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信長燃ゆ
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信長燃ゆの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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本当は、単行本が欲しかったが、在庫切れで叶わなかった。 でも、楽しく読むことができました。 | ||||
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天皇や朝廷を中心とした日本の在り方、武士と朝廷との葛藤などがよく理解できる。神道の解釈も正鵠を射ていてすがすがしい。天皇の祭が単なる形式ではなく、真に日本国を支えてきたものなのだという真実をしっかりと踏まえている。光秀が反逆した理由も、そこから自然に導かれている。事実の是非はまた議論があるだろうが、それを別にして真実に満ちた本だと思います。 | ||||
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武田氏滅亡、徳川家康達を、安土城へ招待し、本能寺の変までの、数年間を、公家の女性を絡めて、偉大な作家の見事な、筆圧で描いています。読んでみる値打ちのある、1冊です。 | ||||
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谷口克広氏は、天下人の父、織田信秀の、14ページで、約1万2000程と言っています。誰か、どちらが正しいのか、教えて下さい。 | ||||
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目立つ汚れなどなく、上下巻セットでリーズナブルに入手でき満足です。申し込み時にセットかどうか微妙にわかりづらかったのでダメ元で注文しましたが期待どおりでした。 | ||||
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上巻に続いて購入. 面白く読ませていただきました. 読み物としてよくまとまった本で,一気に読みきることができました. 今まで数多くの本が本能寺の変の細かい部分に拘った本だったとすれば, この本はそれ以外の部分に拘った本かもしれません. よく描かれていると感じました. いずれかの本の補足として読むもよし,この本単独で楽しむにも良い本です. | ||||
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書店で見つけて購入しました. 興味深いタイトルに惹かれて購入しました. 冒頭に,本書に信憑性を持たせようという配慮がみられます. 私の場合,そこを越えれば一気に読めそうな内容だと感じました. 読み始めて信長そのものを描くことは勿論,生きた時代も描いていることに気付くはずです. 登場人物は,色々な本を読んでいる方には真新しいものはないと思います. しかし,視点が多岐にわたることがこの本の特徴ではないかと思います. この本に登場する信長には,もう一つの自我が存在しますね. 心憎い演出と思いました. 宮廷側に関しても,なかなか詳しく書かれておりそういった意味でも初めて知ることが多かったです. 時系列として,上巻では武田征伐に向かう直前までが描かれています. 下巻も購入済みですのであまり間を開けずに読もうと思います. | ||||
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さがしていた本です。価格も安く、状態も非常に良く大満足です。 | ||||
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信長の晩年に着目しているため戦のような華々しさはないが、 その分、信長や前久をはじめとした登場人物の心理が細やかに表現され、 逆に感情移入してしまいました。 信長の一代記は読み飽きたという人でも、全然楽しめる本だと思います。 | ||||
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省略されがちな信長晩年の話が、朝廷近衛前久の視点を交えて詳細に描かれているので 意外に新鮮でおもしろかったです。 | ||||
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大変面白かった。作品紹介は次のとおり。「天下布武」──武力を背景に世を変革してゆく信長は、天正九年、安土を中心に磐石の体制を築いていた。だが、巨大になりすぎた信長の力に、好誼を結んできた前関白・近衛前久らの公家も反感を持ち始める。武家と朝廷の対立に巻き込まれながら信長に惹かれる東宮夫人・勧修寺晴子、信長に骨髄の恨みを抱く忍者・風の甚助ら、多彩な人物をまじえ史料に埋もれた陰謀を描く本格歴史小説。 一般文学通算422作品目の読書完。2007/06/01(in山東省・青島) | ||||
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大変面白かった。作品紹介は次のとおり。「王権守護」―甲斐武田家を滅ぼし、さらに勢力を増した信長は、いつしか朝廷の禁忌に触れつつあった。ついに信長への離反を決意する前関白・近衛前久。朝廷に身を置きながら、信長と深く結びついてしまった東宮夫人・晴子。信長というあまりにも大きい存在に畏怖と動揺を隠せない明智光秀、羽柴秀吉。周到な陰謀が、天下人を追いつめはじめ、すべての意志が本能寺へ結集する。 一般文学通算422作品目の読書完。2007/06/10(in山東省・青島) | ||||
