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許されざる情事
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許されざる情事の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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若い女性をターゲットにした連続猟奇的事件の犯人を追うストーリー。 主人公の女刑事アンジーは、気が強く孤独で、出生の謎にまつわる精神的問題も抱えていますが、たまたま肉体関係をもった新任の上司マドックスと協力して任務にあたることに。 860ページの長編で登場人物がとても多く、警察内部の人間関係など内容は盛りだくさん。 さらさらと読みやすく興味深い内容ではありました…途中までは。 ところが大勢の人物が関与した複雑な事件だったのに、終盤、ほぼ一人の証言で全体像があっさりと解明されてしまうことにちょっと拍子抜け。で、犯人がこの人?ただただ複雑で賑やかな相関図を描きたかったのかと、すっきりしないものがありました。 何だかバランスがよくないです。 加えてアンジーの性格があまり好めず。精神的にも刑事として問題ありで、その点は未解決。消化不良はそこにもあるのかも。シリーズものとして続くそうですが、この作品に見切りをつけ、今後の展開に特に興味がわきません。 この翻訳家にもがっかり。文章内の人物が混乱しているし(P354ラスト、P420冒頭)、せっかく官能サスペンスなのにカマトトもいいところ。「欲望の証」だって。他のジャンルへ行ってください。 終盤危機的場面でアンジーがマドックスに「~しなさい」と命じる訳し方にも、デリカシー不足を感じました。 とにかく期待外れの作品でした。 | ||||
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