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(短編集)

看守の流儀



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【この小説が収録されている参考書籍】
看守の流儀
看守の流儀 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

看守の流儀の評価: 4.35/5点 レビュー 48件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.35pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全41件 21~40 2/3ページ
No.21:
(4pt)

面白いです。

最後が意外性があっておもしろかったです。是非とも読まれたらと思います。
看守の流儀Amazon書評・レビュー:看守の流儀より
4299000625
No.20:
(5pt)

ありがたい読み応えの文庫作品

ウクライナ侵攻の過去の経緯を追うために、ウクライナ関連本を読み漁ってさいたが、難解な地名や個人名に少々毒され気味でいたところを久し振りに手に取った文庫ミステリーが本書。あぁ、なんて読みやすくて面白いんだ。
歯切れの良い筆致、5つの短編小説のようで見事に連関した文章がテクニカルかつスピーディー。城山真一さん、初めて読んだけど即ファンになりました。本作は紛れもなく名著だと思います。
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No.19:
(5pt)

ある看守を軸として繰り広げられる、5つの刑務所の話

好きな作家の横山秀夫氏推薦コメントにひかれて、読んでみた。なかなか刑務所にまつわる本は読んだことが無かったので、初めて知る内容が新鮮だった。

ある看守を軸として繰り広げられる、5つの刑務所の話。個人的には、横山秀夫氏の「Dの季節」を彷彿とさせる展開の仕方だった。序盤からはじまる謎の伏線は、最後にきっちり回収される。予想外の展開もある。エンタメ、ミステリー本として面白い。

最後に参考文献として、丁寧に刑務所関連の書籍をあげている。このような丁寧な姿勢も好感が持てた。
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No.18:
(5pt)

サブリミナル効果

断っておくが、本作はこう来なくても十分面白い。
しかしこう来られると、もう一度頭から読みたくなる。
サブリミナル効果のごとく、潜在意識に布石を打たれていたことにハタと気づき、それを確認したくなるからだ。
さらに著者のトラップは続き2週目は違う視点となるので、読み終わったばかりの話が再び新鮮味を帯び、気づいたら2週目を走らされている。

当方、小説を再読する事は無い。
たぶん今まで一度もない。
再読するのなら、星の数ほどある別の本に触れたいと思うからだ。
そんな当方が再読させられた。
このトラップは凄い。
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No.17:
(5pt)

私もやられた

「やられた」「騙された」というレビューがあるので、注意深く読んだ。
で、結局私も騙された。たった数文字の文章で驚きます。
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No.16:
(4pt)

刑務官目線になったのは初めてです

受刑者にも色んな人がいて、いろんな罪があって、出所後の生活に不安を抱いているんだ、と思います。
そんな受刑者を社会復帰させるための刑務官目線での作品に初めて出会いました。
人を指導する難しさ、更生させる難しさ、立場を超えて人としての感情を大切にする場面など、ジワジワと感動がしみてくるような作品でした。
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No.15:
(5pt)

予想をはるかに超えた展開

仕事の合間に読もうと持っていっていたのですが、読んでいくうちに入っていってしまい、昼休みの時間がいつもオーバーしていました…最後はえー!となりました。
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No.14:
(5pt)

ラストの展開に驚きが待っています

伏線の連続で、ちょっとした文章の違和感にも注意して読むとおもしろいです。
ラストの伏線回収で、ああそうだったのだ!と納得できると思います。
かなりおもしろいミステリでした。
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No.13:
(4pt)

看守の流儀

とても面白かったです。刑務所の看守と言うイメージが覆されました。媚びるわけではなく、さらりと書き上げてある所、好きです
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No.12:
(5pt)

この作者の作品初読み面白い!

最後の章にすべてがあり、驚かされる!
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No.11:
(5pt)

私にとってもドストライク!

あの横山秀夫が「久しぶりのドストライク」と絶賛していると本の帯にある。となると読まざるを
得ない。そして、結果は期待以上の作品であった。加賀刑務所を舞台に、それぞれ違った
刑務官を主人公にした5編の連作で構成されている。そして、共通して登場するのが火石司と
いう上級試験を合格した謎多き刑務官。彼は「火石マジック」と言われる程事件解決に重要なヒント
や示唆を与えてそれぞれの作品において存在感を示す。すべての作品においてプロットが巧みに
組み立てられ、また刑務官と受刑者の間の人間関係を温かい眼で見つめ、感動を呼ぶという
構成だ。それぞれの作品の冒頭には、元プロの歌手の受刑者三上の手記が手短く載せられ
ている。なぜ、この歌手の手記が連作すべてのキーとなるのか、そして謎の刑務官火石とは
何者なのか、そういった大きな流れは最後の作品「お礼参り」で驚きと感動を以って明らかに
されるという構成力も凄いと思う。大いに期待できる作家の登場に私もワクワクしている。
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No.10:
(5pt)

騙された!

