■スポンサードリンク
罪と罰
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
罪と罰の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全369件 361~369 19/19ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドストエフスキーなんともすごい作家である。驚くべき人間類型(それも私たちのめじかにいる)登場。リアリズムのすごさ。例、老婆を,殺すときの描写の精ちさ。それにしても,神になろうとした人間苦しむね。例、ニィーチェ間違いなく,10本の指に入る名作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ãèªãæã®ã¢ã¬ãã¯ã¹ã»ã¸ã§ãã³ã°ã¹ã¯ã©ã¹ã³ã¼ãªãã³ãããã«ã¡ã©ã¼ãããã«ããªã¼ãã»ã¤ã¯ã¼ãã-ãã¨ãã£ãç-...çãªç²¾ç¥ç¶æ...ã'æ±ããç»å '人ç©é"ã'å·§ã¿ã«æ¼"ãåã'ã䏿½ã®åä½ã®é³å£°åå-ã«æåã-ã¦ãã¾ãããå°æ¬ã¯ããã"ããã»ããã¯ããã«ããè±è¨³çãã³ã®ã³ã»ã¯ã©ãã·ã¯ã¹ã'å...ã¨ã-ã¦ãã"ãã'ã©ã¹ã³ã¼ãªãã³ãã®å...é¢ã®å¤å-ã«éç¹ã'ç½®ããªããæç'ã-ããã®ãã-ãããã®åããã©ã説æçãªé¨åããç©èªã®èæ¯ã§ããå½"æã®ãã·ã¢ç¤¾ä¼ã®æ±ãã¦ããåé¡ãªã©ã¯å²æããã¦ãããç©è¶³ããªãã'æããå'ããããããã-ãã¾ãã"ãããã®åç¾ä»£çãªå¿çåã¨ã-ã¦éå¸¸ã«æ'-ç·'ãããå½¢ã«ãªã£ã¦ãã¾ãããå...¨è¨³ã§ãªããããæ¬ã'è¦ãªããèãã"ã¨ã¯ã¡ãã£ã¨åºæ¥ã¾ãã"ãã¹ã"ã¼ãã¯äººã®å...é¢ã®åãã'ç¾ã-ã¦ããã ã'ã«ãã¾ã!!ã§æ©é-¢éã®é³ã®ããã«éãã§ãï¼è±èªã®ãªã¹ãã³ã°ã«ããã»ã©èªä¿¡ãç¡ãå 'åã¯ãæ-¥æ¬èªãè±èªã®å...¨è¨³ã'èªã"ã§ã¹ãã¼ãªã¼ã'ææ¡ã-ã¦ããã"ã®ã«ã»ããã'èãããã"ã¨ã'ãè-¦ãã-ã¾ãï¼ãèªå¦åã«åã¿ã'æããããæ-¹ã«ã¯æ¯éãè-¦ããè±ä¼è©±ã§ã¯ã¾ã磨ã'ãªãã¹ãã«ãå±±ã»ã©çãè¾¼ã¾ãã¦ãã¾ãã | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やはり工藤訳、新潮文庫がイイ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いわずと知れたドストエフスキーの不朽の名作。 自己をナポレオンに比し、衆人の抹殺さえも敢えておこなわんと、金貸しの老女を殺害する青年ラスコーリニコフの苦悩と葛藤、聖なる娼婦ソーニャとの愛と救い、人間存在に関する哲学的問いかけ...一見単純に見えるプロットの中にこれらすべてが仕組まれ、読むものに深い感動をあたえずにおかれない。 悲惨な物語をつづる自然主義作家の筆致はしかしながら、あたたかで美しい。 ソーニャが家族を助けるために初めて体を売った夜の描写。その夜「一体だれのために守っているんだい?」といって彼女を通りに送り出したのは、彼女の義母であった。帰宅したソーニャは何も言わず、手に入れた金をテーブルの上に投げ出す。そのままベッドに身を投げ出した彼女は、肩掛けで顔をかくしながら壁に向かって黙っている。義母はその足元にひざまずく。そしてソーニャの足にじっと顔をつけたまま、やがて眠り込んでしまう。そばでは、飲んだくれのぐうたら親父マルメラードフが人事不省におちいったまま、ぐうぐうと寝ている。 不幸と絶望の中にある人々が、不思議と明るい光に照らされているように感じられる。家族を助けるために自らを穢したソーニャは天使であり、聖母マリアである。罪深くも懺悔をし安らかな眠りにつく父親と義母は、神の迷える子羊である。 物語のエピローグは、自分が虫けら同然であることに絶望し、生に何の意味も見出そうとしないラスコーリニコフと、身を屈して愛をあたえるソーニャとの魂と魂のぶつかり合いである。最後にラスコーリニコフがソーニャの膝を抱き、愛にめざめるところは、あまりに感動的な場面である。 この物語を読むとき、人はどんな懐疑もどんな絶望も消え、ただ愛に対する信念が生まれるのを感じるだろう。そしてラスコーリニコフと同様、新生のよろこびを味わえることだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「辛うじて意識を保ちながら、ほとんど力もいれず機械的に、斧の背を老婆の頭に振り下ろした。