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灰色の部屋
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灰色の部屋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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これ、名作? 確かに灰色の部屋で人が亡くなるのか、ナゾは、簡単ではない。でも、最後の謎解きを読んで、納得するかというと、ちょっと。そういうモノが有るんです、じゃーねー | ||||
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灰色の部屋に泊った人は翌朝死体となって発見されるという事件が続く。不可能犯罪小説かと思って期待して読んだが、狂信的な牧師や名探偵が登場するあたりから宗教的な信仰と科学的な理性との論争が続き、これは本当に推理小説なのかと首をかしげた。ミステリとしては冗長すぎて退屈であった。ただ、意表の展開が続き最後までハラハラさせされたが、ようやく解決して安堵した。老犬プリンスがいい脇役となっている。 いずれにしてもミステリとしては短編で十分な内容である。フィルポッツがこういう異色な作品を書いていたという点では興味深かったが、ミステリのルールを重視する読者には後味の悪い読後感と思われる。 | ||||
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おそらく一度も重版されていないこの幻の作品は、私が最初に読んだフィルポッツ作品ということもあって、出来不出来には関係なく、「フィルポッツ」と聞けば真っ先に思い浮かぶ物語です。 ストーリーも冗長ながら、古典と割り切って読めばそう退屈でもなかった。 この世のものでない犯人という設定は、探偵小説というより奇談でしょうけれど、それはそれで面白かったですね。 もし重版が出るのなら、このカバーイラストを変えずに出してほしいものです。 「赤毛のレドメイン家」では洋館の屋根は赤でしたが、こちらはあまり見ない青なんで。 | ||||
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『赤毛のレドメイン家』でよく知られるフィルポッツの最初に手がけた推理小説であるとされています。 チャドランズ屋敷には「灰色の部屋」と呼ばれる部屋があり、その部屋では過去2人の人間の命が失われましたが死体には外傷もなく毒物も検出されませんでした。今回屋敷の主の娘婿がその謎に挑戦しようとした所、翌朝死体となって発見されたというお話です。 話の大部分は超自然現象の有無・信仰心・創造主の意向などについての論争に割かれており、現在この作品を読みキリスト教徒でもない多くの人にとっては退屈であると言えるかもしれません。 また結論も、「こうでなかったらいいのにな」と予想していたものズバリで、アンフェアであると言われても仕方がありません。 筆者のイタリアの神秘に対する過剰評価が現れており、現実的とはとても言えないでしょう。 | ||||
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