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烏に単は似合わない
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烏に単は似合わないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.02pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全293件 21~40 2/15ページ
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でもアニメ一期見終わるまでは読まない方がいいと思う。 もともと壮大で面白いファンタジーと評判だったので、いつかまとまった時間ができたら購入して読もうと思っていた作品だったので、購入にためらいがなかったです。 ただアニメは改変はあるものの丁寧に作られていて、アニメのタイトルがシリーズ二巻のほうを採用されているから気づく人がいるかもしれませんが、 シリーズ2巻は1巻と同じ時間軸のことを別の人物視点で描かれた話です。 アニメはこの1巻と2巻、あと補足となる同時間の外伝をまとめたものとなっているみたいです。なので、1巻をさっさと読んでしまうとアニメのネタバレをくらう形になります。 どうせならアニメで、音楽や映像、声優の演技を堪能した方が満足感ありそうです。 私は壮大なファンタジーという評判と思い込みで読んでいたために最後の展開で驚き、「松本清張賞」とはこういうわけだったかと納得しました。 ある種の平安時代劇ぽいドラマが描かれていますが、作者さんが別のところで夢枕獏さんの「陰陽師」の影響を受けているという話をしているので、そこも納得です。 価値観や仕掛けにこの一巻が1番「陰陽師」ぽさを感じましたから、納得の影響です。 だからこそかもしれませんが、現代的な価値観で読むと納得できない人もいるだろうなとは思います。 また最後の仕掛けというか、シリーズ通してこの作者さんが多用している技というかジャンルというかが、そもそもアンフェアとか言われるものなので、そこも本格ミステリ好きにはすすめられないかもしれません。 年取ったりすると、色々なジャンルやトリックあってもいいよねとなってくるとは思いますが。 まあ私も本格ミステリと思って手を出していたらぶちギレてたかもしれませんが。ファンタジーと思ってたらミステリー要素もあったという感じです。 最後の展開もですが、うまく複合要素を絡めているからですが、 パーツやファンタジーとミステリーを絡めただけでいうなら、コバルト文庫やホワイトティーンズなど少女小説にもあり、過去に出た小説と比べ、圧倒的というほどではなく、そこは小説のうまく目にとまるか売れるかは運次第な要素もあります。 この作品使われたパーツというよりは、時代小説、推理小説、ファンタジー、人物劇という要素を複合しており、 その使い方、まとめ方が絶妙でそこもまとめての評価でしょう。 ただのファンタジーと思いこんでいたら裏切られ、ただのミステリーかと思えば見落としをします。 ただの平安時代劇ではありえないことも、人が烏に変化する異世界の歴史であり、 徐々にシリーズで明かされる設定をしっていくと納得できていきます。 読み手の思いこみを作り、利用するのが巧い作品です。 そのあたりが「松本清張賞」というのがピッタリな評価なんだろうなと感じました。 読むと続きが気になり、シリーズに手を出す良作シリーズではあります。つい徹夜して読みました。 | ||||
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なろう原作作品にも面白いものがあるのは重々承知の上で言いますが(実際愛読している作品もありますし)、悪い意味でなろう原作かと思いました。 読んでいて「なんだか和風ハイファンタジーを謳っているわりに浅いなぁ」と思っていたら、内親王の前で他家の姫を堂々と愚弄する女房というありえない描写にドン引きを通り越して困惑。 あせび姫のおっとりぽやぽや世間知らずぶりも行き過ぎていて白々しい。わかる人には冒頭でわかります。あーいるよねこういう人、ハイハイそういう展開ねと白けてしまう。ちっとも意外な結末ではない。 作品のキモとなる部分が最初からあからさまなのは、明らかに作者の実力不足だと思います。読む人によってはミステリのミの字もなくなる話をミステリであるかのように謳わないでほしい。 この作品について正直な感想を某所で述べたところ、コミカライズを勧められたのでそちらも読みました。 コミカライズのほうがまだ絵がきれいで目に楽しく、描写も上手い分楽しめます。小説は伏線の張り方が下手。 最初から馬脚が出てるなぁと思ったところで、この作品における「馬」の意味を思い出してくすっときたことくらいしか笑えるところがありませんでした。 | ||||
