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(短編集)
血染めの旅籠
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血染めの旅籠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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夕方の再放送でよく見ていたテレビ時代劇の名作『素浪人月影兵庫』。 1958(昭和33)年から数誌にまたがって連載された内から ミステリとして楽しめる作品をセレクト。 昭和30年代発表のワリに “犯人” “被害者” “容疑者” と、そこかしこに混じる時代物らしからぬ言葉から 現代の風が吹き込んでくる。 『銭形平次』や『人形佐七』はモチロン、 創元推理文庫で同趣向の短編集が編まれている “木枯し紋次郎”“眠狂四郎”とか 時代劇ってTV化されると 必然的にミステリドラマになっちゃうものだよね。 てっきり、品川隆二のコミカルな演技でお馴染みの 焼津の半次をワトソン役に、月影兵庫が名推理を披露するンだろうと思ったけど 全然、出てきません。 後半から、とある事件で知り合った、 元“掏摸”の安と旅先で事件に巻き込まれるコトに。 原作とあまりにもかけ離れたストーリー展開への 作者からのクレームで キャストその他はソノママに『素浪人花山大吉』として 再スタートを切らざるを得なかったのは有名な話。 その後、本家の方が半次を意識したキャラクターを 登場させたとのこと。 『掏摸にもすれないものがある』のラスト、 兵庫と安のやり取りは “カリオストロの城”のラストにおける銭形警部の一言の元ネタ? | ||||
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