をくすぐる要素が惜しみなく詰め込まれているので、若い女性には受けやすい作風だと思う。 ・「女の子」な四人の姫様たち 好みが分かれるとは思うが、貴族の姫君というには普通の女の子のような等身大の感情を持った姫君たちなので、我々庶民階級の人間には共感しやすいのかもと思う。 仮にも大貴族の娘や従者ならこのような振る舞いはしまい、という描写が散見されるが、逆を言えばがちがちの階級社会で完成された姫君達の迂遠で難解なやり取りは読者を選んでしまうかもしれない。 若くなければ書けない感性だな、と思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以下ネタバレありのレビュー 【悪い点】 ・アンフェアなところ フェアかフェアでないかで言えば、かなりフェアではない。独自設定や情報を後付けで、終盤になってから提示するのは好みが分かれる。むろん読者にも幅があり、【作中でしっかり情報を与え、読者が推理できるようにすべき】という層もいれば【後付けであれ違和感のあった個所が謎解きされていく快感があればよい】という層もいるので、後者であれば何の問題もないのだけれども。 ・重要な人物について情報不足なところ シリーズもの、かつ途中まで視点人物が『もの知らず』のあせびなので仕方ないが、若宮や某姫君のエピソードが不足している。続巻を読めば解消される可能性があるが、これが不足気味であるがゆえに本来最も興味や好感を得るべき人物に目がいかない。 ・終盤の推理が憶測や強引な部分が多く、浜木綿と若宮に都合がよすぎる点 続刊を読めばわかるかもしれないが、若宮が何をしていたかが見えてこないので終盤の推理が唐突かつ印象論に感じる。 全体的に浜木綿を『誇り高く後ろ暗い所のない女性』と描きたかったのは分かるが、描き方がうまくなく、周囲に汚れ役を押し付けたり、やたら持ち上げる描写が目立つため事実というよりは贔屓に感じる。 勿論推理を展開するのが若宮である以上、自分と自分の思い人である浜木綿寄りの目線になってしまうのは自然ではある。が、恐らく著者は若宮を『感情より理性で物事を処理する頭の切れる男性』と描きたいのだろうから、もう少しそれらしく描いてほしかった。 ・あせびについて 純粋そうな女の子が、実はとても腹黒く、無害そうな顔で他人をいいように操る――個人的には大変好み。 良い点の方に書こうか迷ったが、共感していたはずのほのぼのとした物語が『自分にとって都合の良い部分しか見ないが故に成立した、あせびの中にしかない物語』となってしまう展開は、人は選ぶものの良い構想。 だからこそ、推理が強引な点が残念でならない。この構想を活かすには、若宮の推理が妥当かつ公平で、かつあせびの歪んだ人間性や巧妙な手口(本作では稚拙な印象)を、もっと深く丁寧に描いてほしかった。そうすれば、『浜木綿と若宮の為の強引なストーリー』とは感じなかったかもしれない。 嫌な言い方をすれば、あせびの妄想ストーリーから浜木綿か若宮の妄想ストーリーへと切り替わったかのような印象で勿体ない。 ・教養や品格を感じられない人物が多い 良い点で少し触れたが、身分や階級にリアリティーが感じられない。以下ある程度列挙するが細かい点を挙げればきりがない。 ・四家は対等であるにもかかわらず他家の姫を公の場で嘲笑したり罵倒する侍女。 ・浮雲に仕えていたはずなのにあせびに必要な知識をろくに与えられていないうごぎ。 ・十二にもなるのに羽衣も知らない藤波の宮。 ・文を独占し、自分だけが返信すれば若宮にどう推察されるかも想像できないあせび(手口がうまくない)。 ・家の期待を一身に背負って入内を目指したはずな のに『冷たい若宮』を見限りその場で浜木綿の侍女となってしまう真赭の薄。 (若宮のプロポーズの言葉は敢えて口にするまでもない貴族男性のありふれた主張であり、それをわざわざ主張する方もそれに動揺する方もどちらも貴族に染まり切ってない印象を受ける) ・いくら錯乱中であったとしても性的接触もまるでないのに『妊娠してる』などとゆさぶりをかける若宮と、それにひっかかってしまう白珠。 ・いくら若宮を遠ざけるためとはいえあまりにも貴族女性として品がない言動の浜木綿。 ・階級意識に一貫性がないため、推理の論拠に『こういうならわしだ』と言った事を言われてもいまいち説得力に欠ける。 庶民感覚がある貴族は一般受けしやすいため、親しみやすさや共感しやすさは感じるかもしれないが私の肌には合わなかった。 ・鳥形は恥ずかしいのか誇らしいのか 若宮が後継者となりえた理由が本物の金鳥だからなのに、『一度でも鳥形になるなんて宮烏ではない』と言わせるのが微妙に感じた。 普通の鳥でない金鳥は全くの別物だから良いのか? 読み込みが足らないのかもしれないが、身分制度と同様一貫性がないように思われた。 【まとめ】 描きたかった構想は大変に素晴らしく、若い女性にしか書けない世界観・キャラクター(そう、人物ではなく『キャラクター』である)には魅力がある。 人が烏になるというファンタジー要素がなければ成立しない展開なども、地味で現実的な小説ばかりよんだ人間には新鮮に見えると思う。 が、描きたかったものを描くだけの筆力が足りてない印象であり、もう少し描きたいものを減らし、整理して書いてもよかったのではないかと思う。 特に階級社会や人物像、世界の設定や描写が甘く、ラノベや少女小説としては映えるものの、松本清張の緻密さや十二国記の重厚さ、リアリティーと並べてしまうと見劣りがする。 帯や広告は大抵大袈裟なものが多いが、20歳の著者に掲げるには気の毒な広告表現に感じた(ついでに言えば推理物で『予想を裏切る』とか『どんでん返し』と書くのはもう少し控えた方がよいのではないだろうか? かなりの確率で叙述トリックや信用できない語り手を疑ってしまう)。 コミカライズ版は絵の表現力が高く、原作よりも勢いで読ませてくれるので優れているが、やはり原作準拠なので限界はある。 著者の年齢とシリーズものの第一巻であるという点を考慮すれば駄作とまでは言わないが、手放しで褒められる作品ではないように感じた。今後の展開に期待。 | ||||