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アニメの1話を観てからコミック4巻購入しました。アニメより絵も綺麗で登場人物の設定もわかりやすいので一気に読みました! どの姫が主人公でもよいと思いました わたしは十二国記が好きですが烏シリーズも面白いです | ||||
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個人的な話をします。ご容赦を。 ☆2。勧められて読んだが、まあその人の伝え方が悪かったなと。 「こっちはジャンキーなラーメンを期待してたのに、満漢全席が出てきた」という感じ。 「満漢全席」と喩えたように「評価される作品なのだな」というのは理解できる。しかし、こちらの体調や気分や期待感に合わないと楽しめるものも楽しめない。出会い方も悪ければ、そもそも好みから外れた作品であったと思う。 これが「箸にも棒にもかからないB級品」であれば散々にこきおろしてスッキリできるのだが、(こういうと怒られるだろうが)「変に完成度の高い」ものだったせいで、どうにも発散しきれず気持ち悪い。 ネタバレを避けつつ、少し具体的に触れると、「導入は平凡でつまらん」→「どうも聞いてた感じと違う」→「急展開」→「好きではない展開」→「クライマックス。ドヤ。」という感じ。 ドヤ。というのは悪意がある書き方だが、どうしてもそう感じてしまった。違う違う、すごいけどそうじゃないんだと。 さて、長々と書いて多少は発散できた。公共の場の使い方として不適切であることは申し訳なく思う。 まあ、これが自分で「読みたい!」となって読み始めたものなら、また違った読後感であっただろう。 良い意味でテンプレートから外れた作品であるだけに、主体的に「読みたい」というエンジンが掛かった状態で読むことをオススメする。 | ||||
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読み始めたら、止まりませんよ! 私は外伝含め10冊読んだところ、、、目がかすれる、肩は凝る、家事ができない!!! 読み始める前に相応の覚悟を。 | ||||
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王道の異世界ファンタジー小説です。ただ美しいだけでなく、人間がどんな生き物なのか、いろいろな側面から描かれています。クライマックスに向けて幾重にもどんでん返しがあり、最後まで一気に読まずにはいられない魅力のあるお話です。 | ||||
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知人にすすめられて、なんの前情報もないまま読んでみたら… ラストの展開にびっくりです! 続編も即、買いました! 言いたいことはいろいろありますが、ネタバレになりそうで… | ||||
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松本清張賞受賞作でアニメ化されると知って読んだけど、思っていた以上のファンタジーでびっくり。 ミステリーガチ勢には向かないかも。それでも軽いエンタメ小説だと思えば楽しめると思う。 | ||||
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正室の座を巡って四人の姫が騙しあう漫画 烏という特殊な設定がありながら、本作は本格ミステリもので仕掛けられた謀略の全貌が明らかになってゾッとしました 絵が綺麗で姫様達がみんな可愛いのも魅力です! 自分は真緒様がツンデレしてて好きです | ||||
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読後、もやっとしました。松本清張賞受賞作品という前知識のみでしたので、雅な宮廷の後宮世界とのギャップに???なまま読み進めました。全く違うお話のような後半に戸惑いつつも、楽しく一気に読ませていただきました。続編が沢山有るのは知っていますので、腑に落ちない部分や、読後のモヤつきは今後に期待しています。 | ||||
