看守の信念
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『看守の流儀』も面白く読み応えがあったが、続編であるこの『看守の信念』も前作を上回る魅力的な作品に仕上がっているように思えた。読み進めいくと、主人公であるキャリア採用のエリート刑務官火石司の顔になぜ傷があるのか、過去にいったい何があったのか、そしてなぜ石川県の加賀刑務所に赴任したのかなど、謎が明らかになっていく。 前作と同じように、刑務所で起きる様々な事件を解決していくという5つの短編で成り立っている。それぞれの短編は異なる出来事を扱っており独立した話になっていて完結しているものの、前作を含め全体を眺めると個々の話が有機的につながっていて一つの小説になっている。その構成の仕方が緻密で素晴らしい。 主人公の刑務官火石が、多角的な視点で冷静に物事を捉え、事件の真相を究明し解決していく。前作同様、ミステリーとしての面白さだけではなく、心温まるヒューマンドラマがそこにある。主人公は一見クールで飄々としているが、どこか温かみと人間味がある人物である。また、自分のキャリア官僚としての経歴にマイナスになっても、亡き兄の意思を受け継ぎ、義理の姉と姪を守ろうとする姿に感動を覚える。 そして、最後に想定外の前作以上に衝撃的な結末に驚かされてしまう。読み応えのあるさらなる続編をぜひ期待したい。 | ||||
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この本は泣けます。情感もあります。詩的ですらあります。 | ||||
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感情移入しちゃう。読みやすかった2部目。まずは看守の流儀を買ってから次に買ってくださいね。面白い。 | ||||
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めちゃくちゃすごいが、何が良かったのかを知らずに読んでもらいたい作品です。 必ず、前作からお読みください。 単行本時代はレビューが低くて驚きました。 | ||||
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前作で味わった火石教官の受刑者へ向ける眼差しと同僚職員への適切なアドバイスはここからの伏線なのではないか! 前作を気に入った読者は必ず読むべき | ||||
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