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烏に単は似合わない
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烏に単は似合わないの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.04pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全297件 161~180 9/15ページ
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| ファンタジー風、平安貴族風、恋愛要素、ミステリー風などのたくさんの要素を持つ物語ですが、互いを引き立て合うことなく闇鍋になってしまっています。 それぞれの具材には旨味もあるのですが、調和していないので、読了感としては不快です。引き立てたい要素を選んで取捨選択をすれば、もっと素晴らしい物語になったと思います。 謎の専門用語がやたらと多いのも正直独りよがりに思えます。 表紙の絵は細やかで美しく素晴らしいので、表紙のためだけに星ふたつにしておきます。 | ||||
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| 気に入らない人間の悪口を物語調にした、本意では無いまま愚痴に付き合わされたような感覚。 同時に噂話や体験談など本人の中では盛り上がってノリノリに驚き展開など盛り込むが、 聞いてるこっちは話が見えなくなってくるような感覚。 一人で鼻息荒く探偵になる若宮が一番罪深く感じました。 周りを巻き込み不幸にする物知らずのアホの子、とわかるならもっと手を打てたのでは。 わかっていて野放しにする方が、悪意が無ければ許されると思っている子よりもタチが悪い。 4派閥をぞんざいに扱ってかまわないなら妃選びの茶番など最初から跳ね返せば。 ミステリーとの評価も私は納得できない。 最初から解き明かしの種を仕込ませてるならわかるけど、実はこんなファンタジー設定があったのさ、と探偵タイムでひけらかすのは…。確かに若い作品。そこは20歳よりも若いと思う。 前半の文章自体は大変読みやすかったので★1。 宣伝など周囲の関係者が良くないと思います。読み手にとって物語の評価に作者の若さって必要でしょうか。 その期待値は私には無いです。 今出ているもの、作品や各キャラクター達への思い入れや作り込みなどから感じるその作家の人間性、これらが全てです。 | ||||
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| 和風ファンタジーかと思ったら、ミステリでした。 最後で探偵が出てきて謎解き?です。 読み終わった感想は 「おいおいおい・・・主人公に感情移入させてこれかよ・・・」です。 ここまで読者を置き去りにされると作者の事が嫌いになりますね。 中盤までは良かったし、2巻目以降の評価が良いのを見るに非凡なものはあるのだろうと思います。 ですがこの探偵役が次巻以降も出るのかと思うと、次巻以降を読む気にはなれませんでした。 | ||||
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| ファンタジーものっぽいのに松本清張賞ってどういうこと? と思って読み始め、ラストで納得。 これはファンタジー的世界を舞台にしたミステリーなのですね。 ミステリーとして見れば、あちこちに巧みな伏線が張られていて、ラストで一気に回収されるのは快感かもしれません。 ほかの方のレビューを読むと、続巻を読まないと面白さがわからないようなので、とりあえず判断保留です。 とりあえず続きも読んでみようとおもう程度には面白かったです。 | ||||
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| 低評価が目立つことに、違和感を感じました。そこまでですか??? 私は酒見賢一さんの『後宮小説』の系譜かなと思いつつ読み、十分楽しめました。 ライトノベルにファンタジーのフレーバーをきかせ、ミステリー要素も詰め込んでみました。そんな作品を想像して手にとっていただければ大きく外すことはないでしょう。(『空色勾玉』とか『十二国記』みたいな作品ではないです。「鯛焼き」と「鯛」くらい違います。でも最初から別物だと思って味わえばいいことではないのかなと。だって、どっちもおいしいのだから。) 対象読者は小・中学生くらいからかな。どちらかといえば女子向けな気がします。 この1冊だけでなく、『烏は主を選ばない』(こちらのほうが時系列的には前)、『黄金の烏』と、シリーズを3作目くらいまで読んでみませんか。好き嫌いはどんな本に対してもあることなので、そこまで読んで合わなければ(あるいは、そこまで読み進めることができなければ)その方にはこのシリーズは向いていないかもしれません。 私は、作者の独創・奇想には高い評価をあげたいです。 別な方が『烏は主を選ばない』に高評価を与えていました。同感です(こちらの方がずっと面白かったです)。これと『黄金の烏』を読んで、ああこういう世界なのかと見えてきました。 | ||||