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最初の語りは実は最後に続きがあるので、ラストの展開はすべて折り込み済みだったのです!みたいな堂々とした後出しジャンケンで、もはや松本清張賞もこの程度かって感じ。 これを賞に選出した文壇も大したことない読解力、ハイファンタジーをバカにしないでほしい。 十二国記や守り人シリーズ、勾玉シリーズのいかに優れていることか、反対に浮き彫りになる点では比較対象としてこれほど低俗なものはない。 伏線もなくいきなりラストに種明かしするの、ほんとしょぼいからやめてほしい。 | ||||
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この作品は、ただのライトノベルや和風ファンタジーではない。その表紙からは想像できない、どんでん返しが用意されている。 友人にそこまで聞いて購入したのにも関わらず、見事にひっくり返されて声を上げてしまったほど、思いがけない展開が待っている。 穏やかで、美しいシーンから始まり、日本では馴染みのある帝に仕える正妻候補の美しい娘たちの確執や挑戦を描く宮中ストーリーに(いま思えば)不穏な要素を絶妙なバランスで散りばめていた。 これを書いた当時作者は学生だったと知って、また更に驚かされた。読めて良かった。 | ||||
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原作も読んだのですが、その時はそこまで面白くなくて、これが江戸川乱歩賞というのは理解できませんでした。当時、作者が若かったというのもあるのでしょうが、読むのがしんどくなるくらいでした。しかし、こうして漫画で読んでみると、面白い! 原作が宝石の原石だったというのもあるでしょうが、漫画家の方の力量の凄さというのもあると思います。素晴らしい表現で描かれていて、結末を知っている自分でも最後まで楽しめました。 | ||||
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文章1つ1つの表現と世界観に引き込まれ、あっという間に読んでしまいました。 読み始めとラストでこんなにも印象の変わった作品は初めてです! 正直わたしの想像していたものとは違い衝撃的で、後味が悪いと思う気持ちもわかりますが、、、 これはこの世界のほんの一部視点です。 いったんシリーズ2作目までそのまま続けて読む事をおすすめします!!! 若宮や側近たちの背景にあった事情や人柄の魅力、山内という世界観が見えてくると、 このシリーズに対してかなり印象が変わるはずです! 1作目だけ読んでリタイヤしてしまっている方のレビューをお見かけしたので、思わずこちらに感想を書きたくなりました。 私は今5作目まで読みましたが、物語の濃さにすっかりはまりました!!まだまだ続きも楽しみです。 | ||||
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この作品を読んで良かったことは、松崎夏未さんの存在を知ったことと、松崎さんの美しい絵や表現を堪能できたことです。 ストーリーに関しては、例の探偵が登場して謎解きを始めるまでは夢中で読んでいましたが、 探偵が登場してからは、色々な面でがっかりしました。 そこまでわかってるのに、何で今まで放っておいた?これほどの状況になったのはこの人の責任も大きいのでは?と思います。 そして、探偵を登場させるまで散々もったいぶったのに、彼の魅力や良いところは全く伝わってきませんでした。 4人のお姫様全員が、この人にはもったいないのでは?とさえ思います。 「烏は主を選ばない」を読まずに、この作品だけで判断するな、という意見もあるのかもしれませんが、 「烏は主を選ばない」を読んでみようと思えるほどには例のキャラクターを好きになれませんでした。 浜木綿さんは、探偵が登場するまでは大好きでしたが、登場してからは、何かもう二人で勝手にやってくれという気持ちになりました。 真赭の薄とあせびの君は好きです。それは最後まで読んでも変わりませんでした。 | ||||
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中盤までは少し気になるところもありつつも、雰囲気のいい和風ファンタジーだなあと入り込んでページをめくっていました。 終盤の種明かしで雰囲気は一変。デウス・エクス・マキナとして登場した若宮が読者の知らない情報で謎解きをしだすというミステリとしても物語としてもどうかと思う荒業をかまし、キャラクターたちが今まで積み上げたものを崩すようにキャラが変わっていく様は見ていられませんでした。私は秋の姫が好きだったんですが、終盤のあるシーンで、私の好きだったあの子はいないんだなと悲しくなりました……。 最終的に作者に優遇されたキャラとひどい扱いをされたキャラの序列がかなりはっきりしていて、「私の好きな女性ランキング」を見せられているよう。長い物語の終わりにみせられたのがそれというのは、ちょっと……。 ピクシブで無料掲載されている素人の作品というなら、思うところもあったけど楽しかったなで終わりましたけど、編集を通した書籍で、しかも著名な賞を受賞した作品でこれはあまりにも残念。 | ||||
