三体

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評判

三体の評価:

3.94/5点 レビュー 564件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.94pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全760件 701〜720 36/38ページ
No.60
(4pt)

ラスト付近で雰囲気が変わってしまった。

まず、文革の凄まじい描写の辺りから「文学小説」としても引き付けられる。
物語の狂言廻し程度にしか活躍の場が無い主人公に対し、警官の大史の存在感がバランスを取っており上手い。
謎のカウントダウン、巨大パラボラアンテナ、不思議なVRゲーム等々、推理サスペンス味も強く、一気に読んでしまう一級のエンターテイメントになっている。

しかしながら、ラスト近辺から興奮の熱量が減少して行った。
三体世界の住人の心理描写が人間臭過ぎるのだ。
精神構造は我々とかなりかけ離れているはずだと思うのだが・・・
それと智子の描写も無理感がある。
余りにも万能過ぎないか?

慣れない中国人名が頭に入らない所、別紙の登場人物豹がサービスで付属しているのはありがたかったな。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.59
(5pt)

スケールのでかさと圧倒的リアリティに驚き!!

最初だけ文化大革命の話に面食らいますが、その後はあっという間に引き込まれます。唯一の難点は登場人物の名前の暗記ですが、中国読みは諦めて日本語の音読みで覚えればスムーズに読めます。名前の一覧表も付属しているのが有り難いです。本当にスケールのデカさとリアリティーにびっくりです。映像化されたらぜひ見てみたいです。ハリウッドのSFに飽きてきた人にはぜひ!!!
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.58
(5pt)

辺境からの成り上がり

恐れ多くも大中華に対して辺境という言葉は皮肉めいているけど、まず聞いてほしい。
そもそも「小説」という単語は後漢時代(作中にも登場)に生まれた単語で、その意味は「取るに足らない小さな話」だった。また、現代においても「文学」とは純文学のことで、SFは文学の王道ではない日陰者だったわけだ。
ところが、この作品はこれらジャンルを表す語彙を更新した。正しく評価される方向に。小説は全然小さい話ではないし、SFはソフトパワーとして大きな影響を及ぼす。このように「(中国の)SF小説」を正当な評価を受けるべき対象に引き上げることに成功したのがこの「三体」だ。
実際に日本文化にとってこの作品は親和的だ。日本語版冒頭の文化大革命の描写は、山崎豊子「大地の子」で予習しているし、一人を大勢で反知性的に叩きまくる様は日本のSNSのようだ。伏犠や周の文王、それから神のごとき宇宙人との対決や、すでに何度も誕生と滅亡を繰り返す文明は「封神演義」で親しんでいる。「リング」シリーズっぽさや「バイオハザード」的な罠(主人公側が仕掛けた大掛かりなやつ)など、これまで各自が楽しんできた作品と連想を楽しむことができる。
もちろん、これらの作品をモチーフにしたりパクってる訳ではない。それだけ色々な要素を詰め込んで、それでも全体としてまとまって400ページ超を一気に読ませる迫力があるのだ。
三部作の一作目に当たるこの作品。早く次が読みたいのだ。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.57
(5pt)

読み始めたばかりだがもう面白い

傑作を確信。
中国知識人は文革の経験により多数派が正義でないことを
学習したという指摘は ほうぅと思った。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.56
(5pt)

ぐんぐん読める!

正直難しいです。専門用語もばんばん出てきます。でもなぜ読むのが止まらない、止められません。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.55
(5pt)

想像を超えた最高のSF小説

今日やっと日本語版を手に入れました。読みはじめたら一気に最後まで読んでしまいました。

日本の読者も読みやすいように、登場人物のリストをまとめたり、中国のその特殊な時代の用語を分かりやすく簡潔に注釈したりして、訳者の方がかなり工夫したと感じました。

1冊目はユーゴー賞の受賞作品だが、続編の「黒暗森林」、完結編「死神永生」はさらにスケールが大きく、想像を超えた展開になるので、1日も早く発売されることを楽しみにしています。

役者の方お疲れ様でした!
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.54
(5pt)

久々に夢中になれたsf

素晴らしいの一言に尽きます。壮大なテーマのSF好きの方には是非お勧めします。

続編については今しばらく翻訳に時間が掛かりそうなので、英訳が原書を購入しようと思います。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.53
(5pt)

