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クスノキの番人



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【この小説が収録されている参考書籍】
クスノキの番人
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)

クスノキの番人の評価: 4.13/5点 レビュー 295件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.13pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 21~36 2/2ページ
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No.16:
(3pt)

どうした東野圭吾

悪くはないんですよね。途中から加速して最後まで畳み掛ける構成も手慣れた感じ。
主人公の青年の成長奇譚としても面白かったです。
ただ女性の描き方(ヒロインの優美)が東野小説のまさに定型なんですよね。
魅力に乏しいわけでないけど、なんか浅いし、他の小説と同じタイプに感じました。
クライマックス玲人がいきなり役員会で演説をぶつのも、そこまでの人物像構築からは一足飛びし過ぎ。
そもそも彼は千舟と血は繋がってますが柳澤家の血は一滴も受け継いでない。ここに違和感があります。
さらに不倫する男性と軽く騙される女性、同じタイプが被るのも少々手抜きを感じさせます。
クスノキの番人Amazon書評・レビュー:クスノキの番人より
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No.15:
(3pt)

ナルミヤ系列です

オカルトミステリー系、きちんとミステリー系、ナルミヤ系と大きく分かれるうちのナルミヤ系。
読みやすいのだけど東野圭吾さんで読みたいのはコレじゃない。
図書館で借りたものだから不満はないけど、購入してたらがっかりしちゃってた。
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No.14:
(3pt)

一貫しない人物像

なかなか面白い話だった。
けど、主人公の人物像が一貫してなくて入り込めなかった。
語彙が豊富な知的な人物、語彙が乏しくいわゆる若者言葉で表現する人物。
これが行ったり来たりする。
同年代の女の子との初対面の会話で「それで首尾は?」とか言うだろうか。
そこが残念でした。
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No.13:
(3pt)

ハートウォーミングですが消化不良

クスノキの謎が徐々に解明され、結果、感動のエピローグを迎えると思っていましたが、
心揺さぶる感じもなく、今一つ消化不良で終わりました。
クスノキの謎も勿体ぶった割にはその程度かと思わされるもので、
感動も「はいはい、そうですか」ってな程度で、そこまで響くものはありませんでした。
ストーリーは単純なので、まあ普通に読みやすい読み物でした。
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No.12:
(3pt)

展開がゆっくりでした。

展開が、今までの作品と違っていました。
でも、それなりに良かった。
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No.11:
(3pt)

途中から仕組みがわかってきましたが、、、

主人公が素直すぎるのがどうかと思いましたが、良い方向に進んでいく点は安心できました。エンディングも理解はできましたが、もっと大きな展開もできたように思います。急病で父親が亡くなる前に娘に祈念する展開とか。誰かも記載されていたように、「ツナグ」を思い起こさせる雰囲気もありました。また「悼む人」も思い出しました。
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No.10:
(3pt)

次作に期待を込めて星3つ

東野圭吾さんの大ファンで全作品を今迄読んで来ました。
ナミヤ雑貨店や秘密と比べると個人的見解ですが、2段階位評価が低い内容だと思いました。しかし読了後は清々しい気分になりました。
読んでいる途中、主人公の生い立ちに色々とあってひょっとしたら初老の女性が主人公の実の母親では無いかと思っていましたが、そこは私の考え過ぎで外れましたが、たまにはこのような作品も良いですね。
次回の東野圭吾さんの作品に期待して、星3つとしました。
因みにナミヤ雑貨店の奇蹟は星6つで断トツに大好きな作品です。まだの方は必読の1冊ですよ。
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No.9:
(3pt)

登場人物の発言内容等について

この本が、東野さんの書ではなかったら手に取る読者は少なかろうと思います。

内容としても取り立てて面白いかといわれるとちょっと疑問でした。

さらに、作中主人公の見識不足が挙げられていますが、その彼に似つかわしくない
言葉の使い方等もありました。

作者自身の見識が深ければ深いほど、『未熟な若者』を書くときには注意して
いただきたいなと感じました。
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No.8:
(3pt)