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信長の南蛮好き、徹底的に敵対者を殲滅するさまが描かれていますが、本能寺の変にいたる径緯が朝廷を利用するだけ利用して、幕府という形で 国を治めるのではなく、公武の上、天皇の上に立つ国王を目指していたことが公家の近衛前久に信長を討たなければと決意させ、公家に縁のある 明智光秀に勅命がおり実行にいたります。光秀は10日程で討たれたため真実の程は不明ですが説得力があり面白いです。 日本の古来から文化、教養、伝統や儀式に精通し伝えてきた公家はそれで、人々の尊敬を集めている。 反面信長は神や仏教、伝統、しきたりをやぶること犯すことにまったく躊躇せず、弱者の言い訳のように考えている。 信長に従うものはどこまで野望をなしとげるかついていきたい、外国も征服していく巨大な国になることを夢見ている。 結局、日本人は前者の方が思いが強く、信長は心ざし半ばで討たれたのでしょう。 | ||||
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宗教に代表される中世的権威をとことん破壊し、近代日本社会の基盤をつくったのは織田信長である。 信長なかりせば、近代日本の歴史はよほど違っていたものになっていたことは間違いない。 作家の塩野七生氏も「信長が日本に政教分離を確立した」と高く評価しておられるが、 信長が「第六天魔王」と罵詈讒謗を受けながら強行した一連の「対宗教戦争」によって、 日本では政治権力が宗教に優越することが確定した。 実に西欧における政教分離原則の確立に先立つこと200年である。 その日本史上に輝く巨星が、権勢の絶頂において、部下の頭を張り倒したことくらいで殺されるものだろうか? 本能寺の変の「光秀怨恨説」には、昔から胡散臭いものがあった。 本書は、信長がなぜ失墜しなければならなかったかを、最新の歴史研究の成果も踏まえ、あますところなく描いている。 本書の説が歴史の真実であるかどうかは、わからない。 だが、十二分に説得的であり、何より小説として抜群に面白いのだ!! | ||||
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数年前に新刊本が出たときからこの本を注目していましたが、この度、文庫本が出版されたことで迷わず購入しました。 あとがきにも著者がかかれていますが、この本は、洋書に見られるような工法を取り入れられています。普通、起承転結で始まりますが、この本は、冒頭が「結」です。いきなり「本能寺の変」の事件模様をドラマチックに物語っています。最初の部分に動乱があり、小説の目玉となる見どころのひとつになっています。 戦国時代の武勇伝をお気に入りの方はお奨めできませんが、大河ドラマ的な小説がお好みの方にはこういう切り口の小説に新鮮味が感じられることかと思います。 | ||||
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普通の小説、特に時代小説と言えば、読んでいるうちに主人公が読者自身と重なって、読者が主人公となっているような錯覚を起こしてしまうことがあると思いますが、この本は、たぶん主人公となる人物が読み進むうちにいろいろと取り変わっていくようです。主要な登場人物のすべてがこの小説の主人公でしょう。 このトリックは、この本を書き上げているという江戸時代の公家出身の人物が登場させることにより、著者は第三者的な立場を取っているためです。 時代小説は、合戦での武勇伝が多く、読み続けている読者がエキサイトしてヒーローになった気分を味わえることが面白いところですが、この本は、朝廷(公家)との謀略、ラブロマンスをまじえた小説に仕上げています。 大河ドラマ的なところがあり、男性も女性も読める時代小説だと思います。 上巻、下巻のページ数を合わせると800ページは軽く超える大作で、じっくりと読まれてはよいかと思います。 | ||||
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戦国物の定番小説である。当然、信長を書けば作者の力量が分かるわけで、その点では作家なりの一工夫あり。 近衛前久の陰謀説を前面に、前久からの視点から物語りは展開する。 その点、多分この作家が書きたかったと思われる現代社会・経済にも見て取れる既得権(近衛)と構造改革者(信長)の葛藤がうまく描かれており、納得する。但し結末がちょっと迫力に欠け、その点が拍子抜けしてしまった所がもったいないなー。 | ||||
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本能寺直前までの短期間の信長を描いている。 この中に近衛前久の心中をからめ、先にある信長との対決を見事に気持ちよく表現されている。 秋山氏の「信長」が剛であるのに対し、安部氏の「信長燃ゆ」は柔を感じさせる。 どちらの作品もここ数年の信長作品において、「秀逸」である。 | ||||
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上巻での読者を先へ先へ導きつつ、恋愛小説を信長へ絡める。こんなのもありかな的で楽しめる。表現はもちろん自由であり、小説事態はエンターテイメントであるから「信長燃ゆ」というタイトルに納得かなぁ。ただしわくわく感は上巻の方があった。対外国を見てる信長を理解できない前久が信長排斥に動いていく様子はとても新鮮である。 | ||||
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