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狙撃手のゲーム
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狙撃手のゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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ボブ・リー・スワガーのシリーズです。ボブももう72歳です。アクション冒険小説の主人公が老いてしまうと悲しいですよね。フィクションなんだから年を取らなくてもいいと思いますが、現実感を大切にしたのでしょうかね。作者の無駄なこだわりだと思いますが。 それだけでもこの小説を手に取ろうと思うハードルが高いのですが、さらに読み進め難くしているのが、ボブが隠居生活から現場に復帰するきっかけとなった理由です。ある母親がボブのもとを訪れ助力を頼みます。自分の息子が中東でスナイパーに殺されたのでその仇を取ってほしい、と。いや、お母さん、それが戦争ですから、残念!しかし母親は諦められずに独力で犯人を探し当てます。そのために借金をしてまで大金をつぎ込み、暴力を受け、レイプされてもくじけません。居場所が分かったからそこに行って犯人を殺して欲しいとボブに頼みます。 アメリカ人はこういう話が好きですよね。一定の割合の人々がこのような話を好むので、このような設定でも受け入れられるのでしょうね。たった一人の戦争、母親の愛は無限大、みたいな。けど、冷静に考えるとエゴの塊です。息子も戦争で相手を殺しに行っているわけですから、そこで殺されても文句は言えないでしょう。 ここで読むのを止めようかと思ったのですが、我慢して読み進めました。ここを乗り越えられれば読み進めるのは難しくはありません。さすがスティーブンハンターといったところです。(これがレビュータイトルの理由) 上巻はスナイパーとボブ達の頭脳戦です。下巻も楽しみです。 | ||||
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自身の手駒で実在らしい謎の狙撃者の手口を描いた「ザ・ウォール」への落とし前なのだ。にしちゃ余りに間抜けな標的。 | ||||
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「最も危険な場所」以降は微妙な出来 ばかりでしたがkindle版が半額な事もあり ひさびさ購入 しかし出来はここ10年くらいの他の作品と 同じで「極大射程」「真夜中の…」程の 面白さはありません 1番がっかりしたのは加齢からくる 主人公ボブの凡人化でしょうか… 狙撃の腕は衰えてないんでしょうが 頭脳の冴えを見せる場面とかが弱いです 敵の策謀を先読みし罠をかけ待ち構えている 敵を一網打尽にするような痛快な描写が 見たいんだけどな | ||||
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70歳を超え体力や瞬発力は衰えてはいるが、 スナイパーとしての考え方、そこからの判断力、そして研ぎ澄まされた感性は衰え知らずだった。シリーズで最もボロボロになってしまうボブに哀愁も感じるが、最後の最後にドンデン返しでまさかの展開。銃に関する描写もたっぷりと有り、ひとつひとつの機能・役割が手に取るようにイメージでき、スナイパーの行動の意味がよく理解できる。 しかしボブ・リーはカッコいいなぁ〜。 極大射程に並ぶ面白さだった。自作が楽しみだ。 | ||||
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一番最初に「TIME TO HUNT」を読んだ時からのファンです。 銃器や射撃に関わる描写で、誤訳と思われる部分が目立ちます。(原語版を読んでいないので、元々の間違いかもしれませんが) 物語の流れにはさほど影響がない程度ですが、このシリーズは銃や射撃ファンも多いと思うので、ちょっと残念です。 過去の作品でそのように感じたことが無かったので、今回は訳者が違うのかと思ったぐらいです。 | ||||
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ハンター氏の作品は昔より全て読破しています。 この作品を読んで、初めて作者の衰えを感じました。 以前のストーリー展開、魅力的な脇役の存在などなどが、パワーダウンしています。 まあ、作者の得意な銃器の知識、使用経験は健在ですので、私としては買った価値はありました。 ボブ・リー・スワガー、永遠なれ。 | ||||
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表題の通り、長年のファンとしては熱烈大歓迎なのですが....また些細なことを見つけちゃったじゃないか(笑) 上巻130頁、UZI短機関銃をボブが操作する描写部分なのですが、UZIはオープンボルトなので「ロックした手応えがあったところで、そのハンドルを押してやると、ボルトが解放されて前に戻った。」のだったら、撃発して発射しちゃうじゃん!! 実際のコッキングハンドルは引くと、ボルトを引っ掛けてて後退させロックさせると、ハンドル(と、カバー)はハンドルカバースプリングが戻る力で前に戻り、ボルトはオープン状態でロックされたままとなるのです。 これは作者のミスなのか、訳者がやはり銃器に詳しくなくての意訳した結果のミスなのか、いつも通りおなじみのガンファンを喜ばせる「ウォーリーを探せ」の仕込みなのか、ともかく、気が付いたのでニッコリ笑って指摘しておきますね。 あとは、.367”のネックブッシュを使うということは、薬莢のネック厚が0.0145”程度ということで、それほど極限までの究極を極めたネックターニングを施した薬莢でもなく、ライフル装弾のリロードを集弾精度を少しでも意識してやっている人間にとっては、それほど大した話ではありません。 そうであっても、1マイル越の「狙撃」(標的射撃ではない)はスゴイ話なので、少年の心でスッゲーとドキムネで読んでしまう私も、もはや高齢者なのですよ....(爆笑) | ||||
