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残酷な夜
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残酷な夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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トンプスンの代表作の一つ。 トンプスンの作品が、トンプスンの作品たらしめるのは最終盤の様な世界観の為だと思う。 昔、ヒッチハイクで会った奇妙な作家の家での生活。 其処でのキーワードが、野生の山羊(WILD GOATS)。 セリフが無くなり、主人公の独白が続いて、山羊との争いが続けられていく。 この描写が何の事なのか理解できないけれど、何かを表現しているのだけは伝わってくる。 トンプスンは何を描こうとしていたのかと、世界観に引き込まれていく。 独白の中で起きているのは、事実なのか幻覚なのかとかディック的に見てしまったりする。 それで、ラストにゴミの山の奥で見つけたのは何だったのかとか。 そういう所が知りたいのに、解説は最悪。 自己陶酔でサブカルのアウトロー気取りの文章がダラダラ続く。 翻訳の三川氏の意見の方が聞きたかった。 この手の評論家という職業、本当に無くなって欲しい。 この評論家が、未だに出版業界に居られる事が、昨今の本離れの原因なのでは? | ||||
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裏社会から暗殺の命を受けた男の物語。 ターゲットの家に下宿し虎視眈々と機会を伺っているうちに、家主に疑われたり、家主の女房といい仲になったり、家政婦に手を出したり、他の下宿人を暗殺の見届け人と思い込んだりと迷走に迷走を重ねる。主人公が肉体的にも精神的にもひ弱で、ミッションを達成できないまま悶々とする様がつらつらと語られていく。主人公の容貌を含め露悪的な描写は読んでいて気持ちの良いものではない。 トンプスンのノワールにしては悪党感のないと思いきや、最後の最後に衝撃的な結末が待っているんだね。 | ||||
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飲酒がどういう自己破壊なのか、気を許して漏れ出た憐憫を愛情と混同した場合、どう寿命を縮めるのかも。 | ||||
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見たくないと言っても、旅に出たらおしまいです。 たっぷり堪能させられます。 ほんの少しの間なのに、印象が強すぎて作品のイメージがころっと変わっちゃいます。 すげぇ。なんだ、これは。 あるいは、「え、なにそれ」か。 うっちゃられて、マイ・ベスト・トンプスンはこれに決定ということで。 | ||||
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最初から最後まで、地味な笑いがちりばめられている一冊です。 これといった特徴のない主人公なのですが、行動や思考が少しずれているので、次第におかしさがこみ上げてきます。 複雑に絡み合う人間関係ですが、登場人物がそんなに多くはないので、海外物が苦手な人でも読みやすいと思います。 | ||||
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誰が狂っているのか?誰もが狂っているのか?殺し屋は誰だ?思惑は微妙にズレていく。そして待ち受けるのは血しぶき。 その世界を見つめるために読者が潜むは主人公の脳みその中。最高だよトンプソン。 | ||||
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