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錬金術師の密室
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錬金術師の密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 巻頭での小難しい説明や図解に,本編が始まれば舌を噛みそうな名前や地名など, 序盤こそ不安もあったのですが,良くも悪くもキャラミス寄りの作風は読みやすく, 不可解な事件を追う一方で,いかにもワケありを匂わせる主人公の背景を小出しにし, 事件以上の何かを意識させる様子は,飽きさせることなく最後まで引っ張ってくれます. その事件の方は,急展開から引っ掛かりを覚えるゴリ押し気味の決着…かと思えば, やはり示唆されていた『もう一つの答え合わせ』へと流れ,どちらもが人や状況など, ファンタジ世界をしっかり活かし,ミステリとしても無理のない論理には概ね満足です. また,動機はありがちながら,そこに潜んでいたかもしれない遊び心には思わずフフっと. そして,期間限定コンビの再結成を決定付ける,まさかの『告白』には驚かされ, この巻としても盛り上げ,そして締めつつも,次からが本当の始まりになりそうで, 協力であり,共犯関係となった『真逆の似たもの同士』は,協調し,共闘できるのか, 抑えめだった錬金術も今後は前に出てきそうで,ぜひとも続編を期待したい一冊でした. | ||||
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錬金術師、広く言えば魔術師の出てくるファンタジーなミステリ。 ファンタジー部は単なる雰囲気付けではなく、しっかりトリックに関わってきて好印象。 ただし錬金術の設定がそこまで厳密には提示されず、読者側で「正しく」推理するのは若干辛い。 オチはすっきりとしていて破綻も無いものの、驚きは少なく拍子抜けではある。 またキャラ設定がそれなりに興味深いのだが、本筋と絡みそうで絡まないのが残念。 ミステリ風味のファンタジーと見れば面白い。ミステリ側にはそこまで期待しない方がいいだろう。 | ||||
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