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贋作の謀: おれは一万石



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【この小説が収録されている参考書籍】
おれは一万石(9)-贋作の謀 (双葉文庫)

贋作の謀: おれは一万石の評価: 4.00/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(4pt)

今後の展開が期待されます

お米を使ったロンダリング。
発想が面白かったのですが、実のところは、だからといって、なぜニセの画が必要だったの?
書面で取引があったようにしていただけは駄目なの?どうせ偽物は偽物と後でバレるでしょ?と、理解できていない自分…。(落ち込む)
せっかく作家が頑張ってこの筋を思いつき書かれたのであろうに、申し訳ないです。
米は守れたが、大悪党である者は皆逃れて、今後の展開が期待されます。

今回は姑さんのワガママぶり(当人はそう思っていない)も明らかになりびっくりですが、
カバーの絵を見て、うわ~京様ってこんなに美人だったのか~と、しげしげ眺める。
きりっとした威厳(というか、でかそーな態度)もありそうだし、年上だし、正紀さん、年下入婿でよく頑張っているよな~愛する妻のために山茱萸酒をせっかく買っても、京様に「もったいない!」と言われたり。
感心した次第です…。
カバー絵描く人にも感謝の巻でした。
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No.6:
(4pt)

なかなか

ややマンネリ化して来たかもしれないです。もやとした終わり方は、後へのふせんかもしれないです。
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4575669539
No.5:
(4pt)

問題ないです。

面白い本です。
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No.4:
(5pt)

義理人情を教えてもらっています

シリーズ、全巻読んでいます。いつも義理人情を教えてもらっています。今の世の中に足りないものがこの小説にはあるような気がしています。そして、次をまた読みたくなる。そんな小説です。
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No.3:
(5pt)

痛快娯楽時代劇

一万石というギリギリ大名の小藩の世子となった主人公が、色んなキャラクターを持った取り巻きの中の知恵や行動力によって活躍する非常の痛快な娯楽時代劇と単純に楽しんで読めばそれでいい作品と思う。
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No.2:
(4pt)

天明大飢饉終盤の「ライス」ロンダリング

本巻は一言で言えばそういう話で、いつもの江戸時代の水運・流通事情に加えて、狩野派の絵師の状況に触れたり、弁才船が逆風帆走が割と得意なことに言及したり、稲作特に田植えについて詳しく説明したりしつつ、今回も主人公が荒唐無稽に活躍している。ついでに主人公の嫁が良い意見を述べたり、姑が能力を発揮したり、舅も存在感を持ってきている。
 前巻までの流れで中悪者が守山藩で大悪者が本家の水戸藩みたいな気配がしていて、吉田藩と白河藩が良い者に転じるかと見せつつ、第9巻でもその辺は微妙。それにしても作品の舞台は天明八年なのでもう少しで大飢饉が終わる。そうするとそこで寛政の改革になって白河藩の見せ場になり、鬼平こと長谷川平蔵が人足寄場運営に尽力したりするわけだが、本作ではその辺の評価をどのように持っていくのか?漫画「風雲児たち」みなもと太郎・リイド社 のように「田沼意次=開明的重商主義者な苦労人」観に近いのかそれともその反対に行くのかが気になる。ひょっとして荒唐無稽さとリアルな設定のバランスが肝の娯楽作品である本作において、清濁微妙な人物像、あるいは一生懸命頑張ったけど体制内エリート(吉宗の孫)として同時代の常識を乗り越えらず挫折する人物として松平定信が描かれるのだろうかなどと夢想。
 それにしても作者は最近色々なシリーズを書いていて忙しそうなので、本シリーズを適当なところで締めくくろうとすると、「これから改革で何か期待が膨らむなあ」とうところになるのかなどと考えるけど、それにしてはそもそも河岸の開発というテーマ自体が脱封建・重商主義路線だったわけで…。考えてみれば、作者は他社のシリーズで小作のせがれがわずか数年で4000石の旗本の当主に成り上がるという荒技を披露したこともあったわけで…。その辺も含めて今後の展開がやはり気になった。
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No.1:
(2pt)

丁髷つけたホームドラマだなw

折角面白い素材を見つけてきたのに、相変わらず基本的なことが分っていないので、結局丁髷つけたホームドラマという非常に残念なレベルの作品になっている。
他の作品のレビューで書いたところは省くが、例えば徳川家の「大奥」が男子禁制とされたのは、将軍の血統に疑いをもたれないようにするためで、これは基本的に大名や旗本でも同じ。
従って大名の正室は余程のことがない限り菩提寺への参詣以外に屋敷外に出ることはないし、屋敷の中でも「奥」から出ることもまず無い。だから正室が月1回絵師のところに絵を習いに行くだとか、親類でもない旗本の屋敷で行われる絵画の鑑賞会に参加するなんてことも有り得ない。
更に大名以下武家で一番偉いのは当主で、その次が世子なのだから、たとえ入り婿であっても世子に正室(姑)が直接何かを命じるなんてことも有り得ない(あるとすれば正室が当主に頼み、当主から世子に指示するという形になる)。
尚ここは余り自信がないのだが、水戸徳川家に「若年寄」という職制があったというのもやや疑問。基本的に若年寄というのは幕府の職制であり、大名家で若年寄という職制を置いていたのは、仙台伊達家と会津松平家位で、水戸徳川家の場合は家老の次は「大御番頭」だった筈。この点は時代によって違うのかもしれないが、幕末の動乱期であれば必要に迫られ新しい役職を作ることはあるかもしれないが、寛政期にそんな必要があったとも思えない。
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4575669539

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