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クスノキの番人



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【この小説が収録されている参考書籍】
クスノキの番人
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)

クスノキの番人の評価: 4.13/5点 レビュー 298件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.13pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全228件 221~228 12/12ページ
No.8:
(5pt)

本気を出した東野は、やっぱり凄い

無職の直井玲斗は、母の姉と名乗る人物から奇妙な仕事を依頼された。
神社にあるクスノキの番人だ。その木に祈れば、願いがかなうというのだが。

途中でやめられず、一気に読んだ。
シンプルで読みやすい文章もまったく先の読めないストーリーも、さすがと言うしかない。
クスノキへの参拝の正体は、後半まで明かされない。
作者が安直な超自然などテーマにしないことはわかっているので、真相が知りたくてどんどんページが進む。
真実が明らかになったときは唖然としながら納得した。
なるほど、関係者があいまいに言葉を濁すはずだ。散りばめられた伏線がすっきり回収される。
メインストーリー以外に傍流のサブストーリーが展開し、プロットに沿ってキャラクターが立ち上がってくる。様々な人生を送る多彩な人物はみんな魅力的だ。

結末はテーマに直結していて、後味が爽やかだ。久しぶりに東野圭吾の真髄を味わった。
こう言っては何だが、「やればできるじゃないか」というのが素直な感想だ。
最近のキャラに頼ったシリーズに食傷気味の皆さんに、ぜひお勧めしたい。
クスノキの番人Amazon書評・レビュー:クスノキの番人より
440853756X
No.7:
(5pt)

買ってよかった。

映画化しそうな素晴らしい内容でした。先が気になる展開はさすが。
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No.6:
(4pt)

きっとシリーズ化するだろう

同じ作者の作品に、映画にもなった『ナミヤ雑貨店の奇蹟』という傑作がありますが、本作の基本的なプロットはその変形かと思います。現実に起き得る話よりは、こうしたファンタジーの方が小説の力を感じますよね。

 最初半分こそ、東野さんの実力が出てないなー、少年少女向けのジュブナイル小説みたいで文体が軽いなー、展開が遅くてかったるいなー・・・なんて思いましたが、後半は俄然展開が早くなり圧倒されます。

 一人の青年の成長譚としても面白く読めます。一旦このフォーマットを作ってしまえば、シリーズ化が可能ですよね。恋の行方も気になりますし、きっと続編が出るような気がします。期待してます。
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No.5:
(4pt)

ファンタジーのほうが伝わることもある

近年の東野圭吾は、ミステリーよりファンタジーのほうがおもしろい。本作もファンタジーで、ありえない設定がある。でもだからこそ、描ける人間の思いっていうのがあると思う。もっとも、いろいろな話が詰め込まれていて、やや散漫な印象がある。その点で『秘密』には及ばないが、あれはもう別格の作品なので比べてはいけないだろう。
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No.4:
(5pt)

感動間違いなし!

感動した。クスノキに素直な思いを託す…やってみたい!
そして、後悔のない人生を、一日一日が本番という思いで生きていきたい。
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No.3:
(5pt)

練られたドラマと巧みな表現

30年来読んでいる東野圭吾の最新作です。一日で読了しました。

荒んだ人生を歩む若い男の前に突如現れた親類を名乗る老女。彼女の命令に従い、彼は「クスノキの番人」という謎めいた仕事を半ば強制的にやらされるハメになります。
その仕事の本態が明らかにされながら、複雑な(でも決して難解ではない)人間ドラマが展開していくにつれ、読者は一読能わざる幸福な時間を過ごすことになるでしょう。

練られた作品構造、魅力的な謎、意外性のある結末は相変わらず。加えて、活字を目で追いながらノータイムで物語が脳にしみこんでいくかのような文章の巧みさが、やはり素晴らしい。
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No.2:
(5pt)

小説版「ちょっといい話」

ミステリーではありません。スラップスティックでもありません。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が好きな東野ファンの方なら、読み終わってから「いやぁこれもいい話だなぁ」とほっこりされることでしょう。こういう読後感をプレゼントしてくれる本は本当に少ない。前作『希望の糸』に続くスマッシュヒットですね。
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No.1:
(5pt)

心がほっこり。

あまりいいニュースを聞かない日々が続いてますが、そんな中、読了後には心がほっこりする、そんな作品でした。
前半から後半の雰囲気への変化、読ませる文章、細かい伏線、人情、家族関係…そして最後まで新たな情報があり、飽きさせない。さすが東野圭吾作品でした。
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