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高座のホームズ 昭和稲荷町らくご探偵
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高座のホームズ 昭和稲荷町らくご探偵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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初めて愛川さんの作品を読みました。 落語関連とあって語り口が軽妙で、尚且つミステリーなので冷やっとすることもありながら、とても楽しく読ませていただきました。 | ||||
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今や落語ミステリーの第一人者となった作者が仕掛ける、実在の落語家が名探偵役の新シリーズ!(シリーズ化かどうかはまだわかりませんが | ||||
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100ページ強の中編2編+α収録の落語ミステリであります。 落語ファンの著者が、実在の八代林家正蔵(彦六)師匠を探偵役に起用。実在の人物を登場させる娯楽小説は珍しくないものの、『さんまの名探偵』みたいな企画モノは別にして、ほんの40年前まで御存命の芸人さんを名探偵に抜擢する例は珍しいのでは。 昭和ノスタルジーあふれる描写に登場人物も虚実取り混ぜ(著者の別シリーズのキャラクターもぬけぬけと登場しています)、「夏目雅子のファンなので彼女がヒロインの小説を書きました。堺正章も出るよ」「水木しげる先生のファンなのでこの人が主人公で、若い頃の池上遼一とつげ義春も出てくる漫画を…」みたいなノリ? 作中で発生する事件は一人の人物の悪企みではなく、複数の人間の思惑が絡まり合って、思いがけない事態が発生してしまうというパターン。実在の噺家を挑ませるという趣向は楽しいのですが、語り手が自覚も乏しくゲスなことをやっていて、その点は引いてしまいがち。 | ||||
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この著者の落語ミステリーを愛読してきたが、今回は初めて、昭和の落語界を舞台としている。まず何といっても驚いたのが、探偵役が「稲荷町の師匠」こと、八代目正蔵師匠(晩年は彦六)だったこと。木久扇師匠がよくまねをしているあの口調で落語を演じるだけでなく、安楽椅子探偵として、まさにあの口調で謎解きをする。内心大丈夫かしらと思ったけれど、博覧強記で知られた師匠だったし、正義感の強さでも有名だったので、想像以上にぴったりと柄に合っていました。内容も事件と落語がうまくリンクしていて、トリックも切れ味もよかったと思います。特に一本目のメイントリックは、ある事件をもとにしていて、昭和のその年一年しか絶対に成立しないという内容でうならされました。愛弟子である正雀師匠の寄稿もさすがに感動的で、一読の価値があります。 | ||||
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