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| あまりにも最後に新情報が出過ぎてついていけない。こんなの伏線でもなんでもない… 今まで出てこなかった帝弟が出てきて某名探偵ばりにしゃべってくる。わかっていたならあなたが早く出てくればこの事態は防げたのでは? あとシンプルに真ヒロインが好きになれない。男勝り風だけどなんていうか好きになれない感じ。他の姫も性格は悪くないんだし際立って彼女が性格がいいようにも容姿がいいようにも見えないから結局幼馴染という点のみでリードじゃん、とモヤモヤ。とりあえず低評価の方達とお友達になれそう。 | ||||
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| ファンタジー大奥物っぽい秋編の途中までは面白く読めた。 後半の後味の悪さはなかなか。 作者は天然でおっとりしたタイプの女が嫌いで仕方がないらしいけど、「天然おっとりと見せかけて、やはりサイコパスだったか!!」と分かるような描写や伏線が一切ないので、終章の変わりように「???」となった。 女が嫌う天然サイコパス女といえば、まんがグリム童話金瓶梅の李瓶児が秀逸で、李瓶児視点で物語が進むときも、「こいつはやばい女だ・・・」というのが読み手に伝わる。 犯人にされた彼女は、そういう腹黒さがこちらに伝わらなかったので、ただただ無礼な男に暴言をはかれた挙句、作者都合でキャラ変しているようにしか見えず、ぽかんとなった。 2巻以降が面白かったとしても、若宮が主人公な時点で読む気をなくすし、この終わり方でどう続くんだ??と疑問でしかない。 | ||||
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| 読者を馬鹿にしている。作者が恋愛小説を意図していないのはわかったが、それにしても裏切りすぎていると感じた。最後に初出の情報が多過ぎる。文章は華美だが読みやすく前半を面白く読んだせいで余計にラストに腹が立った。悪い意味で意表をつく作品 | ||||
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| が、、、!素晴らしい!!! あせびの君、ヤバいやつとは途中から思ったけどやっぱりヤバいやつだったわ… | ||||
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| 面白かったけど読みにくかったです。 ラストの意外性を狙った作品と言われれば はいそうですかと受け入れるしかないのですが。 なんというか、え、そうだったの?感が強くて 割とついていけない。 最後もそうだけど、ちょくちょく、 え、そうだったの?感が挟まれてて何とも読みにくかったです。 他のサイトで、一貫したテーマがないと書かれていて まあそうかもなあ、だからついていけなかったのか、と思いました。 この作品においては無くて当たり前だったのでしょうけど。 読者をどこに連れてゆくのか、ブラブラさせておいて、という感じ。 若宮も何してたかわからんし。 ぽっと出て全てを掻っ攫っていく感じは 唐突すぎました。 2巻以降は面白いのかな、と思うので とりあえず次を買ってみようと思います。 | ||||
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| 星1つもつけたくない。 まとめ買いするんじゃなかった。 容量がもったいないので電子書籍を削除しました。 | ||||
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| 最終巻まで了読後のレビューです。 最終巻まで読んでこそ、の作品かと思います。途中から「ええっ⁈なに?ナニ?」となりました。 コレを面白いと取るかどうかは読んだ方それぞれかと思いますが、私としては、新しいタイプの作風でとても楽しめました。 最後まで読んで、本のタイトルに納得いたしました。 | ||||
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| 絵はほんとに良いので、 この方の他の作品も読んでみたい。 | ||||
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| 烏に単は似合わない | ||||
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