地味なストーリー

過去の人気作品に比べ紆余曲折もなく地味なストーリー。本筋とは別のストーリーが組み込まれているが、それも盛り上がりにかける話で感動には至らない。映像化したとしても厳しい評価になりそう。
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No.7:
(3pt)

悪く無いが、再読は無いかな。

ナミヤ雑貨店は、再読しました。東野圭吾さんの本は8割うなって読んでます。天才だなこの人は、って。でも今回は唸りませんでした(笑)
楽しみにしすぎたかな?
悪くは無いです。色んなタイプの本が書けて凄いです。好みの問題ですね。
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No.6:
(3pt)

随分雑な設定で少しガッカリ

本署を東野圭吾が書いたのでなければ、「面白い」と評価できるのだが、
東野氏が書いたとなると、「残念」となってしまう。
それだけ東野氏に対する期待値が高いせいかもしれない。
1.主人公が変わり過ぎる。
何かのきっかけで人が変わるというのはよくある話だが、
それは精神面のことであって、
利発さや論理的思考等はそれなりの研鑽をつんでいてこそであり、
本署のようにいきなり「あれはおかしいと思った」等は出てこないものである。
性格が変わるのと思考レベルが変わるのとは全く異なる。
2.登場人物の年代と敬語の使い方がおかしい。
ホテルの支配人の敬語が年代を考えると、使わないだろうと思われる敬語を使っている。
言葉を大事にする東野氏(と私は考えている)にしては珍しいミス
3.血縁は大事でも血統は大事ではないのか?
主人公には柳澤家の血は全く入っていないが、それは問題ないのか?
千舟氏の母には妹がいた(千舟氏には叔母がいたことになる)と記述があるが、
その血筋はその後一切出てきていない。
旧家なのだから当然結婚はさせている筈で、
しかも長女が病弱で女の子しか産んでいないのだから、
次女に結婚してもらって男の子を期待するのが普通であろう。
でもその辺は一切描写されることはなく、
いきなり再従兄弟 (はとこ)が出てくる。
かなり雑な設定と言えよう。
4.財産はどうなっている?
柳澤家の跡取りとして千舟氏は君臨していたわけだから、
当然グループの株式を所有していたはず。
相続として祖父からの相続は下にしかいかず、全て千舟氏にいくことになる。
(再従兄弟は曾祖父から枝分けれしているから、祖父の相続では直系がいると相続できない。)
グループが上場企業なのかそうでないのかでも全然変わってくるし、
株式を持たない雇われ社長なら権力なんて吹けば飛ぶものである。
尤も最後の記述を読めば、雰囲気的に千舟氏が持っている株式はどこかのタイミングで
譲渡していただろうなあ、とは思えなくもないが。
5.ビジネスホテルの作りはそんなもんだろう。
箱根と渋谷のホテルが同じコンセプトとなっているが
そもそもビジネスホテルなんて冷蔵庫の電源なんてそもそもコンセントからして抜いているのが普通。
キーを差し込まないと部屋の電気がつかないなんて当たり前。
枕元付近で全部済ませられる。
それを「同じ念」とか言いきってしまうのはどうみてもこjつけ。
6.展開が読めてしまい、裏切らないのがつまらない。
鼻歌の解決、受念など結末が簡単に予想できてしまう。
東野作品なら、最後どんでん返しか、そのままいくにしても、
もう一捻りして欲しいところだった。
そうだなあ、実は主人公の母親の預念が残されており、
千舟氏の預念の中にその経緯が出てきて、
主人公が母親の祈念の内容を知り、
母の愛情を改めて知るとか、
うまく話しの辻褄を合わせて姉妹が実は最後会っていて、
息子のために預念を残した、
息子が一人前になった時受念させて欲しい
位のやり取りがあってこそ、東野作品じゃないかなあと思った。

映画化・ドラマ化を狙っているのかわかりませんが、
ライトノベル並の内容に少しガッカリしました。
次回作に期待。
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No.5:
(3pt)

ミステリーや推理モノが苦手な方もぜひ!