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この作家の作品はいつも読んでいますが、今夏も期待通りの作品でした。 あっという間に上巻を読み切ってしまい、今下巻を読んでいます。 | ||||
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ハンターの作品の面白さは、魅力的(凶悪かつ冷静)な悪役と緻密なプロット。悪役が強いほど、主人公がイキイキと活躍し、二転三転する状況に読者はハラハラする。だが、ハンターが素晴らしかったのは、『極大射程』から『最も危険な場所』まで。その後の作品はもうひとつだった。 今回の敵はシリア人の天才的スナイパー。老いたボブ・リー・スワガーが執念をもって追いかける面白さはあるけど、肝心のスナイパーのキャラが薄いので、ボブもイキイキと活躍しているとはいえない。 | ||||
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冒険小説が書店の正面の平積みスペースを飾っていた時代には、スナイパーものも決して珍しくなかった気がするが、今では、映画こそスナイパーをヒーローに据えた作品が途切れなく続いているものの、小説作品として花形になることは、本格ミステリーが復活している昨今ほとんどなくなってしまったようである。 スナイパーものの書き手としては自身銃器に造詣の深いハンターは第一人者であると思うが、そのハンターも、シリーズ・ヒーローであるボブ・リー・スワガーも共に高齢化してしまった。もう一作登場があるかどうか、危ぶまれるほどに。 寂しいことではあるが、時代は移ろい、時は流れる。ヴェトナム世代のスナイパーに今できることは何だろう。いまここにある危機、すなわちイスラムからアメリカに潜入したスナイパーを見つけ出し、その目的を探り、最後にはその狙撃を阻止することだ。 かくもシンプルなストーリー。相手は聖戦の戦士ジューバ・ザ・スナイパー。かつてのボブ・リー同様に天分の才能を持つ狙撃手。その意図はアラーの神への深い信仰。ストレートで曲がらない弾丸のような揺るぎなさ。 米国に潜入したジューバと彼をアシストする元メキシコ特殊部隊チーム、対するはボブ・リーやイスラエルの分析官までをも急遽交えて完璧を期した極秘捜索チーム。駆け引きとその行動と分析が面白い。かつて時代を謳歌した冒険小説の断面がここそこに見受けられる。 ターゲットは誰であるのかも最後の最後までわからない。仕掛けられた伏線、知略の攻防、久々にスケールの大きな狙撃スパイゲームを読んでいる感触。誰にでも奨められる小説とは言えないが、銃器や弾薬やスコープに関する専門的かつ科学的な分析、それによって狙撃場所を特定してゆく、スワガー・サーガならではの推理と、追撃の様子が手に汗握る展開で眼を放せない。男の子の小説はこうだと言わんばかりの展開だが、最近では女子でもこういう作品に餓えている方がいるのではないだろうか? | ||||
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冒険小説が書店の正面の平積みスペースを飾っていた時代には、スナイパーものも決して珍しくなかった気がするが、今では、映画こそスナイパーをヒーローに据えた作品が途切れなく続いているものの、小説作品として花形になることは、本格ミステリーが復活している昨今ほとんどなくなってしまったようである。 スナイパーものの書き手としては自身銃器に造詣の深いハンターは第一人者であると思うが、そのハンターも、シリーズ・ヒーローであるボブ・リー・スワガーも共に高齢化してしまった。もう一作登場があるかどうか、危ぶまれるほどに。 寂しいことではあるが、時代は移ろい、時は流れる。ヴェトナム世代のスナイパーに今できることは何だろう。いまここにある危機、すなわちイスラムからアメリカに潜入したスナイパーを見つけ出し、その目的を探り、最後にはその狙撃を阻止することだ。 かくもシンプルなストーリー。相手は聖戦の戦士ジューバ・ザ・スナイパー。かつてのボブ・リー同様に天分の才能を持つ狙撃手。その意図はアラーの神への深い信仰。ストレートで曲がらない弾丸のような揺るぎなさ。 米国に潜入したジューバと彼をアシストする元メキシコ特殊部隊チーム、対するはボブ・リーやイスラエルの分析官までをも急遽交えて完璧を期した極秘捜索チーム。駆け引きとその行動と分析が面白い。かつて時代を謳歌した冒険小説の断面がここそこに見受けられる。 ターゲットは誰であるのかも最後の最後までわからない。仕掛けられた伏線、知略の攻防、久々にスケールの大きな狙撃スパイゲームを読んでいる感触。誰にでも奨められる小説とは言えないが、銃器や弾薬やスコープに関する専門的かつ科学的な分析、それによって狙撃場所を特定してゆく、スワガー・サーガならではの推理と、追撃の様子が手に汗握る展開で眼を放せない。男の子の小説はこうだと言わんばかりの展開だが、最近では女子でもこういう作品に餓えている方がいるのではないだろうか? | ||||
