観覧車は謎を乗せて
- 脱出 (172)
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観覧車に乗った6組の人たちの物語が同時並行的に展開するけど、実は時制が問題で、納得できるまで5〜6回は読み直しました。 | ||||
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6組の話が入り混じって進みます。 読ませる勢いがある一方、場面転換が多く、こんがらがってしまいました。 ミステリーゆえに驚かすという点に主眼を置いているのは分かるのですが、落ち着いて6組の話を読みたかったと感じました。 また、最後の爽快感といったものが、例えば伊坂幸太郎作品ほどではなかったのは残念でした。 | ||||
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凝った小説の作りですが、私にはすっきりしませんでした。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 群像劇,グランドホテル形式になるのか,止まってしまって観覧車を舞台にして, ゴンドラ内の二人ずつ六組,十二人を並行に描いて進められる日常の謎寄りな一冊. 巻頭,さらには各ゴンドラが切り替えられるたびにも見取り図が用意されており, 混乱しがちな位置や人物を把握しやすいのは良いのですが,あの図面でこの真相は, 可能性の一つとして考えてはいましたが,いささかスッキリとしないものが残ります. また,終盤になると,緊迫感を煽るためか,ゴンドラの切り替え早くなりますが, そもそも,停止状態ではあるものの,ギリギリ状態というゴンドラは限られており, 多くはぶつ切り感だけが強調された,中身の薄い,似通ったやり取りとなっています. そのため,真相を語らない幕引きは,フワッとした話を寄せ集めた中途半端な印象で, このほか,余計な情報や飾った言い回しが目立ち,たびたび目が滑ることがありました. | ||||
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ひとつの観覧車に六組の客。それぞれ訳アリで謎を秘めている。故障で宙づりになっている間に、車内の会話で謎がだんだん解けていく展開。 まずこの舞台を思いついて着想は評価できる。ゴンドラからの脱出トリック、時限爆弾を持たされた男、不審な父親とその娘、殺し屋と同乗する少女、なぜ振られたかわからない男、同級生の不審な頼みで乗っている女子高生、それぞれの話にどんでん返しがあるのだが、まあ、そこは大したことはない。半分の話は見当がつくし、残りも真相にびっくりするほどではない。 しかし、ラストにもうひとつ仕掛けがある。 それが、ありえないような六つの偶然に、ある納得できる理由を与えている。 つまり設定の着想と、ラストで明かされるもうひとつの仕掛け。 ここを評価した。 | ||||
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