普段、推理モノやミステリーなどフィクション系なんて全然興味がないのですが、店頭で書評を見てなんとなく選びました。

誰も殺されないし陰惨なイジメとか暴力シーンも事件も起きないので終始安心して読める、ちょっとスピリチュアルな人間ドラマ。

いろんな登場人物が出てきますが、最終的にはみんなイイ人ばかりなので、読み終えた後もスッキリします。
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No.4:
(3pt)

会話劇

なかなか高評価のようで驚きました。
ナミヤ雑貨店が好きな人にはいいのかな?
私はあまり好きじゃない。最後の怒涛の伏線回収など、さすが、と思うところもありましたが、
そもそも会話ですべての話が進んでいくのが、小説としてはちょっと。
祈念の秘密も、いずれ自分でわかる、みたいなことを言っていたのに、
結局他人から口頭で教わっただけ。しかも、その前に重大なルール違反を犯して。
全体的に軽くて、入り込めなかった。
白夜行や天空の蜂みたいな、魂をえぐられるような作品をまた読みたいなぁ。
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No.3:
(3pt)

展開が分かってしまう。

東野圭吾さんの作品は毎回買っていますが、クスノキの番人は、私には展開が所々分かってしまう部分があり、評価的には普通といった所でしょうか…。
人の念を受け継いだり、預けたりするお話ですが、確かにそんな神木があれば素敵だなあとは思いました。言葉の言い回しや、話の持って行き方は流石といった所でしょうか。ミステリー要素というより、人情ものです。ナミヤ雑貨店の奇跡がお好きな方にはお勧めいたします。
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No.2:
(3pt)

ミステリーではないが、ちょっとしたいくつかの謎解きが楽しめる

個人的には重すぎる物語を読むのは年々しんどくなっている。
帯やあらすじだけで見送ることもしばしば。そこに東野圭吾さんの新刊である。

『秘密』『時生』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の系譜に連なる作品だそうだが、
これらはいずれも好きな作品だ。早速読み始めると、主人公はいきなり
警察に捕まり、おいおいと思ってしまうが、そこに遠縁の人物が訪ねてきて、
ある仕事をすることに。その仕事とは、タイトルにある『クスノキの番人』なのだった。

クスノキの番人の仕事というのが説明しにくい。「祈念」に訪れる人々の案内を
するが、彼自身「祈念」とは何なのか詳しく聞いていない。いずれわかると、
彼を指名した人物は言うのだが。そんな中、ある依頼に深入りすることになる。

主人公の生い立ちもそれだけで長編になりそうなほど複雑だが、
その割には素直に突拍子もない仕事を受け入れる。助けられた恩もあるのだろうけど。
何より、彼自身、番人という仕事の本質に深い興味があるのだろう。だから協力した。

ある中心人物の家庭環境というのがこれまた複雑だが、
後を継いでまっとうに生きてきた。真相は主人公や娘の想像とは
大きく違っていたが、もっと早く打ち明けていればよかったような。
子を持つ親の立場として考えさせられる面もある。
悪気は一切なかった。だからこそ残したかった。伝えたかった。

また別の、頻繁に訪れる依頼者も、主人公は動かした。
彼は自らこの仕事の本質をつかみつつあった。それぞれの生まれながらの宿命。
詳しくは言えないが、彼にはカウンセラーの適性もあるのかもしれない。
あの人物といい、もうちょっとわかりやすく伝えなさいよと言いたくもなるけどさ。

読み終えてみて、それぞれの人物の違う顔も見えてきたりして、
さすが東野圭吾という仕上がりだった。世界中が閉塞感に包まれている今、
必要なのはこういうほっとして温かくなる物語ではないか。
刑事事件が起きるミステリーは変わらず好きだが、時にはこういう清涼剤もいいよね。
クスノキの番人Amazon書評・レビュー:クスノキの番人より
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No.1:
(3pt)

現実味にかけるかな

著者の作品は数多く読んでいますが、今回のは展開がさらっとし過ぎていて現実味にかけるという印象でした。念で死者や生きている人の想いを知るとこができる状況は、少しだけ辻村深月のツナグという作品と雰囲気が似てるなと思いました。登場人物が少なく、時系列がちゃんとしているので読みやすさがあり表現も綺麗、状況が手に取るように描くことができる点は、さすが当たりはずれの少ない東野作品と思いました。
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