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許されざる情事
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許されざる情事の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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RITA賞に三度ノミネートされた作家だというので読んでみました。 858ページという辞書のような厚さの本にしては値段が高くなかったというのもありますが。 トラウマを抱えた女性刑事が新たな仲間と共に、連続殺人事件に挑むという物語。 強気でマイペースで突き進むアンジーは、J.D.ロブのイヴ&ロークシリーズにも似ているかなぁと思ったのですが、 こちらのヒロインは心の余裕が持てず、相手のマドックスにも家族に問題が。 殺人事件に絡む人々にもそれぞれに暗いものがあったりと、なかなかややこしく、登場人物の把握も大変でした。 アクションシーンも、何がどうなっているのか文章だとわかりにくいところも。 ただ、捜査に関する情報は詳しいし、作者もよくこんな複雑な話を書き上げたものだと感心はします。 意外にも本の厚みは感じず、話の展開を追っていくうちに自然にページが進みました。 それでも最大の謎は残されていて、これは次巻以降を読むしかないようです。 事件自体はおぞましく、解決しても気分がスッキリしないものだったので星は減らします。 | ||||
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アンジー・パロリーノシリーズ1 久々に、ものすごい強烈な印象をのこすヒロイン、アンジーに出会いました。 アンジーのPTSD(あえて、そう書きます)は想像を絶するものでしたし、それと戦う、苦しむ姿が 辛かったです。それを抱えながらレイプ殺人事件に挑むアンジーと刑事マドックス。 要点は (1)割礼されたレイプ殺人事件、性犯罪 (2)アンジーのPTSDと出生の秘密 全体的に暗い感じで進んでいくのは仕方ないですが、マドックスが飼っている犬や アンジーを想う仲間達が明るい印象を与える場面もありメリハリがあると感じました。 特に印象的だったのは、教会でアンジーがフラッシュバックによって想像を絶する行動にでること これは読んでいて本当に辛かったです。それからラストの仲間たちの優しさに感動するアンジー。 これからも自身の目的のために頑張るだろうアンジー、応援したくなりました。 羊たちの沈黙を想像してしまう犯人の気持ち悪さ、性犯罪グループの(と言いますね)現実でも起こっているだろう 問題点など描かれており読み応え十分です。 ぜひ、続編の翻訳もお願いします | ||||
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