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きたきた捕物帖
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きたきた捕物帖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 61~70 4/4ページ
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宮部みゆきさんの作品が好きで、新しい作品が出版されるたびに追いかけています。 特に時代ものは、宮部みゆきさんの人間に対する目線がとても現れていて、大好きです。 この作品も、作者の人へのあたたかな、それでいて鋭い視線にあふれています。 一読をお勧めします。 | ||||
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図書館の貸し出しがいつになるか判らないので、Amazonではないのですが購 入しました。宮部みゆきさんは年齢も近く好きな作家さんで、特に時代物が 大好きで、ぼんくらとか茂七が三島屋のシリーズが好きです。今回は初めて のシリーズ開始とのことで、作家として油の乗った作品を期待し読みました。 一気に読みましたけど、還暦に近づき初心に戻った作品で虚をつかれました が非常に面白く読み切りましたが、稲荷鮨がいつ出てくるのかと期待してい たら、巻末の登場で少々肩透かしでしたが、連載への布線として期待します。 | ||||
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新作の捕物帖だ。なんで今さら捕物帖?という気もしたが、宮部の新作なら読まざるを得ない。 やはり読んで良かった。そのへんの時代劇とはひと味もふた味も違う。 文庫というのは、小物や本を収納する厚手の紙箱らしい。これが本来の意味なんだろう。 小型の安い本をそう呼ぶのは、後世のことか。初めて知った。 本業は文庫屋の岡っ引き千吉親分が急死した。 下っ端の売り子・北一は、残されたおかみさんの知恵を借りて様々な事件を解決する。 宮部流時代劇の魅力は、現代にも通じそうな人間の業が主題になることだ。ぬるい人情劇ではない。 嫌な人物や吐き気を催す悪意が容赦なく描かれる。後を継いだ万作の女房おたまはぶん殴りたくなる厭らしさだ。弱い立場の人に残酷になる奴は今でもいるからなあ。 短編四篇を収録している。 『ふぐと福笑い』呪いの福笑いがテーマだ。容姿を嘲笑されて自殺した嫁の祟りだという。 超自然系のシリーズかと思ったら、そうでもなかった。 『双六神隠し』不吉な宿場ばかりの双六がある。「おおねつ」「めやみ」「はれもの」・・・ 「かみかくし」に止まった松吉は、本当に行方不明になってしまう。 発端の不気味に惹きつけられ、解決に感心する。構成が秀逸だ。 『だんまり用心棒』謎解きというより、活劇である。痛快だ。 『冥土の花嫁』生まれ変わりは本当にあるのか。おかみさんがひたすらカッコいい一篇。 「本人しか知らないことを知っていた!」というのは、なんの証拠にもならないことがよくわかった。 「昔話を掘り起こすのは簡単だよ」。おっしゃる通りです。 巷に悪意が渦巻こうとも、善意の人々の助力と主人公の活躍で、最後はすっきり勧善懲悪に着地する。 時代推理のお手本のような傑作だ。主人公はもちろんだが、目が見えないのに知識と勘で真相を見通すおかみと第三話から登場するもう一人の「きた」が強烈な印象を残す。 まだ語られていない謎もあるし、帯に書いてあるからシリーズ化するんだろうね。 楽しみが一つ増えた。 | ||||
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Stay Home っつーことで、暇なんで宮部さんの時代物も初期から順に再読していた所でした。「初ものがたり」と「桜ほうさら」に関連かありそうな帯の文言がありますが、少し話がオーバーラップする所がある程度だし、 謎の稲荷寿司屋が実際に出てくる訳では無いので、別物として楽しめます。まーこれからのシリーズの為の初めの一歩ということかな? 文庫が出るまで待っても良かったかも。 | ||||
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新シリーズが始まったのは嬉しいのですが、「ぼんくら」シリーズや「霊験お初捕物控」シリーズの続編を待ち望んでいる身としては、宮部さーん!平四郎やお初のことも忘れないでー!と叫びたくなりました。 今作は、「桜ほうさら」や「初ものがたり」を読んでいると少しお得感がありますが、読んでいなくても問題ありません。 主人公の北一をはじめ、冬木町のおかみさんや喜多次などのキャラクターが魅力的で、それなりに楽しめます。 物語は、宮部さん持ち味の濃さ・エグさ・怪しさを全体的に薄めた感じ。軽く読むには最適ですが、物足りなさも感じます。 ともあれ、これからの「きたきた」お二人に、期待します。 | ||||
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平四郎と弓之助の連載を進めて欲しかったかな、、何故ここで新しい連載?という感覚。ここ数年の宮部作品は、どんどん文体がラノベ化されてきて、初心者向けかもしれないが魔術は囁くの前からのファンとしては透明感とシャープな文体が戻って欲しいところ。三人称1元から一人称に描写の中に混ざるなどの、目に見える雑さがとても残念。初ものがたりから謎の存在である稲荷寿司屋も、既にこじつけ登場的な紐付け感があり、正体を明かすのなら初ものがたりの続編を、茂七親分と紐解きたいところだった、、 | ||||
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内容は未読。 ソフトカバーなんですねえ。 帯を見ると「初ものがたり/完本版」と「桜ほうさら」とに関連するらしい。 まず、部屋の中から当該作を探し出して、読み直さねばならない(笑)。お暇なかたは、どうぞ(^^;)。 | ||||
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「初ものがたり」の稲荷寿司屋台の親父の正体がついにあきらかになるとあって、ファン待望の作品でした。 宮部先生はご自身のことを20世紀と21世紀でちがう作家になっちゃったとおっしゃっていましたが、ここにきて、20世紀の軽妙な作風に戻ってこられたようにも感じました。 三島屋シリーズの重厚さとはまた違う楽しみができました! 北一の若さや瑞々しさは、読後を爽快にさせてくれます。早くも続編が楽しみです。 | ||||
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昨年の 「さよならの儀式」では ついて行けず まだ 読了していません。なんだか 嫌になったというのが 正直な気持ちです。 今度の 「きたきた捕物帖」 、面白かったです。一気に 3時間で読みました。やはり 「宮部みゆき」! | ||||
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一話読むごとにストーリーが膨らんでいって、面白かった! 一気に読みました! 頼りない北一がこれからどんな岡っ引きになっていくのか楽しみだし、 個人的には、おかみさんがいい味出していて、すごく好きです。 『桜ほうさら』や『初ものがたり』の登場人物もちらっちらっと絡まって、ファンとしては嬉しかった。 コロナ禍で、いろいろもやもやしているこんな時だからこそ、人のつながりが温かいお話しで ホッとしましたし、しかもスカッとしました。 | ||||
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