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この作品は、長く続く八咫烏シリーズの序章であるという事を忘れてはいけません。第二弾「烏は主を選ばない」では、この作品で語られなかった、あの人があの時何をしていたのか、が語られる作品となっています。なぜあの人が姫を目の前にそんな態度を取ったのか知りたくありませんか?それを知るためには本作を読む必要があると思います。 八咫烏シリーズは狭く広大な世界を舞台に描かれる物語であると思います。この作品が気に入らなかったからと言って第二弾を読まないのは非常にもったいないです。 | ||||
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平安朝風ファンタジーのようでもであり、ドロドロした女の戦いを描いた作品のようでもあり、その中に純愛要素があるのかとも思わせつつ、途中からミステリの様相を呈する作品。 全部が融合していればすごい作品と言えるのだろうけど、全部が中途半端になってしまっている。 まずファンタジーとして、作り込みがとても甘い。一例として、平安風の姫君が江戸の廓言葉を使っていたりして、全然高貴な雰囲気ではない。そういう箇所があちこち見られる。ファンタジーだからいいでしょ、とは言えない。ファンタジーとは「異世界を楽しむ」のが大きな目的のはずで、ファンタジー世界なりのリアリティや一貫性を大事に作り上げてぼしい。ノリで何でもありの世界にしてしまっては意味がない(ハリーポッターにジェット機やパソコンが登場したら台無しになるだろう)。 女の戦いや純愛(?)も、対象となる若宮の性格が悪い(ギャップもなく、ただ悪い)ので、そちらもあまり楽しめない。ミステリー要素もとても中途半端(そのへんは他のレビューでさんざん指摘されているので省略する)。 勝手な印象だが、最初は姫君たちのドロドロや恋心、家を背負わされる悲しさ、みたいな話で描き始めて、それだけでは最後まで引っ張るのか難しく、ストーリー性が欲しくなってミステリー要素を加えた、というように見える。読書経験が豊富な人であればあるほど、粗が目につく作品だと思う。 デビュー作で、しかも欲張りすきた内容なので、仕方ないとは思う。賞を獲ったりシリーズ化、漫画化されたりと、おそらく出版側の都合で、内容以上に注目度が高くなってしまって損をしている作品かもしれない。 | ||||
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キンドルのお勧めにでてきてたので、特に何の先入観もなしに読んでみましたが、テンポがよい物語です。 ところどころに伏線があってそれが回収されると思いきや、いい意味で期待を裏切る回収のされかたを最後にされました。 しかし、主人公だと思っていた人物が実は観相の段階でアウトだったとは、最後で鳥肌が立ちました。信じられないものを見たという気持ちです。 他の方が書いているような低い評価というのは、松本清張という看板が大きすぎたのではないでしょうか。そういう先入観なしに、看板を外して読めば、全くひどい物語でもなく、普通に楽しくどきどきしながら読めます。きっと出版社のほうで大風呂敷をひろげすぎて、それのせいで、つられたと思っている人たちが多いのでしょう。 いずれにせよ、一読して損はしないです。 | ||||
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作画は最高。 大和和紀のあさきゆめみしを思い出す。 が肝心の話が酷すぎる。 平安権力闘争モノか?と思って読んでいったらファンタジー味のミステリらしい。 四人の姫を一人ずつ掘り下げした後に、最終章で若宮がバーロー探偵の如く出てきて、あせび断罪のネタ明かしが始まる。 話長い。 柔らかいタッチで描かれるあせびはサイコパスっぷりが際立って良かったけど。 ミステリならネタ明かしで多少なりともスッキリすると思うのに読み進めれば進めるほど胸焼けしか起こらない。 この話だとオリジナルのファンタジー設定の必要性をほとんど感じない。 素材自体は悪くないのに、作者の煮込み方が悪すぎて生煮えになってる。 自分は無理だった。 | ||||
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