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不穏な眠り
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不穏な眠りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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仕事はできるが不運すぎる「探偵ちゃん」晶の魅力が満載。 特にタイトルになった最後の作品は、 かつてバブル期に宅建業界にいた私には耳が痛いというか胸に覚えがあるというか。 この著者は寡作だけど佳作ばかりというか、駄作を見たことがありません。 | ||||
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葉村 晶は魅力的でキャラが好い。著者の作品が初めてのせいか今ひとつだった。 | ||||
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葉村シリーズはプレゼントからすべて読んできたけど、”主人公が悲惨”というより、”どうでもよかったように見えた文章が実は伏線だった”という綺麗に伏線回収されるとこに魅力を感じてきた。しかし今回は短編に伏線があり、最後に回収されるのかと思ったら何も回収されず本当に完全な短編集。「え、じゃーあの後に続きそうな終わらせ方何だったの?」とモヤモヤ感だけが残ってしまった。 | ||||
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短編小説で読みやすかった 自分の周りで起きているのではと勘違いする程身近に感じた作品 | ||||
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不運な女探偵・葉村晶シリーズの短編集である。 このシリーズ、最初は短編で始まったのだがこのところ長編ばかりが刊行されていたのである。個人的にはこのくらいの長さのお話にまとまっていたほうが座りが良いような気がしている。 今回も葉村探偵はあれやこれやの事件に巻き込まれる。いや、もちろん探偵なので依頼をうけて調査なりに取り掛かるわけだが、それにしても事件が色々とおこりすぎる。なんだか探偵が事件を呼んでいるかのよう。もちろん受けた仕事なので、最後にはきっちり始末、というか落とし前をつけるのが葉村探偵の真骨頂。いや~楽しい。 ともあれ、作中ところどころで語られるミステリうんちくやら古典ミステリへの言及もこのシリーズの眼目。こちとら数十年のミステリ読者キャリアがあるとはいえ、世界は広くて深いのである。うんちくをキーワードにググるだけでどんどん時間が過ぎる。これはこれでなんとも幸せなことではある。 | ||||
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期待通りの面白さで、あっという間に読めました 今までの短編よりも伏線が複雑になっているので、主人公も作者も進化しているなと感じました 早く新作を手に取りたいです! | ||||
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40代になっても日本一カッコイイ女探偵、葉村晶。一筋縄でいかぬ物語は相変わらずの面白さ! | ||||
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脳ミソカリフラ(ワー)ちゃんの僕には全く内容入ってきませんでした。なぜなら新しい登場人物や会社の名前等がリアルタイムではなく話し手となる登場人物の会話の中で出てくることが多いからです。理解力・集中力の高い方なら楽しめるでしょうか。 | ||||
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葉村晶さんを読むと、生きる元気をもらえるのは、私だけだろうか? | ||||
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ドラマ化決定後、文庫出版された葉村シリーズ短編集。 冒頭の「水沫隠れ(みなわがくれ)」、強烈な印象が残った。より膨らまして挿入話を入れれば長編になり得た作品。 表題作「不穏な眠り」は、若竹さんお得意のホラーチックなお話。 ところで、ドラマでも「ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜」と銘打っているように、葉村さん身体を張って事件に付随する様々な事故に巻き込まれるのはもはや定番ではあるが、本当にツイテいないのか? 今回もご苦労様…という感だが、反面、九死に一生を得る場合も多い。小さな案件と思いきや奥底に隠された巨悪を探り当てることも多々あるし。 葉村晶、本当はツイテいるのではないか? 本当にツイテいないのは葉村さんが担当する事件に関わる悪人たちだと思う。 | ||||
