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幽霊たちの不在証明
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幽霊たちの不在証明の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ラノベ文体で読みやすいはずですが 今何が起きているのか分かりにくく 読者への挑戦などもありますが、その読みにくさ。状況把握のしにくさのせいで、推理をする気も起きず残念です 解決変そのものはロジカルでいい感じのようなので がんばってほしいです | ||||
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今一つだった。 | ||||
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高校の文化祭を舞台にした青春ミステリで、一人称の"僕"がワトソン役。僕は犯人ではなく、見聞きした事を正確に書いているとの注記があったり、"読者への挑戦状"があったりと、青春ミステリ風ながらクイーン張りの本格ミステリを目指した事が良く伝わって来る。事件は僕のクラスが催したお化け屋敷での首吊り死体役の女子高生の絞殺。僕がその女子高生に恋していた事が薬味となっている。(以下ネタバレあり) しかし、本格ミステリとしては体を成していない。冒頭で、僕が被害者に頼まれ自販機で被害者の好みでない「***」を購入し、もう一人の首吊り死体役が「***」を好んでいるのだから、二人が入れ替わった事は一目瞭然だし、その理由も追々明白になる。まあ、これは"入れ替わり"という事実を擦り込んで、"再度"入れ替わりが起こった事の裏付けとする積りだったのかも知れないが、逆に、不自然さを増長している。動機の問題が曖昧な点もミステリとして弱過ぎる。非常に凝った細工(多大な労力)と運頼みによって、バレ易い環境のお化け屋敷でワザワザ殺人を犯す必然性が全く説明されていないのは極めて奇異。その労力の一環として、犯人の所属運動部の部員数名を共犯(酷い!)とするとは言語道断で作者の能力不足を露呈している。こんな共犯が許されるのならば誰が犯人であってもおかしくない。 結局、僕も探偵役の女子高生も心の中が空虚(=幽霊)というだけじゃ、安手の少女漫画レベルである。本筋とは離れるが、稲荷、甲森、七夕とか珍しい姓名の生徒を沢山登場させているのには何か意味があったのだろうか ? 共学高にしては女子高生が多いというのが一番印象に残る様では情けない限りである。 | ||||
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