5つの短編で構成されています。
これ、映像にできないヤツだ!系の、騙された感がそれぞれにあるのですが、最後の最後で大きく騙されます。
いつもなら、「見えない(映像として)からずるいなあ」と思うのですが、所々に出てくるある人物に対する「タブー」の文字。
そのタブーがなんなのかも最後に明かされるのですが、そのタブーがあったから、小説としても書かなかったのかなあと、妙に納得してしまいました。
これがなければ、星減らしてたかもです。
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No.9:
(5pt)

長岡弘樹作品が好きならおすすめ

刑務所という限られた場所を舞台に展開される連作ミステリー。

普段接する機会のない刑務官という職業から垣間見れる受刑者との人間関係の描き方も惹きつけるが、ストーリーの軸である火石刑務官の謎に迫る過程も読ませる。
ミステリー的には仕掛けが予想付く点があったり、細かい点で違和感ある点があるのは否めないが全体を損なうものではない。

続編も期待したいレベルの作品である。
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No.8:
(4pt)

ありがとうございます。

特にありません。
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No.7:
(5pt)

金沢の刑務所が舞台!学生時代を金沢で過ごした私には、懐かしさばかり!

モデルとなったであろう金沢の刑務所。私事ですが、学生時代に部活の印刷物をお願いしていました。作中にも、印刷作業が刑務作業として登場しました。懐かしく思います。
作者が学生時代を金沢で過ごされたようです。
私は鈍いので、仕掛けには全く気づきませんでした。
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No.6:
(4pt)

刑務所という特殊な環境が生み出す特殊な緊張関係・人間模様を重厚に綴った秀作~火石の素性には騙された

「ヨンピン」、「Gとれ」、「レッドゾーン」、「ガラ受け」及び「お礼参り」の5つの短編から構成される刑務官を主人公とした連作短編集。刑務所ならではの刑務官と受刑者・(仮)出所者との複雑な人間模様や"しきたり"、縦社会の刑務官同士(部署同士)のこれまた複雑な人間模様が描き込まれている。表面的には各編の主人公の刑務官がアクシデントに遭遇して懊悩しながらも真実に到達するのだが、実は火石司というキレ者ながら温かい人柄の看守長が(法を犯してでも)物事を丸く収めるという体裁の物語である。なので、題名は「看守の流儀」、火石は尊敬を込めて"HT刑務官"と呼ばれる。なお、三上という歌手が罪を犯し、出所してから"HT刑務官"を賞賛する手記が各編の先頭に付いている。

一部のエピソードはTVドラマ「相棒」で観た記憶があるのだが、「ヨンピン(模範囚のため刑期を1/4残して仮出所)」の仮出所者の早々の失踪、認知症受刑者の自殺、受刑者の手紙の検閲、暴力団構成員更生プログラム、刑務所からの入試問題漏洩、受刑者の健康診断記録(公文書)の紛失、受刑者へのGPS発信器装着(導入)、刑務所内の「レッドゾーン(本来は介護を必要とする高齢受刑者の事だが、上手く転じている)」、末期癌が発見された受刑者、その執行停止に奔走した刑務官の成長、それによる受刑者と受刑者家族との和解、心理テストの結果が最悪だった受刑者の出所(巧みなミスリードあり)、火石の意外な素性(?)など刑務所ならではの問題を巧みに掬い採っている。

各編にはミステリ的要素があり、手堅いが切れ味鋭いという程の物ではなく、やはり、刑務所という特殊な環境が生み出す特殊な緊張関係・人間模様を重厚に綴った秀作という印象を受けた。それにしても、三上の手記が火石の意外な素性に繋がるとは私も騙された。各編共遜色ないが、こうして見ると掉尾の「お礼参り」が一番読み応えがあるかも知れない。
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No.5:
(5pt)

ストライク

オビに書いてあった「ドストライク」かどうかはともかく、ストライクは間違いない。読み応えがあった。一人一人の人間が描けていると思う。あという間に読んでしまった。
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No.4:
(5pt)

最後にやられる

最初は淡々と呼んでいましたが、後半になるにつれ、盛り上がってしまいました。最後はやられました。
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No.3:
(5pt)

文句なしの傑作

あの横山秀夫がドストライクと讃える刑務所ミステリー。連作設定。どの話も素晴らしい。意外性あり。そして泣かせる。各話、主人公が異なるが、読みすすめるうちにその世界にのめりこんでいく。まるで初期の横山作品のよう。第4話 「ガラ受け」で号泣。第5話「お礼参り」でしばし呆然。文句なしの傑作である。
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No.2:
(5pt)

帯の横山秀夫氏の言葉にも頷ける

刑務所を舞台とした全5編の連作集。受刑者達とのトラブルや刑務所内部の対立を巡る物語が、ミステリー風に或いは人間ドラマとして、程よい緊張感をもって書かれています。

そして全編を通じて登場する刑事指導官である火石司の正体と各話冒頭の挿話の刑務所手記が、どう結びつくのか興味が掻き立てられますが、それは最終話で明らかとなって綺麗に着地します。
題材としては暗く現実は厳しいと思うけれど、ラストも気持ちよくエンタメ小説として楽しめました。
看守の流儀Amazon書評・レビュー:看守の流儀より
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