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| 小説を読み終わって不快感でいっぱいになったのは初めてです。 出来れば二度とこのような体験はしたくない。 最初は華やかな情景や衣装が出てくるたびにうっとりしていたのですが、中盤から段々と不穏な空気に・・・ そして若君がド派手に登場したあたりからは、もう酷いものでした。 正直、登場人物で若君が一番嫌いです。悪いな。 | ||||
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| 書店で、美しい扉絵と煽り文句を見て興味を持ち、こちらを見たらひどい評価でした。 で、逆に興味を持って読んでみたら、レビュー通りひどかったです。 世界観は他の方も認めている通り、良かったと思うのですが、やはり人物設定が一貫性がなく、登場人物の誰一人として感情移入できるようなキャラクターがいませんでした。 内親王、お后候補、侍女たちの言葉遣いや、目上の人に対する態度が、読み進んでいくうちに気になってしまい、「いや、これはいくら烏とはいえ、無いでしょう」と言いたくなりました。 一番気に障ったのは、言葉遣いがガサツで、お付きの侍女達もひどかったお姫様。後からの設定があるのなら余計にきちんとしないと逆におかしいでしょう。しかもお姫様は地ですよね? 伏線になるのかしら?と思ったエピソードも別に意味がなかったようだし、最後に「えー、そんなことがあったの?書いてないよね?しかも悪いのはあなたでしょう?」というオチは、あまりにもひどいと感じました。 二作目は本当に面白いのでしょうか?そうだとしても、登場人物の中で一番許せないと思った人が主人公だとしたら読みたいと思えないし、またキャラクターが変わって魅力的になったとしたら、それも嫌だと思います。 こんなに書くつもりはなかったのですが、書き始めたら途中で止まらなくなりました。 これから読む方は十分気を付けて下さいね。 | ||||
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| どんでん返しでミステリ? なんだか、ファンタジーファンとしても面白くないなあという印象でした。 | ||||
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| ミステリーとして読んでも謎解き要素やトリックなども皆無でミステリーの面白さは全く無い駄作。叙述トリックを装うにしても稚拙。 ファンタジーとして読んでも設定を生かしきれない上に(烏になる設定など無くともストーリー上何ら問題ない所などが特に大問題)架空の世界観を裏打ちするだけの説得力のある文章ではないので駄作。 後宮の陰謀渦巻く華やかな歴史物としても人物の言動があまりにも品がなく、設定との解離が酷い。 群像劇としても誰一人として一貫した人生観もない薄っぺらな「キャラクター」でしかないので胸に迫るものも何もない。その為感情移入さえ難しく喜怒哀楽も取って付けたようだなとしか。 作者が二十歳で若いからすごい!みたいな書き方されてますがそれならもっとすごい人居る。 文章が読みにくい訳ではないので変に凝った設定にするよりちゃんとキャラクターを「生かして」動かせるようになれば面白い文も書けるかもしれない。 でも同じ二十のデビューなら彩雲国物語とかの方がよほどおもしろい。 | ||||
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| 読み終わってからAmazonの低評価レビューに片っ端からいいねしました。 本屋がすごい推していたし、同シリーズの作品に荻原規子先生との対談が載っているし、表紙も設定も綺麗で好みだったので、一作品目から買い揃えようかという勢いで購入しました。 理解力は人並みにあるはずなのですが、どうも読みにくい部分があって読み返したり。キャラちょっとブレてない?と思うところもあったり。 でも最初の方は美しい王宮の雰囲気が良かったので、ファンタジーの醍醐味のワクワクや感動を期待しながら読み進めていきました。 しかし中々期待に応えてくれない……おかしい……そのままどんどん進んでいってしまい、あのラストに手酷く裏切られました。勿論悪い意味でです。 王道ファンタジーを期待する人が間違って買わないように、もっとわかりやすい宣伝をして欲しいです。 ミステリなんだと考え直しても、最後に詰め込みすぎじゃないかと思うし、決して小気味いい裏切られ方ではないと思うし、特に巧いとも思いませんでした。「この結末は想像してなかったでしょ?」と言いながらドヤ顔された感じ。 この結末が好きな人は、ファンタジーもミステリーも分かっていないのではないでしょうか。 ハイファンタジー、本格ミステリ、どちらにも当てはまらないと思います。 | ||||
