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限界集落株式会社
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限界集落株式会社の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 61~65 4/4ページ
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限界集落である山奥の寒村を舞台として、村にルーツを持つ元IT企業社員が、村の再生を図るために集落営農組織を立ち上げ、村の人々や新規就農者、役場の職員などと協力や衝突などを繰り返しつつ、農業収益拡大のための様々な取り組みを行い、ついには集落営農組織を法人化して村を元気にしていく物語。 こういった小説には、意外にも出会ったことがないので、内容が他の農業参入本のツギハギのように見える部分もあるものの、面白く一気に読んでしまった。 他の書評にもあるように、前半〜中盤の盛り上がりに比べて終盤の展開が些か稚拙で唐突である印象は拭えないが、限界集落の再生という切り口でとっつきやすい小説にまとめた企画は称えたい。 | ||||
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正味半日(てか数時間)もあれば読める分量で、後半は一気に読んでしまいました。 軽めの小説という感じで、読み物としてはこれで良いのかなと思います。限界集落の切実な現状だとか、そういったものを深く知りたいというのであれば、この本である必要はないのかもしれませんが、この本をとっかかりにして、さらに興味がわけば、この本の参考文献に挙げられているものをさらに読んでみれば良いのでは? | ||||
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面白く読めましたが基本ライトノベルのとんとん拍子でテレビのシナリオのようです。 ラストも「やっぱり」という感じだし、あれよあれよという終わり方で前半の文章のボリュームに比べると最後になればなるほどスカスカ感がぬぐえません。 −派遣切り、雇用不安、地方経済不振、過疎などなど、日本に山積する社会問題をこの小説が解消する(かもしれない)− というキャッチに、もう少し重たい現実的な作品かと思っていたので期待していましたが残念です。 | ||||
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新年早々、おもしろい小説、読ませていただきました。 65歳以上が地域の半数を超えると“限界集落”と呼ばれるのですが、 そういった過疎高齢化の村を救うために 東京から来た若い銀行マンが、あの手この手と……。 実際、こういう村はあるだろうし、 役所もJAもなんとかしたいと思っているんだろうけど うまくいってない。 なぜなら、この小説の主人公のような 人のために働くことを生き甲斐とする 人好きな人間がいないからなんだろうな。 上司の顔ばかり見ている役人やJAの人に読んでほしい1冊。 | ||||
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銀行では企業の立て直しを行い、IT企業では財務責任者をするなど、華々しい職歴を持つ主人公の優が、次の仕事を始める前の一時、祖父、父の暮らしていた田舎の空き家へ、帰郷したことから始まる。田舎はもう限界集落で、地域の役場からも見捨てられた状態。当初はそんな気もなかったのだが、少しづつ農家の人達との交流から、乗りかかった船にのめり込んで行く。現実の企業屋組織でも、いつも問題になるような話題も多々あり、興味深い。 全ての限界集落でこんな風には行かないだろうが、人が減り始めていたり、地域の先行きに不安の多い我々田舎人を少し元気にしてくれる。 ドラマや映画にはなりそうだ。 | ||||
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