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青が散る
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青が散るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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良い | ||||
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青春群像劇。長年読まないで積読だったものです。 宮本輝はちょうどこの小説の舞台となった時代に新設校であった追手門学院大学の出身です。この小説どおりテニス部員であったのですが、それ以外はまったくのフィクションだそうです。 若者たちも印象的ですが、70歳を越した英語の教授の辰巳圭之助が、出番が少ないのに強い印象を残したのはぼくの年齢とかぶるからでしょうか。 | ||||
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今日は宮本輝さんの『青が散る』を紹介いたします! この本を読めば、大学生活をがんばりたくなると思います! 僕はこの本を読んで火をつけられました! この『青が散る』はテニスを中心とした大学生活をもがきながら進んでいく男女の物語です。 「大人版、リアル版のあだち充」といった感じでしょうか笑(分からない方はごめんなさい。。。) 人間味のある登場人物一人ひとりが、僕にはとても愛おしく思えました。 きっとあなたの心の中にも生き続けると思います! 宮本輝さんという作家の特徴なのかは分かりませんが、読むにあたって、難しいことは一切なく、『青が散る』はとても庶民的な作品で、読みやすいです。また、宮本さんは兵庫県の追手門学院出身の方です。そのこともあってか、この『青が散る』は、関西が舞台なので、梅田の東通り商店街などが出てきて、親近感が湧きます! ぼくは、感動しすぎてしばらく現実世界に戻ってこれませんでした。 以下、引用です。 「いまは学生で、どんなにうそぶいても、世の荒波の外にいてるようなもんやけど、あの脂ぎった連中かて、いつか正真正銘の、人間の駱駝になってしまいよる。そんな気がするんや」 と燎平は言ってみた。だが、その駱駝の中にも、木田のような男がいる。木田も、いまはやはり駱駝に違いないが、少なくとも彼だけは、生きていたいだけの駱駝ではない、と燎平は思った。 | ||||
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青が散る。ー大学時代が背景。 青が散るの夏子。 青春時代にでてくるヒロインとしては すぐれたものをもっている。 青春とは、つねに「いきつもどりつ」する 心の振幅みたいなものだと思う。 女性の「したたかさ」と「もろさ」を、 心の成長過程の中で見つめていることも、 重要なモチーフなのかもしれない。 また、青春の目で「死」というものを しっかりとらえる確かさも、 必要な側面かもしれない。 「異性ー愛ーそして死」ということに、 振り回されながら人間は生きていくのだろう。 体を健康にして「活字」を追いかけ、 「映像」に没入することができれば、 かなりのイマジネーションがわいてくる。 「青が散る」 燎平ー夏子 大学時代 テニスをとおして青春を語る。 一流というもの。 二流というもの。 金持。小金ち。 テニスほど、ある意味で、 英才教育が必要なものはない。 プチブルのお坊っちゃんでは、最後に、 頑張りがきかない。 テニスの全体の流れを決めるところ 「キングスポイント」がある。 青春の目から見た「恋、仕事、テニス」 そこには、まだ整理されていない乱雑な世界が存在している。 | ||||
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つた昔前の青春小説。平明な文で読みやすく、新生大学群像を上手く描いてはいますが、こと恋愛の所は、現実にはこんなに上手く付き合えません。もっと、本当の恋は切なく厳しいのが現実です。こんなに上手くことは実際は運ばなく、架空の夢物語ですーこの本の恋愛は。ただし、テニスの描写は経験が少しある私の感想では事実で頷けます。割り切って読めば、恋愛部分以外は現実感があり時代が変わっても勉強になると思います。 | ||||
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約半世紀以前の新生大学を舞台に繰り広げられた青春小説。定番どうり恋愛とスポーツを軸にした物語。現実感と理想はリアリティーがあり読ませる作品ですが、恋愛の部分は少し劇画的なところが鼻につき(現実はこんなに簡単に男女関係が進みません。実際はもっと苦いのが普通です)ますが、読ませる部分もあります。大人には物足りないが、若い方々には受ける作品だと思いました。 | ||||
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学校の課題図書でしたが、タイトルがギリギリに判り慌てて買いに行きましたが近くの本屋さんと図書館と古本屋さんを回りましたが、結局手にはいりませんでした。が、!こちらで見つける事が出来ました。本の状態も読むには十分でした。探し回った時間を返して欲しいです。次からは先にこちらで探します。 | ||||
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現在一大学生の身として思ったのは、こんな様々な経験をつめる主人公が羨ましくして仕方が無い(皮肉)。この本は友人が自分の大学生活とかぶる、日常的な雰囲気がして小説っぽくないとの薦めから読んだのだが、なんてことはない普通のいろんな体験をつんで成長をしていく一小説としか感じなかった。 ただ共感が持てるのが、主人公もしくは周りの登場人物が力を出し切ったのにも関わらず現実には超えられない壁があることに直面しそれを認識すること、更にはその後の壁の超え方として登場人物が様々な形でもって克服しようとする描写が多種多様で面白いところである。 そこそこ長いながら読みやすく読もうと思えば止まらなくなり、また懐かしい思いから再度読み直したくなるという気持ちもわからなくも無い。一つ一つの話としてはありうることなのかもしれないが、それが一人の人間に集約されていると考えると中身が濃すぎて展開について行けないというのが正直な感想です。 | ||||
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一昔前の恋愛話の気がする。学生時代のうぶで純情な青春独特の、甘酸っぱさは痛いくらい伝わってくる。誰でもが経験したであろう、多感で傷つきやすく生き難い時期の恋愛や勉強、将来、友達などの悩みがテニスというさわやかなスポーツとともに描かれている。両親の時代はこんな感じだったのだろうと思わせられるが、あまりにも現代の大学生とは違いすぎて、退屈になるところもある。しかし、今の時代でも忘れてはいけない熱い友情や何かに打ち込むことを、思い出させてくれた作品だ。 | ||||
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