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看守の信念
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看守の信念の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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『看守の流儀』も面白く読み応えがあったが、続編であるこの『看守の信念』も前作を上回る魅力的な作品に仕上がっているように思えた。読み進めいくと、主人公であるキャリア採用のエリート刑務官火石司の顔になぜ傷があるのか、過去にいったい何があったのか、そしてなぜ石川県の加賀刑務所に赴任したのかなど、謎が明らかになっていく。 前作と同じように、刑務所で起きる様々な事件を解決していくという5つの短編で成り立っている。それぞれの短編は異なる出来事を扱っており独立した話になっていて完結しているものの、前作を含め全体を眺めると個々の話が有機的につながっていて一つの小説になっている。その構成の仕方が緻密で素晴らしい。 主人公の刑務官火石が、多角的な視点で冷静に物事を捉え、事件の真相を究明し解決していく。前作同様、ミステリーとしての面白さだけではなく、心温まるヒューマンドラマがそこにある。主人公は一見クールで飄々としているが、どこか温かみと人間味がある人物である。また、自分のキャリア官僚としての経歴にマイナスになっても、亡き兄の意思を受け継ぎ、義理の姉と姪を守ろうとする姿に感動を覚える。 そして、最後に想定外の前作以上に衝撃的な結末に驚かされてしまう。読み応えのあるさらなる続編をぜひ期待したい。 | ||||
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この本は泣けます。情感もあります。詩的ですらあります。 | ||||
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感情移入しちゃう。読みやすかった2部目。まずは看守の流儀を買ってから次に買ってくださいね。面白い。 | ||||
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めちゃくちゃすごいが、何が良かったのかを知らずに読んでもらいたい作品です。 必ず、前作からお読みください。 単行本時代はレビューが低くて驚きました。 | ||||
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前作で味わった火石教官の受刑者へ向ける眼差しと同僚職員への適切なアドバイスはここからの伏線なのではないか! 前作を気に入った読者は必ず読むべき | ||||
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主人公、火石の顔の傷の理由、過去が分かる作品です。ネタバレするといけないので詳細は記載しませんが、前作、看守の流儀を読んで最後にビックリした方が読めば、絶対、ビックリすると思います。絶対に騙されないぞ、と気合を入れて読んだはずが、ラストでえ〜ってビックリした者です笑 短編としても楽しめますが、火石の過去、顔の傷、なぜこの職業を選んだのか、全ての謎が解けます。 | ||||
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前作を読んで読みやすかったのと、続編として何かあるとのことだったので期待してました。 それぞれ上手いですよね。で、最後にこうくるとは。 | ||||
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とても読みやすくて、ゆっくりする時に読む本だと思う。 | ||||
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刑務所を舞台という事で、前作に引き続き独自設定で展開されるミステリー。 本作ではキャリアの主人公がなぜ特別な立場で移動がないのかという謎も明らかにされる。 短編5話はどれも最後にひとヒネリあり、短編でありながらしっかりして展開で進む。 人間関係の描写が丁寧なので、心情描写が上手く伝わる。 ラストの終わり方からすると、シリーズ的には終わりなのか、それとも彼女が後を継ぐのか。 出来れば違う目線で展開してほしい。 | ||||
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「看守の流儀」と合わせて前後刊になっていますので、順番どおりに読むことを強く勧めます。というかそれ以外の読み方は禁止です。 | ||||
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前作、看守の流儀を読んで続編を読んでみたいと思っていた。実際の看守や刑務所は詳しく知らないが、読み易くスラスラ読める。ぐいぐい引き込まれる。この著者が巧みなのだろう。もっとほかの作品もよんでみたいと思った。 | ||||
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「看守の流儀」の続編の位置づけの全5編の連作集。 キャリア刑務官火石を中心に据え、刑務所内外で発生する事件などを描く。火石が真相を究明していくミステリーとしての醍醐味だけでなく、受刑者や刑務官を巡る人間ドラマとしても大変濃厚で読み応え充分。 そして、前作は大きな仕掛けがありましたが、本作は意外過ぎる結末に前作とは違う衝撃を受けました。 | ||||
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他の人が仰っているように看守の流儀からお読みください。 話としては5つの短編で繋がりはなく、それぞれ独立しているので楽しめますが根底にひとつの話が繋がるようになっているので流儀から是非お読みください。 | ||||
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好きな作家さんで、良かったです。 前作から先に読むことを強く勧めます。 | ||||
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他の方のレビューが冷静すぎて驚いています。めちゃくちゃすごかったですが、何が良かったのかを知らずに読んでもらいたい作品です。必ず、前作からお読みください。 | ||||
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ワルだと(犯人だと)思われてる人が実はそうじゃなくて他に真犯人がいる。 アナザーストーリーは次巻への流れですね。ちょっとわざとらしい気もするけど。 割とスラスラ読めたけど、ゾクゾクするような楽しさは見いだせませんでした。普通に淡々と読んでく小説。 | ||||
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「看守の流儀」の続編なので、読もうと思う人は、先に「看守の流儀」を読んでほしい。そうでないと勿体無い。 | ||||
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前作「看守の流儀」に引き続き、ツッコミどころ満載な小説である。作者は刑務所のことを本当に理解しているのか甚だ疑問である。 1 受刑者の外出に刑務官は同行しない(ただし、実際には逃走等のリスクはあるので密かに刑務官が尾行したり、当該受刑者にGPS付き携帯電話を貸与して定期的に刑務所に連絡させるなどの防衛策をとっている。)。 2 刑務所内での食中毒や火災は大きな不祥事なので原因究明は幹部職員が責任を持って行う。現場の下っ端に調査を任せたりしない。 3 教誨師は民間のボランティアであり、刑務官が受刑者に教誨を行うことはない。 4 刑務所に総務課長はいない。正しくは「庶務課長」である。また、庶務課長は個室ではなく一般の事務室で勤務する。刑務所で個室が与えられているのは所長と部長だけである。 5 庶務課長(小説では総務課長)が協力雇用主のもとを訪問することはない。協力雇用主や就労支援の担当は企画部門(分類)である。 6 定時退庁日(水曜日という施設が一般的である)でも看守長以上の幹部職員は定時を越えても遅くまで仕事に忙殺されている。 7 幹部職員の協議会は各矯正管区で行われる。刑務所で持ち回りでやることなどない。 その他にもツッコミたいことは多くあるが、刑務官の仕事の困難さを世に知らしめた点と、ストーリーについてはまずまずの出来だったと思う。 でも、本当に刑務官って報われない仕事だよな・・・ | ||||
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