そのとき力というものがまるでなかったようだったが、一度斧を振り下ろすと、急に彼の体内に力が生まれた」(本文より引用)驚くべき描写である。しかもこのときラスコーリニコフは斧の刃ではなく背を振り下ろしたという。この正常から悦脱した瞬間の彼に必要だったのは、刃の「鋭さ」ではなく斧の「重さ」だったのだろう。だが、次に老婆の妹を殺害するとき、彼は今度は斧の刃を彼女の頭上にまともに振り下ろす。この結果、彼女の頭蓋骨はほとんど耳の上まで断ち割られる!ドストエフスキーを読む醍醐味のひとつは、その粘着的ともいえる細部描写だ。そもそも物語自体がとても長いのに、そのいちいちがとても詳細に描かれている。生命の危機的状態で時間はスローモーションに流れるというが、ドストエフスキーの時間はまさにそれで、とても濃密で、ゆっくりと動く。だから、彼の小説を充分に理解するのはまったく容易ではない。それでも、一度この魔力に魅せられると、彼の呪縛から逃れるのは難しくなる。どうしても再読したくなる。一度目はストーリーを追いかけるのが精一杯だった、だが今回は、という具合に。そしてもちろん、ドストエフスキーからは何度読んでも新しい発見ができる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人的な意見では、物語は終り方によりそれ以上に素晴らしくなったり、それまでの感動を無にしてしまったりすると思っています。<罪と罰>の終り方は実に無心論者のドストエフスキーらしいものだった。決して”罪を犯した人間も祈れば許される”とかいう類ではなく、最後の3行のあたりの”彼を救ったのは・・・だった”という表現。この最後の3行が素晴らしく、それ以外の長いストーリーが全て<伏線>のように感じた。読んだことのない人には是非お勧めしたい作品です。罪を犯し罰を受ける。しかし罰を受けても罪は消えない。罪を背負い続けて生きる人間を救うものはなんなのか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本の本質とやらはどこにあることだろう。古来からさまざまな批評・批判を受けたこの作品に、小林秀雄や江川卓が出した結論は「批評をしている人たち。あなたたち作者にからかわれているんですよ」ということのように思う。 例えば、ある人は志村けんが好きだし、ある人は合わないと言う。それは自分の中に持っている「志村けん幻想」の比重に過ぎない。そんな人間の性質をすらとかわした傍観者(作家)がドストエフスキーだ。 裏返せば、あなたの好きなように読める作品である。負けず嫌いの人は「こんな作品つまんない」と言っておいた方がいいだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドストエフスキーの初期の作品。全作品中、最も分かりやすく、読みやすい。そのため、ドストエフスキーって何と思う人は、この作品を最初に手に取るだろう。作品の内容は、刑事コロンボのような構成を取っている。まず、最初に、主人公の紹介が行われ、その心理が説明され、犯罪が行われる。その後、犯罪者となった主人公の心理的変化や行動が微細に描かれる。その中でも、担当刑事に追い詰められていく様子は、最も興味深い。最終場面も、他に類を見ない独特の結論である。読者は、この小説で、ドストエフスキーって、面白いなと思い、次の小説に手を伸ばすだろう。そのとき、次に書かれた作品ではなく、彼の最後の作品である「カラマーゾフの兄弟」をお勧めしたい。この作品もまた、父親殺しの真犯人は誰かが主題となっている、面白い作品だからだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
検察官に、老婆の殺害を見抜かれ、追い詰められるラスコーリニコフ。下巻の中心は、検察官とラスコーリニコフの心理戦である。主人公の追い詰められる様、理論武装が崩壊していく様、そして消耗して、崩れ行く様がリアルに描かれる。上巻同様、読者の心理に迫るリアルな表現、緊張感、圧迫感。上巻のように、物語の内容は、やはり暗く、多少狂気がかったものである。しかし、その主人公を立ち直らせようとする弱き少女そーね地下の存在が一つのカギとなる。上巻から続く、暗い世界。暗く、鬱した主人公の世界観、これが物語りの空気を作り出している。しかしそこに最後の最後の部分で変化が訪れる。長いくらい物語の果てに訪れる主人公の世界観の変化。たった最後の数ページだけでありながら、物語!の印象をガラッと変えてしまうほどのインパクト。この部分のために今までの長く暗い物語があったのだと分かる。たった最後の数ページであるが、その部分を是非感じて欲しい。そのためにもこの長い物語を読んで欲しい。素晴らしい出来だと思うけど、長すぎるし、登場人物の名前(とその活用)が複雑なので、星はマイナス。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!