すばらしい

かなりスリリングで、ほんとにちょっとぞくぞく怖くなった箇所もありましたが、素晴らしく内容の濃いSci-Fi作品です。英語版で挫折したので、日本語訳を待っていてよかった!とページをめくるたびに歓喜していました。物語は非常に熱いですか、常に背景に冷ややかな静寂が鎮座しており非常に対極のバランスがとれた素晴らしい作品です。背景に潜む人間の怒りや憎しみ、悲しみ、葛藤を秘めた不思議な冷たい空気感がまた素晴らしいです。一行一行吸い込まれるようにのめりこみ一気に読んでしまいました。早く続きよ出ておくれー!!!
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.52
(2pt)

過剰な前評判が作品の満足度を下げてしまう

読後の率直な感想は、期待はずれ。
驚きや感動のないまま読み終えました。

しかし、冷静に振り返ると決して悪い作品ではありません。
書き尽くされた題材の中で、新しい切り口を示した著者の力量は確かです。
問題はやや過剰な前評判(宣伝?)にあるように思います。

高評価のレビューは業界の方?と思うものが散見されます。
ここまで騒ぎたてないと今の時代本が売れないということでしょうか。
さすがに、『星を継ぐもの』と比較されるのは酷だと思いました。

これから読むかたは、前評判を忘れて、
ゼロベースで読んでみてください。
その方が楽しめると思います。

作品 3つ星
前評判(宣伝?) -1つ星
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.51
(5pt)

カバー絵がいいじゃないですか!

この絵を見たとき何を思い出すか。戦艦、レーダー基地、レーダー戦車→ゴジラ?、しかし実際は〇〇だと思う。あのターミネーターを彷彿とさせる言葉だ。まずこの絵に引き込まれた自分は、次に三体という謎の言葉にも惹かれた。SFの世界はやはり素晴らしい。先日、100de名著で小松左京のゴルディアスの結び目をやっていたが、ものすごい世界観だった(本は既に読んでいた)。まさに、これぞSFである。SFでしかなしえない世界である。映画ではディストピア系のSFアクションはことごとく観るのに、本はたまにである。それでもこれは良かった引き込まれた。2020年の第2部が待ち遠しい。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.50
(5pt)

最高です

家族3人が全員で1週間のうちに読み終わるほどの勢いで読みました。残り2冊の翻訳が待ち遠しいです
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.49
(5pt)

久しぶりに本を読んだ

まともに本を読むこと自体数年ぶりでSFなんて小学校以来なのですがとても面白かったです。
理系ではなく知識も乏しい知的階級とは程遠い人間ですが、最後まで読んでよかった。
こんな大作にレビューをつけるのも烏滸がましいかと。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.48
(1pt)

冗長

途中まで読んで、ここまで面白くない本を読むのが苦痛になった。まず、登場人物の個性があまりないので、誰が誰だか
わからなくなる。そして、そもそも、一体何が言いたいのかわからない文章が羅列してある。現金で買ったので、なんとか最後まで読もうと思ったが、苦行はやめた。これほど、評判がいいのにつまらない本はめったにない。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.47
(3pt)

帯レビューや前評判ほどには・・・

少なくとも早く次作を読みたい!という気にはならなかった。
私の場合、本作はヒューゴ賞倒れ。
アカデミー賞を受賞した映画すべてが面白いわけではないのと同じ。
翻訳は上手いと思った。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.46
(5pt)

面白い止まらない

自分は中国語で読んでいましたので、日本語の訳文はわからないけど、でもそんなに遅く出版してきたことから考えると、悪くならないよねと思います。

あんまり比較した人いないかもしれませんが、進撃の巨人と一緒に読んでみたら一層考えが深くなってきた。
正義は何?生き物の生存は一体何か法則ありますの?いろいろ考えてしまうね
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.45
(5pt)

エンタメ要素も強くて読みやすい

タイトルの三体はモノが2つまでなら正確に動きが計算できるが、3つになると定めることができない
という古典力学の三体問題から来ているようですね。
VRゲーム内の話はこの物語の多くを占めていて、最初は??でしたが後半で現実世界との関わりが
わかってくると一気に引き込まれました。
 ほかにも3次元空間に折りたたまれた11次元の世界など、普通にハードな内容も多いですが
そこはエンタメとしてもスピーディーな展開があって、硬質なSFだとか中国の作家だとか変に肩の力
を入れて手に取らないのは絶対損です!!
例えば、粗暴であんまり頭がよくないがすごい直観と行動力を見せる警官のアニキや、ある組織をまと
めて木っ端みじんにするやり方がぶっ飛んでいて、ハリウッド映画化もすぐできそう。
 あえてケチをつけると、どんな作品でもそうですが異星文明って科学力はすごいのに、それ以外は
単純すぎに見えます。人類がそうであるように文明には高度な政治が不可欠で、決して文明代表者が
思い付きで行動していい結果になるはずがないんですけどね。もうちょっと丁寧に書いてほしいです。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.44
(5pt)

