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戦国秘譚 神々に告ぐ



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戦国秘譚 神々に告ぐの評価: 4.16/5点 レビュー 19件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.16pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

ファンタジー

空想が好きか嫌いかによります。歴史小説を期待するとガッカリします。
戦国秘譚 神々に告ぐ(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:戦国秘譚 神々に告ぐ(下) (角川文庫)より
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No.5:
(3pt)

あいなし

三好長慶や松永久秀を調べている中、こちらの本を発見。著名な作家の筆にかかるとどのような人物に映えるのか期待して読み進める。ファンタジーは夢枕獏さんを好み、歴史小説なら宮城谷昌光さんを好む私としては、筋も表現も諸々弱いとしか言えず上下巻共に物足りず、登場人物に愛情をもっているのだろうかと疑ってしまう。
戦国秘譚 神々に告ぐ(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:戦国秘譚 神々に告ぐ(下) (角川文庫)より
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No.4:
(3pt)

えっ、これで終わり?

これまで他の作品に登場する近衛前久とは全く異なる青年期の人物像が、同じく別人のような松永弾正とともに書き込まれており、あっという間に読み終えてしまった。が、待てよ、何故ここで終わるのか。足利義輝の即位、信長登場、本願寺との葛藤、弾正の下剋上、そして祥子とのその後等々、お話の本線・伏線ともに何一つ完結していないではないか。戦国時代序章として読み応えのあるテーマであり、続編の出稿を熱望する。
戦国秘譚 神々に告ぐ(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:戦国秘譚 神々に告ぐ(上) (角川文庫)より
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No.3:
(3pt)

負ける戦い

後半もあっという間に読ませてくれます。教科書では一顧だにもされないこの時代の足利幕府ですが、朝廷と合作してその復権を目指す近衛家の関白の苦闘というか無駄骨?を描いた作品です。公家ならではの朝廷の権威を利用しての空気投げの手管を使って、新しい環境での「復古」を目指すのですが、どの登場人物も従来からの決まりにとらわれており、そこからのジャンプは起きず、先のない戦いを強いられていきます。そういう意味では現代の状況との類似性を感じさせる作品でもあります。とは言っても史実を無視するわけにはいかないので、どうしても関白側からみると失敗の連続ということになってしまいます。それに対して、松永久秀のほうが時代の流れを背負っているのでしょうか。
上巻で提示された謎はかなり早い段階で解き明かされてしまい、謎解きという色彩は薄れていきます。新帝の即位の礼を行うために、日本中から武将を京に集め、そこで信長と謙信が登場するというのは歴史のある一瞬の輝きでしょうか。何とも言えない不思議な展開で、ハッピーエンドという形で話は締めくくられますが、その幕の下ろし方は、この物語はまだ果てしなく続くことを示唆しています。
戦国秘譚 神々に告ぐ(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:戦国秘譚 神々に告ぐ(下) (角川文庫)より
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No.2:
(3pt)

前半は合格点です。

期待を持って読んだ「彷徨える帝」にはかなり失望しました。本書は選択された時代に魅かれて読むことにしました。時代は権力の中心が崩壊した戦国時代ですが、まだその後の最終的な帰趨がまだはっきりしない時代です。西暦でいうと1550年代です。そこで繰り広げられるのが朽木に逃げた将軍義輝を抱く公家と武家の対立です。もっとも朝廷を抱く公家自体も武家の側の分散状況に対応して同じように分裂しています。武家とはいっても、信長や謙信はまだ端役といったところで、中心となるのは近畿の中心を抑えた三好長慶です。本書の主人公ともいえる松永久秀は明確な個性をうかがわせますが、上巻ではそれほど前面には出てきません。
この種の作品の魅力は、歴史の持った可能性の広がりです。様々な可能性がその時点では存在したはずで、その後に生起した歴史がはたして必然だったのか、それとも偶発性のなせる業だったのか、その絡み合いについての著者による創造的な解釈の呈示が作家の腕の見せ所です。これがあまりユートピア的に描かれてしまうと。もはや歴史小説の枠を超えてしまうわけで、この枠組みの現実性とエンターテインメントのバランスをどう保つかが作品の生命です。前半はギリギリのところでそのバランスが保たれています。そして全編の鍵となる謎は提示されながらも、まだミステリーのままです。
戦国秘譚 神々に告ぐ(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:戦国秘譚 神々に告ぐ(上) (角川文庫)より
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No.1:
(3pt)

近衛前嗣VS松永久秀

蔑ろにされた 朝廷と室町幕府を立て直すべく 近衛前嗣が奔走する。

その中で不動金縛りの術や呪詛の力が出てきてと隆慶一郎『花と火の帝』の様な展開に・・・・・
戦国秘譚 神々に告ぐ(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:戦国秘譚 神々に告ぐ(下) (角川文庫)より
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