■スポンサードリンク
黙示
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
黙示の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.88pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み進め、私立探偵が登場した時点で「あれ?この名前は読み覚えがあるな」と感じた。 読後、巻末の解説まで読み進んで2000年「神々の遺品」」、2002年「海に消えた神々」に続く第三弾と知った。勿論、2000年当時に両作品は読破済み。 それから約20年。近年は複数の刑事モノと人情ヤクザ系を中心に多作につぐ多作を繰り返してきた今野敏だが、今野敏がモチーフとするテーマの中で伝奇モノは自分が好きなジャンルの一つ。 だから大変楽しく読めた。 今回は、ソロモン王の指輪。盗難にあったという通報を受け、主人公の警視庁捜査三課の二人は現場に向かう。だから、やはり今野敏の王道となった警察モノと言えば警察モノなのだが、基本的に今野敏は警察モノにはリアリティを追及する。 本書も、最初はいつもの警察モノと同様電車での移動とか、軽はずみに捜査内容を街中で喋らないようにとお小言を言うとか、割とリアルに話しは進んでいくし、年若い女性の刑事との付き合い方に葛藤を示す内心の情を描いたりと、話しの進行に華を添える。 しかし、「山の老人」とか「暗殺教団」といったワードが出てきた辺りから俄然伝奇モノとしての色が濃くなってくる。 そういった事に無知な刑事に対して、登場人物がベラベラとそれらについて語りだすのもお得意のパターン。 オチは中々面白かった。真実の様で真実では無い、真実では無い様で真実といった所をうまく利用している。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おすすめで3、4巻とセットで購入したら2冊共同じ本だった… まだこのシリーズ3までしか出てなかった そんな薦め方ないよね、しかも電子ブックなので返品出来ず、自分のリサーチ不足でした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
歴史がキーポイントとはわかっているがくどい。でも面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
商品の到着期日がJPで土日になっていましたので確認取らしてもらいましたが、ゆうパケットということで納得しました。到着は土日より早くきました。大変助かりました!また利用させていただきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
問題有りませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今野氏は警察モノの各種シリーズで有名だが、元々古史古伝、超古代文明など雑誌ムーの記事に出るような内容をベースにした作品を過去に多くだしていた。 近年は余りこの手の内容をベースにした作品を出していなかったので、アトランティスと言う言葉が出てきた時点で物語に入り込んでしまった。 表紙に絵が出てくるので、ネタバレにはならないと思うが、本作はソロモン王の指輪が事件のきっかけとなる。 メインはシリーズ三作目となる警察モノとなるが、他の今野氏の警察モノと違って主役の萩尾刑事はそこまで特徴がある訳でも無い。 従って超古代文明や、正史には出てこない(または正当な歴史学者からは無視される)様な「裏歴史」的なものが好きな人には楽しめる内容となっていると思う。 自分は推理小説や叙述トリック、ミステリなどはころっと騙されるのが好きなタイプだが、本作品は序盤で「犯人」が誰だか推測出来てしまった。なので、「裏歴史」的な話に興味が無い人には全く面白くない内容かも知れない。 さて、大変満足した内容だったが、敢えて注文を二つ。 一つは、事件のあった場所を管轄する渋谷署の盗犯係係長。キャラクタ設定として話し方がべらんめえ口調となっている。色々なシリーズ物を上梓している今野氏だが、色々な作品にべらんめえ口調の人物が出てくる。TVドラマ化した際にわかり易いキャラクタ付けになるのかも知れないが、ファンとしては「またか!?」となる。 もう一つは捜査一課の二人。余りにも典型的な雑魚キャラ設定で有り、敵キャラ設定。もう少し違う設定か、出さなくても良かったのでは?と感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリー展開、設定が面白く一気に読み終えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
確証から始まるこのシリーズの最新作。ソロモンの指環 山の老人 と言ったおどろおどろしい名前が登場する一方萩尾警部補のどこかとぼけた雰囲気の中で事件が展開する。犯人は居たのか居なかったのか最後の最後まで目を離せない作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「確証」、「真贋」に続く萩尾警部シリーズ最新作「黙示」(今野敏 双葉社)を読みました。 舞台は、渋谷・松濤。BUNKAMURAの先の高級住宅街。(私は、BUNKAMURAでウッディ・アレンの映画を見ると、いつも良きものが消されてしまうような違和感を覚えます(笑)) 警視庁捜査三課の萩尾警部補は、いつものようにバディ・秋穂を伴い、IT長者・館脇宅で盗まれた伝説の「ソロモンの指輪」事件に巻き込まれていきます。 渋谷警察事案、捜査一課も巻き込まれ、私立探偵兼BG(笑)、美術館キュレーター・音川(再登場?)といわくありげな人物が登場し、そして事件の背後には「暗殺教団」、「山の老人」の存在が潜み、イスラム・過激派の匂いすら漂い始めます。 捜査三課対一課の軋轢とスケールの割に事件はドメスティックな領域に留まりながら、前半は少しもどかしい展開が続きます。しかし、真相が明らかにされるに従い、しっかりと張った伏線がまき取られ、クレバーなバディ・秋穂の清々しい存在感を好ましく思いながら、(特筆すべきスリラーとは言えないものの、)その端正で、ウェルメイドで、「伝説」に纏わるその一発芸の威力によって読者は、読書につぎ込んだ投資をしっかりと回収できる、読んだことすら忘れてしまえるような(笑)佳作だと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!