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葉村晶はやっぱり最高です | ||||
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女探偵葉村晶シリーズ最新刊。言わずもがなですが、このシリーズは「このミス」で数多くの作品が上位にランクインしています。 葉村晶は受けた依頼をこなすうち、事件に巻き込まれ、或いは自ら突っ込んでいき、その奥にある事実を突き止めていく全4編の短編集。 最初は些細に思われた依頼や仕事が、どんどん広がりを見せ、短編なのに伏線もあり、しっかり回収されていく様は見事な構成です。但し、話としては全体的に重く暗いトーンが多いです。 | ||||
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葉村晶シリーズ最新刊。特に怒涛な表題作が楽しい。次から次に災難発生し、思考停止シーンがあります。2話と4話がリンクしていて面白く、表題作でついには警備業界の語り草として、その不運は伝わることに。 いつかは葉室晶は伝説として、探偵、古本屋業界に名が記されるかも?しれません。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 泡沫に隠れ、泥の下で眠っていたのは、助けた亀…ではなく、掘り返されたくない、 掘り返してはいけなかった、人間のもう一つの顔であり、対象となる相手だけでなく、 周囲や依頼者らにも生々しく浮かび上がり、やるせなさや哀れみを抱かせるのが印象的。 また、見事なまでのクズたちに苛立たつ中、何気ない街並みや人々に触れる様子は、 どこにでもああいう人たちはいて、自分にも起きかねないのではと、少しゾッとなり、 たとえそれが流されたとしても、また同じ事を繰り返しそうで、複雑な思いを覚えます。 それを知ってか知らずか、傷つき、死にかけても、踏み込んでいく姿はカッコ良く、 全四編、やや複雑な組み立てもありましたが、ボリューム以上に楽しませてくれます。 ただ、連作作品の書籍化にありがちとはいえ、編ごとの自己紹介は不要に感じました。 | ||||
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相変わらず、単純な依頼の裏に隠された秘密を怒涛の展開で負傷しながら暴き解決に導く物語。今回は全体的に各短編の雰囲気が重たいような感じがしました。時刻表の件など話がややこしく、そこまでするかと…。同様にお宝を狙ったマフィアが、ミキサーを使ったり、おおっぴらに拉致したり…。最後の話など借金のかたに子供を…。とあまり書くとネタばれになるのでかきませんが、あまり葉村探偵の不運を笑えないようなストーリーでした。個々のたちまわりの表現やツッコミは相変わらず面白いです。個人的満足度は100点満点中71点と言ったところです。(^-^)/今度、NHKでドラマ化されるようなので期待します。 | ||||
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若竹七海さんを読むのは、2019年3月の「殺人鬼がもう一人」以来になります。「不穏な眠り」(若竹七海 文春文庫)を読む。 今回は、「東京都下吉祥寺の住宅街にあるミステリ専門書店<MURDER BEAR BOOKSHOP>の店員にして、この書店が半ば冗談で始めた<白熊探偵社>に所属するただ一人の調査員、葉村晶」シリーズから4つの短編が収録されています。 (1)水沫隠れの日々 いきなりですが、これは傑作です。 何故、事件に関連した面々が狙われるのか?その謎の解明が意表をついています。尚且つ、もう一度「反転」しますね。その切れ味は、このタイトルの由来と共にいつまでも覚えていることでしょう。 (2)新春のラビリンス 心霊スポットで起きる殺人。M資金詐欺。怪アート。 (3)逃げだした時刻表 パズラー・マニア、古書コレクターにはこたえられないのだと思います。 (4)不穏な眠り ある女性の行方を捜す葉村晶。xxニュータウンと災害。とてもアクチュアルな内容を含んでいます。 ということで、(1)がとても輝いています。 探偵、「葉村晶」についてはもはや何も言うことはありませんね。ユーモアと自虐、度重なる自損事故(笑)にもめげず、執念深く事件を探り出す女性探偵としてやはりピカイチだと思います。 また、吉祥寺を中心とした中央線沿い、埼玉、その他、東京とその近郊の街並みが<女性探偵の目>を通して結構生々しく描かれています。 (3)は実はあまりその面白さを受け取ることができなかったのですが(笑)、それはドナルド・E・ウェストレイクの『ホット・ロック』(角川文庫)の初版本とピーター・イェーツによって映画化された映画の音楽を担当したクインシー・ジョーンズのアルバムが田舎の家のどこかにあったなと思い、いくら値がつくだろう?と深くそのことばかりを考えていました。よってストーリーのデリケートな部分を読み逃してしまったかもしれません(笑) | ||||
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