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ハンターの作品の面白さは、魅力的(凶悪かつ冷静)な悪役と緻密なプロット。悪役が強いほど、主人公がイキイキと活躍し、二転三転する状況に読者はハラハラする。だが、ハンターが素晴らしかったのは、『極大射程』から『最も危険な場所』まで。その後の作品はもうひとつだった。 今回の敵はシリア人の天才的スナイパー。老いたボブ・リー・スワガーが執念をもって追いかける面白さはあるけど、肝心のスナイパーのキャラが薄いので、ボブもイキイキと活躍しているとはいえない。 でも、初期のダイナミズムを老いたボブに期待するのは無理なんでしょうね。老いたボブが活躍するだけでも、ファンとしては満足ですし。 | ||||
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ハンターはここ数年は冴えがない。かつてのスピード感溢れる展開やドキドキさせる緊迫感がない。この作品でもただいたずらに狙撃の最新データを並べたてるだけでストーリーそのものや登場人物のキャラクターにアイデア、創意工夫が感じられない。本人もあと書きで述べているが、齢を重ね現地取材がおろそかになったと吐露している。もはやジャック・ヒギンズ同様遡れば遡るほど面白い作家になってしまったのか。次作に期待したい。 | ||||
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説明どおりの内容でとても満足しています。 | ||||
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説明どおりの内容でとても満足しています。 | ||||
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ハンター氏の作品はほとんど読んできましたが、本作はしっかりとボブ・リーのスナイパー魂を描いているという点では面白いです。 ただし主役も敵キャラもそれらの取り巻きも基本狙撃の事しか考えていない、かつ天才的発想なのでシリーズのファン以外には正直取っ付きにくいとは思います。 いつ老兵ボブ・リーを退場させるか?作者もファンもそれは望んでいない、でもアクションは難しい...で出した答えが本作、というところでしょうか? あと他のレビュアーも指摘されていますが、翻訳が少しわかりづらいです。 訳者は他のハンター作品も翻訳されていますが、今回は頭に入りづらい文章が多く、確かに会話も誰が話しているのか分かりにくいと思います。私の読解力不足かもしれませんが... 専門用語なども所々変で、トリガー指、弾頭のネック、ケステル(※Kestrel)...などなど訳者が銃器専門家ではないのは百も承知ですが、日本語としても少し違和感のある言葉、言い回しが散見されます。 でもハンター作品大好きなので、そんなことは気にせずついつい読んでしまいます笑 | ||||
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元米海兵隊軍曹で名狙撃者ボブ・リー・スワガーが登場する連作物の最新作で、今回は、イスラエルのモサドとの協力のもとで、シリアのテロリストスナイパーと対決する。シリーズ第一作「極大射程」からスワガーものを読んでいる読者なら、おなじみのスリルを味わうことができる。著者の銃器に関する該博な知識に驚かされる。 | ||||
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これこそ待っていた作品 | ||||
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映画が気に入って、原作の「極大射程」を読んだら最高に面白かったんです。 そして私は気に入った作者の本をまとめ買いしちゃうんですけど…一作目以降全く読み切ることができなかったんです。 で、今回久し振りに書店で新作を見かけて、帯の文句や表紙の雰囲気が良かったので買ってみたんですけど…… 会話文がだれが話している言葉かわかります? 文中の代名詞が、何をもしくはだれを指しているかわかります? 自分が一体何を読んでいるのかわからなくて、数ページで先に進まなくなりました。 極大射程のプロローグ…鹿撃ちの場面…今でも脳裏に描写できます。 それ以降の翻訳は…翻訳として正しいんでしょうけど、一切脳裏に映像が浮かびません。 このレビューのタイトルの通りです。 どうやって読めば良いのかわかりません。 「彼ら」「彼」ばっかり出てきて、誰のことかわかりません… とある一文 ボブは、アイスティーは好きでもないのにアイスティーを注文した。アイスティーを注文するようにと伝えられていたのだ。 何回アイスティーって書くんですか… | ||||
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後半は、いよいよ狙撃手ジューバがとある人物の暗殺作戦を本格化させる。それをサポートするメキシカンマフィアも絡み、ボブとFBIチームは奮闘するが。狙撃手同士の対決の結末やいかに。 ボブも、ロシアの元特殊部隊、アメリカンギャングスター、イギリスの元特殊部隊と戦ってきたが、今回は中東の狙撃手とメキシカンマフィア(その中でも特に不気味な男)との対決が待っています。 1つ1つ違った視点で狙撃手を追いつめていくシーンは個人的には面白かったです。 次回作が待ち遠しいですね。 | ||||
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