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| 素敵な表紙に一目惚れし、先入観なく読みましたが、数日前の自分に「ガッカリするからその本はやめなさい」と言いたい気分です。 設定はすごくファンタジー感が溢れていて、十二国記などが好きな方なら心惹かれるような世界観。説明に松本清張賞受賞作と書いてなければ、完全にファンタジーかと思ったくらいです。 序盤は恋愛ファンタジー風で進み、中盤でバタバタと大きな事件が起こったかと思うと、終盤で姿を出さなかった若宮がようやく姿を現し事件を解決!序盤の手紙などの小さな出来事は全てミスリードで、主人公と思っていた人物は、実は事件の犯人的中心人物でした!……はい、おしまい。 いやいや、納得出来るわけがないでしょう? 作者は読者を騙してやった!って思っているのかもしれませんが、騙されたという驚きより、置いてけぼりにされたという印象。 今までさんざん感情移入してきたあせびの化けの皮が一気に剥がされ、その上、実は若宮と幼なじみだったという浜木綿が主人公に変わったため、それまであせびに抱いてきた思い入れをどう扱っていいのか分からず、やり場のない感情がもやっと残って非常に不愉快な気持ちでした。 ファンタジーとしてもミステリーとしても中途半端な印象で、上手く話が練られているとしても、オススメではありません。 | ||||
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| 友人から紹介してもらい購入しました。おもしろかったです。シリーズなのでまた読みたいと思います。 | ||||
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| 同シリーズの6巻の書評を読んで、久しぶりに実用書から小説に戻ってみようか、という気になって手に取った1冊。 だが、感想としては他のレビューと重なる部分が多く、星の数は減った。 「悪意さえなければ人を不幸にしてもいい、という考えがまかり通るのは間違っている。」という主張はわかる。むしろ自分がぼんやりタイプで且つ、この愚を犯しがちな人間なので、その姿を顧みなくては、という気持ちにさせられる点について高評価をしたいくらいだ。 だが、この主張に持っていくまでの筆には、私怨私恨が感じられて、不快感が残る。他のレビューにもあったが、その人個人と接したわけではなく、集めた情報だけで、あせびという姫の人格を決めつけ、詰め寄っていくシーン。この姫みたいなタイプなら、そんな風に畳みかけられたら、戸惑って返事だって圧力で誘導されてしまうことを、あせびの「誘導的な善意」を指摘した若宮こそ、心得ているべきではなかったか。この人にも人を責めるほどの度量はない。 見た目や性格では選ばない、と言っておきながら、「あなたのことが嫌いなんだ。」とあせびに言い渡す若宮の判断はどうにも嘘くさい。本当に資質があったらあせびでも選んでいたのか、と問いかけたくなる。 四人の姫の性格が、後半でガラッと変わるという評価については、深く接していくことで見えてきたことかも、と思うこともできるので、そうは思わない。でも、作者の筆で取り上げていく他の三人の姫に寄り添ったような描写は、結局、あせびに表現されるキャラクターをより悪く引き立たせるための、悪意のある描き方に受け取られてもおかしくないものだ。 昔のティーンズ雑誌で「この子は色気で人の彼氏を取るタイプ」「この子は爽やかなキャラを気取って男子に好かれる本当は計算高いタイプ」みたいな特集記事を読んで、げっそりしたことがあったが、それよりは格調が高くて、市民権のある小説と言う形を取ってそれをされた感じがいい印象を与えない。 それでも読んでしまうから、筆力はあると思うけれど、この作品1冊については好きになれない。 | ||||
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| 話の内容は、とーっても面白かったです。 ただ、私はヒロインに感情移入して読んでしまうので、ヒロインだと思っていた女の子が最終的に性格の悪いただの脇役だとわかって、ショックでした(^_^;) 初めから、相手と結ばれてハッピーエンドになる方の彼女が中心に話が進んでいれば、5つ星です。 王道ファンタジーを読みたかったので、推理小説要素は欲しくありませんでした。 | ||||