黒船来航

「三体」は、おもしろかった。
ところでコメント欄で多くの人が「オールドSF」、「古典的」などの言葉を多用しているのに気づいた。その人たちに「科幻小説」の情報を伝える。

中国では「SF」というジャンル名が、ほとんど使われていない。
代わりに中国では「科幻」(かげん)(クゥーァフゥァン)というジャンル名が使われている。
この「科幻小説」だが、何と「全作品が伝統主義的なエンターテインメント、大衆娯楽作品であること」が特徴。
一方、日本の「SF小説」の実態は「伝統主義的ではないこと。エンターテインメント、大衆娯楽作品ではないこと」が特徴。
つまり、中国の「科幻小説」と、日本の「SF小説」とは方向性が真逆である。「ハリウッドの超大作ブロックバスター映画やNetflix製の大作ドラマ」と、「学生が自主製作した低予算の実験映画」ぐらいに両者は異なるジャンルなのだ。

要するに中国からの「黒船来航」だ。
ハヤカワは「科幻小説」の「三体」の日本語版を出版してしまった。ついに開けてはならないパンドラの箱を自ら開けた(笑)。
なぜ中国の「科幻小説」は「国際的に売れた」のか? なぜ日本の「SF小説」は「国内ですら売れない」のか? 
答えは両者が別々のジャンルだからだ。「伝統主義的」と「アンチ伝統主義的」の違いだ。
「黒船来航」で、その実態が明らかになりつつある。

残念ながら、「ニッポン科幻維新」の日は遠いだろうが。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.43
(5pt)

素晴らしく面白い

感度が低く、訳書が出てから存在を知った。
中国だけで2100万部?と桁違いの販売部数に興味を惹かれて購入。
素晴らしく面白かった。
中国の陰惨な文化大革命から始まり、過去と現在を行き来しながら、
ストーリーが創造のはるか上を展開していく。
ワクワクしてページを繰る手が止まらなかった。
英語を読むのは辛いので、次巻を1日も早く翻訳して欲しい。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.42
(5pt)

脳でイメージする描写のスケールの大きさ!

この小説が持つ重力(魅力)は、良い意味で予想を超えてくるし裏切らない。2章で「3体問題」に触れるパートも面白いですが、ラストの展開も見逃せない。次作が楽しみです!
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.41
(4pt)

文革から50年余り。いまこの本が世界で読まれることの意味

SFはほとんど読まないので、「現代SFの歴史を大きく塗り替えた一冊」と言われてもピンとこないのだが、宇宙物理の知識がなくてもそのとんでもないスケールの物語であること十二分に感じられた。地球外生命体とのファーストコンタクトが文革期の中国の施設だったというともすれば荒唐無稽な話が、現代の中国の技術レベルからすると普通にありうる話に思える。絶妙なタイミングで書かれた作品といえよう。著者は文革時代に知識人であった親が下放されて炭鉱労働に従事している間、河南省の電気も通らない小村で育った。本書に政治的メッセージはないという公式コメントとはうらはらに、SFに託して文革時代、中国の基礎科学の研究者たちを根絶やしにした狂気が本書の通奏低音となっているように思った。それを言っては元も子もないのかもしれないが。知識、思想、信条、品性のある人間が、そのいずれもたない人間に隷属させられる時代、科学的探究は捻じ曲げられ、それが中国の発展を何十年も遅らせることになった。本書は地球文明と地球外文明(三体文明)との接触が、共存ではなく対決に向かうことを示唆して終わるが、地球文明の基礎科学に壊滅的なダメージを与えることをもくろむ三体文明は、文革期の中国に重なって見える。450年後に対決することになる「仮想敵」に対して、降臨派、救済派、生存派、と、さっそく派閥をつくり、対宇宙地球代表の座をめぐって激しく争うさまは絵空事どころか、いま現実に起こっていることそのものである。文革から半世紀余り、再び世界の覇権を狙う中国からこの小説が生まれ、バラク・オバマ前大統領が絶賛したというのは、皮肉でもあり象徴的でもある。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708