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ムシカ 鎮虫譜



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【この小説が収録されている参考書籍】
ムシカ 鎮虫譜
ムシカ 鎮虫譜 (実業之日本社文庫)

ムシカ 鎮虫譜の評価: 2.78/5点 レビュー 9件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.78pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(2pt)

あまり重箱の隅はつつきたくないけど

瀬戸内海の秘島を舞台にしたパニックホラー&因習もの・・・だけどホラーも因習も中途半端。
物語中盤から突如登場する(序盤から登場の複線自体はあるが)二人組がお笑い担当と名探偵担当でライトノベル的にキャラが立ちすぎて因習にまつわる陰鬱な世界観を破壊しているし、最後の最後まで何者かいまいちわからないまま。何となく他シリーズの主役をゲスト登場させたのかなとも思うけど、この作者の本は初めてなのでその辺はわからない。
なので非常にすっきりしない。
島の虫が一部巨大化しているのに関しても全く説明はない。生物が巨大化する理由に厳密な考証なんか別になくてもいいが、せめて秘密核実験の影響とか有毒廃棄物の影響レベルのトンチキでもいいからつけてほしかった。
とてもすっきりしない。

あと作中の描写を読む限り舞台となる瀬戸内海の島はそれなりの大きさ、実際の島で言うと最低でも伯方の塩で有名な伯方島程度の面積があると思われるが、そのクラスの島が秘島になるだろうか。作者は瀬戸内を未開の海域とでも思っているのだろうか。
ムシカ 鎮虫譜Amazon書評・レビュー:ムシカ 鎮虫譜より
4408537667
No.8:
(4pt)

傍らに音楽を添える読書体験

パニックものが大好きなので内容には満足。
音楽の知識がまったく無かったので作中に出てくる楽器や曲を参考がてらに
youtubeなどで流しながら読んでみると、かなりの没入感が得られた。
耳でも楽しむ読書体験、オススメ。
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4408537667
No.7:
(3pt)

虫虫蟲

とにかく虫パニックが凄い。虫が苦手だとちょっと読むのが辛くなります。
虫パニック+因習+音楽で、意外とこんなに音楽関係しちゃうんだってのが面白かったです。ホラーか、と言われると怖くはないですが、とにかく虫。あと青春もので、色々なものを乗り越えて行くのは読んでいて心地よかったです。
やっぱりこうでないと!
読んだ後味は悪くなく、スッキリして読みやすいです。
奏は他の作品にも出ているキャラなんだろうか。他にあるなら読んでみたいです!
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4408537667
No.6:
(2pt)

これはコミックの原作?

私自身クラシック音楽を仕事にし、昆虫とも親しくしており、ぴったりの本…と購入しましたが、つまらなかった。
ムジカ(音楽)と虫の語呂合わせで思いついたのでしょうが、その先の膨らませかたが安直。

「キャアアアアアア!!」「ひぎぃぃッ」「あーーあああ」「嫌ああああ!」「ぎゃああああああ!!!」見開き2ページでこれだけ出てくるとウンザリですよね。

結構多い登場人物のキャラが描き分けられず、人物が立ってこない。(手書きで「登場人物一覧」を作り、何度見直したことか! せめて登場人物を半分ぐらいに減らせば…。)

高波で転覆したクルーザー…それだけでもドラマになるのに、なんのことはなく、その船は砂浜に打ち上げられるご都合の良さ(転覆した船は漂流するものです)。
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No.5:
(1pt)

これはヒドイ

初めての作家の初めての作品を読了。虫とMUSICA、要はMUSIC=音楽をかけた小説。無人島で虫に襲われ、色んな楽器による音楽で追っ払う。それにしても、これはヒドイ。ホラーというと情けない。マンガに申し訳ないが、売れないコミック。この作者の本は残念ながら、読まないでしょう。
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No.4:
(3pt)

面白い本

家に帰ってきたら猫達におもちゃにされてたので買い直しです
猫の手の届かないところに置くことを教えてくれました
ありがとうございます

内容はミステリーなホラーで楽しかったです
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No.3:
(3pt)

虫パニックホラー

ミステリと思って買って、後でパニックホラーよりの話だと気がついた。いずれにせよ、エンタテインメントとして楽しめた。

〜ネタバレ〜
虫嫌いの人なら怖いと思うのだろうが、描写が淡々としているからか、虫が平気な人にとってはホラーとして読むには怖さが足りない。
探偵役のキャラも悪くはないものの、音大生たちだけで推理して工夫して虫たちの襲来を切りぬけていく話にしたほうが面白くなったのではないかと思う。頭脳明晰なキャラより悩みを抱える音大生たちの活躍をもっと見たかった。
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No.2:
(4pt)

虫パニックと音楽のコラボ作品/おぞましさと優しさ

瀬戸内海の無人島「笛島」に遊びに来た音大生5人の昆虫パニック+サバイバル物語です。カメムシがカ
マキリがスズメバチが人間を襲います。雪のように真っ白な蜘蛛の糸に覆われた景色、からだ中カメムシや
ムカデに包まれた人間、シャリシャリと虫を踏み潰す気味悪さなど、ぞわりと鳥肌が立つような不快さに耐
えながら読み続ける勇気が必要です。
 凶暴化した虫たちを静める音楽とは、島に伝わる伝説や手足笛の謎、或いは人喰いお化けトンネルとは・
・・等、音楽の蘊蓄を交えながら物語は進み、おぞましい雰囲気を醸し出します。虫の嫌いな人は要注意。
 
 九死に一生を得るや絶体絶命が何度も繰り返される点は若干ご都合主義かな。で★一つ減じました。
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4408537667
No.1:
(3pt)

アニメのような

読んでいるうちに、なんか変、と思うようになりました。
わたしは読むときに、頭に実写動画を思い浮かべながら読んでいたので、違和感を覚えたのです。
頭に、実写ではなく、アニメを思い浮かべながら読むようにしたら、違和感は消えました。
小説のところこころにちりばめられたドタバタも、アニメで、登場人物の絵柄ががギャグマンガ調に変化するシーンを思い浮かべると、しっくりきます。
それらは著者の意図したことではないかもしれませんが、少なくともわたしはそう感じました。

物語は、瀬戸内海のある島を舞台に、さまざまの虫・動物に襲われながら、島に伝わる風習の秘密をさぐっていくものです。
ミステリー要素を含んだホラーということになるでしょうか。
まずまずおもしろい部類に入ると思います。
ただし、上記のようにクセのある小説ですので、これから読もうとする人は、少しだけ覚悟したほうがよいかもしれません。
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4408537667

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