■スポンサードリンク


贋作の謀: おれは一万石



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
おれは一万石(9)-贋作の謀 (双葉文庫)

贋作の謀: おれは一万石の評価: 4.00/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

丁髷つけたホームドラマだなw

折角面白い素材を見つけてきたのに、相変わらず基本的なことが分っていないので、結局丁髷つけたホームドラマという非常に残念なレベルの作品になっている。
他の作品のレビューで書いたところは省くが、例えば徳川家の「大奥」が男子禁制とされたのは、将軍の血統に疑いをもたれないようにするためで、これは基本的に大名や旗本でも同じ。
従って大名の正室は余程のことがない限り菩提寺への参詣以外に屋敷外に出ることはないし、屋敷の中でも「奥」から出ることもまず無い。だから正室が月1回絵師のところに絵を習いに行くだとか、親類でもない旗本の屋敷で行われる絵画の鑑賞会に参加するなんてことも有り得ない。
更に大名以下武家で一番偉いのは当主で、その次が世子なのだから、たとえ入り婿であっても世子に正室(姑)が直接何かを命じるなんてことも有り得ない(あるとすれば正室が当主に頼み、当主から世子に指示するという形になる)。
尚ここは余り自信がないのだが、水戸徳川家に「若年寄」という職制があったというのもやや疑問。基本的に若年寄というのは幕府の職制であり、大名家で若年寄という職制を置いていたのは、仙台伊達家と会津松平家位で、水戸徳川家の場合は家老の次は「大御番頭」だった筈。この点は時代によって違うのかもしれないが、幕末の動乱期であれば必要に迫られ新しい役職を作ることはあるかもしれないが、寛政期にそんな必要があったとも思えない。
おれは一万石(9)-贋作の謀 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:おれは一万石(9)-贋作の謀 (双葉文庫)より
4575669539

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!