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| ※ネタバレ含みます あまり小説を読まない、初心者の私にはとても面白く、続きが気になって夜遅くまで読み耽てしまいました。ん?と思えるような文章もありましたが、読みやすいので初心者向けだと思います。 最後まで読んでみて、この作品は登場人物の誰に感情移入するかで評価が異なるのではないかと思います。 私は初めから主人公のように書かれているあせびに感情移入していました。個人的にあせびのような女の子が好きなので、逆に浜木綿はちょっと・・・という感じで最後まで読みました。そのせいで、最後の結末には裏切られたの一言。この遣る瀬無い気持ちは何処へぶつけたらいいのやら。あせびの視点から考えると、若宮さまの登場はまだかな、あの日桜の木の下で出会った若宮さまに早くお会いしたい、と前半は読み手をもどかしく感じさせていたというのに、やっと出てきた後半にはガッカリ。のこのこ現れた若宮が次々と種明かしして、ふむふむなるほど。って感じで読み進めていましたが、今頃現れてどの口が言ってるんだ?と姫達を口撃する彼にはイラっとしました。作者のどんでん返しの狙いなんでしょうが、特にあせびを口撃しているように感じました。わたし(あせび)のこの若宮さまへの気持ちはどこへぶつければいいの?!そしてわたしが一番嫌いな浜木綿が選ばれるなんて。これが浜木綿に感情移入していたのなら、また違った感想を持っていたんでしょうね。 他の方も仰るように、ミスリードに力を入れすぎて、低評価な作品になってしまったんじゃないかなぁ…。普通の後宮恋愛小説として読んでみたかったなぁというのが正直なところです。 でも優しい文章は気に入ったので、続きを購入しました。 【追記】2巻を読み終えて この1巻でこんなものか、と読むのをやめずに、是非2巻目も読んで頂きたいと思いました。1巻での若宮へのイライラは2巻ほぼで解消されると思います。2巻は若宮に焦点を当てたお話なので、2巻を読み終えたあとは1巻を読み直してふむふむ、そうだったのかと納得。 どんな作品にもそれぞれ好き嫌いはあると思うので、この1巻の雰囲気に引き込まれた方は是非2巻購入をお勧めします。 | ||||
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| 一癖どころか、拗らせた性格の登場人物たちが面白かった。 若宮は立場上いろいろと迂回した言動してるけど 結構、素直に初恋を大事にしているな~と微笑ましい | ||||
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| レビューは全部読んだが、要するに期待と違った、読後感が悪い、登場人物に共感できないということらしい。 お前の趣味なんて知らねーよ。出てくる人間が全員善人な「アルプスの少女ハイジ」でも見てなさい。 いい人を描くのは簡単だけどヤな奴、馬鹿な奴を描くのは難しいと思う私は楽しめた。 20歳でこれ書くってすごいじゃん。 | ||||
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| 期待したより、面白さはう~ん 微妙!でも2巻は絶対面白い。2巻のために1巻があるっていうのかな | ||||
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| ダメよ~ダメダメ。 穢れを知らない純真無垢な様を気取った姫。 可愛くて、優しそうに“見える” だけの「あせびの君」が選ばれるんなら、ありがち。 でも、若君は幾分頭のネジが弛んでいるようで、ちょっとあり得ない選択肢をチョイス。 もっと、女の園ならではのどろどろ感を期待していたのに、若干残念な世界観で。 ただの、陰湿なるイジメと、策謀の渦。 本書を途中で、読むことを止めても、第二弾「烏は主を選ばない」は、そこそこ楽しめます。 やはり、当初の予定通りに、第一弾と第二弾を交互に織り交ぜるべきでしたね。 本書で、なぜに受賞できたのか疑問が残る仕上がり。 | ||||
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| 皆さん酷評なので、レビューします。 確かに読み終わったあとショックで少し立ち直るのに時間がかかりました。 「だまされた」と思いました。この報われない気持ちはどうしたら良かったのか・・・と。 読後感は、最悪でした。 でも、元々読みたかったのは5,6作目だったので、そこへ向けて次を読み始めました。この気持ちをどうしてくれるのか?という気持ちもありました。 すると2作以降は全く違うもので、むしろ同じシリーズとは思えず、本当に好みでした。 本巻で裏切られたので、あまり信用せずに読んで、今度は誰が意外な面を持っているのかじっくり考察しながら読みましたが・・・。 4作目まで読み終わって、今では「1作目だけ違うもの・・・?」と感じています。1作目では若宮も全く好きになれなかったし、誰にも共感できなかったです。 2作目からは好きになれる人がたくさんできてよかった。最新作まで読むつもりです。 みなさんほど怒りが生まれなかったのは、図書館で借りて読んでいるからかもしれませんが・・・ | ||||
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