(短編集)
インスマスの影: クトゥルー神話傑作選
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到底理解し得ない異形のものどもを前にして、孤立感を深めていく登場人物たち。 腐朽のすさまじい悪臭を振りまき、禍々しき邪悪の精神交感で人間を操り、この世界への侵略をもくろむ異世界の怪物たち。 ラブクラフトが描き出す〈クトゥルー神話〉のおぞましさ、禍々しい空気感がもの凄く、ぞくぞくしながら頁をめくってました。 収録七篇のうち、「異次元の色彩」「ダンウィッチの怪」「闇にささやくもの」「インスマスの影」の四篇の読みごたえは素晴らしく、作品にみなぎる世界観の深さ、ひたひたと押し寄せてくる恐怖の雰囲気に圧倒されました。 わけても、「異次元の色彩」「闇にささやくもの」の二篇が凄かった! 不穏な空気が次第に高まっていく恐さに、ごくり、ぞくりと、息を殺しながら読んでましたよ。 M!DOR! が描いた文庫本表紙カバーの装画も良いっすね。ラヴクラフトの作品の中に出てくるアイテムをちりばめて、雰囲気のある装画に仕上がっているなあと。拍手! 南條竹則の訳文は、ところどころ分かりづらい文章、訳語はありましたけれど、全体としてさほど違和感を感じず、読み進めていくことができました。 編訳者による巻末の解説に従って、収録された七篇のタイトル(作品発表年)【原題】を記しておきます。 | ||||
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訳文のせいなのか、物語になっていない。これはひどい。ラヴクラフト全集を読んだほうがいい。 | ||||
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本作は、ラヴクラフトのクトゥルー神話を現代訳し、傑作を集めた短編集。 同一世界で、登場人物やシチュエーションが様々に変わっていくオムニバス的な進行なので、どれから読んでも問題ない。 このシリーズは本作の他、「狂気の山脈にて」「アウトサイダー」の3巻構成になっている。 クトゥルー神話は「宇宙的恐怖」がテーマになっていて、人智の及ばない存在、奇妙な人物、現象との遭遇などが取り扱われる。 意志疎通もできない、抗いようのない絶対的恐怖が見どころ。 薄気味悪く、掴みどころがなく、ジワッとした雰囲気が独特で、先が読めない展開が面白い。 情景描写が秀逸で、本当にありえるんじゃないか、または、作者が実際こういったことを垣間見た体験談なのではないか、と思ってしまうほどリアリティ溢れ、読者の想像力を掻き立てる。 現代的に改変された翻訳は分かりやすく、それでいて砕けすぎず、オリジナルの良さも崩れていない。 ストーリーのチョイスも良く、良いとこ取りの作品。 しかも、紐のしおり付きという嬉しい仕様。 オリジナルはもうかなり古い作品で、言葉が古く、表現が回りくどい部分が多いため、今から初めて読むならこのシリーズはオススメ。 どれから読むべきか悩んでる人にも是非。 | ||||
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読みにくいという意見もありますが、私はこの本はとても読みやすかったです。短篇集なので短時間で読み切れるので是非読んでみて下さい。 | ||||
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クトゥルフ神話の創造者の傑作選です。 HPLの独特な持って回った表現が上手く表されている訳だと思います。文体が苦に成らないならばオススメ出来る一冊だと言えます。 | ||||
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