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ダブルマリッジ
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ダブルマリッジの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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上流家庭と下層地区住民 世間知らずと地獄を見た者 自己犠牲と利己主義 モデルと原発作業etc 色々な面で分かりやすく陰陽対比する構図が描かれている。 二重婚は社会的な問題としては以前から知られている内容で目新しさは無いが その題材の上で日常が壊れていく過程、対比によるコントラスト、儚くも無機質な描写がひやりとした温度を感じさせる。 短いストーリーではあるが、淡々とした展開に特有の美しさがあり、多くを語らない事で世界に広がりを感じた。 | ||||
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著者の作品はやはり面白い。 | ||||
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この本は1度でも東南アジアに興味を示した方は読むと面白い。 こんなことが実際にある話は聞いたことがあるがあまりにもリアルで実話なのか?と錯覚する。 駐在の知人が現地に謎に銀行口座を閉めずに取ってあるなど、近くにはそんな噂も多数あるから 現実と重ねてしまった。 | ||||
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面白い内容で、引き込まれました。 日本人男性とフィリピン人女性がフィリピンで婚姻、しかし、戸籍への記載をしない状況で、日本で日本人女性と婚姻。 フィリピン人女性との間の子が、来日、日本国籍者になっていました。 これは、実際にあることです。 このケースで来日して在留資格を得られることや、未成年なら日本国籍取得が可能なことを、ご存知ないかたが、多数なのは、残念です。 フィリピンのNGOに相談に行っても、日本人父からの認知が無いと来日出来ないと言われてるケースも聞いたことが、あります。 その点この筆者は、よく調査されています。 | ||||
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物語は戸籍を取得して妻が2人いることが分かってから話が進みます。 物語の初めに「これは架空の物語だが、戸籍に関する記述は事実に基づいている。」と書かれてます。 戸籍、ビザ、税金、など色んなテクニックが物語を学べます。 非常に勉強になりました。 以下は、読んでいて新しい知識を得たと感じた箇所になります。ネタバレにもなりますのでご注意ください。「こんなことが書いているんだ」の参考にしていただければ幸いです。 ・日本人がマニラで結婚式を挙げたとすると、婚姻の挙行地はフィリピンになりますから、フィリピン政府が発行した正式の証明書で日本でも婚姻の事実が認められるんです ・刑法には重婚罪がありますが、民法では「配偶者がある者は、重ねて婚姻をすることができない」として、当事者がその取消しを請求できると定めているだけですから、請求がなければそのままです ・でもヘンな話よねえ。重婚って犯罪だと思ってたけど、“戸籍には妻が2人いることになっていますけど、いまのままでもまったく問題ありませんから、ご安心くださいだって。どうやって安心しろって言うのよ。 ・そうであれば、贈与税の配偶者控除の特例を使って持ち分のうち20,000,000円分を無税で里美さんに贈与することができます。里美さんの名義になってしまえば差し押さえることができません。 ・それ以外でも、娘さんが20歳になれば、相続時精算課税の特例を使って住宅取得等の資金として25,000,000円を非課税で生前贈与することもできます ・今は規制が厳しくなって、フィリピン人が日本の労働ビザを取得するのが難しくなったでしょう。でも幼い子供に日本国籍を取得させれば保護者である母親には居住資格が与えられますし、20歳以上で本人が日本国籍を持てば日本国内で自由に働くことができる ・日本人の男との結婚照明を持ったフィリピン女性が相談に来るでしょう。そしたらまず、いつどこでであって、子供はいつ産まれて、どういう理由で音がなくなったのか、詳しい身上書をつくるんです。その身上書と婚姻届、出生届、日本で取得した夫の戸籍謄本を添えて大使館に提出して、それで夫の戸籍を修正するんですよ。 | ||||
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この著者の本はとってもお勧めです。 | ||||
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今回の主人公は父親ではなく娘であると考えて読むとすんなりと受け入れられるのではないでしょうか。 ラストは世間体ばかりを気にする今までの主人公とは違う男がたどるべきものだったと思います。 | ||||
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海外で日本人男性が起こしている問題をさまざまな視点から浮き彫りにしている読み応えある一冊。実話ではないが、実際におこっている現象から書かれているので、リアルでストーリーに引き込まれます。 | ||||
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橘玲さんの小説はPT以来ですが読みやすい人物設定とめちゃくちゃ難解な二重国籍の知識をわかりやすく作品内に取り入れているのであっという間に読んでしまった。 最後の展開が少し急すぎるかなって気がしたので星4つ | ||||
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サスペンス感溢れる展開で一気に読みました。社内政治が絡まり信頼を寄せていた部下の裏切り、家族の関係、フィリピン新日系人の実態を更に掘り下げればもっと面白かったかも、との印象が残りました。 | ||||
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マネーロンダリング、永遠の旅行者、タックスヘイブンを読んで面白かったので、これに行き着きました。 レビュー見て、同じように橘玲3冊読んだ人のレビューが悪かったので、しばらく迷っていたのですが、GWに時間があったこともあって結局買ってみました。 普通に前3作と変わらないぐらい面白かったですよ! 私はこの著者の作品については、もちろん金融の深いところが書かれてるってのもありますが、海外の描写が好きってのも大きいです。この作品では、舞台はフィリピンですが、香港やハワイやシンガポールなどと同じようにいい感じに描かれています。もっとも、前作までのリゾートや金融の街とは違う場所ですが。 ミステリー的な要素の出来栄えが悪いというレビューもありますが、この著者の場合はそれはおまけ程度でいいのではないでしょうか?私はあまり気にならずです。 何より新日系フィリピン人という問題に小説という形で、いろんな国内・海外のことも織り交ぜて書いているのは本当に意義深い作品だと思います。コロナでまた在日外国人の状況は変わるでしょうが、遠い世界の話ではないですね。 | ||||
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