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猟犬の國



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【この小説が収録されている参考書籍】
猟犬の國 (角川文庫)

猟犬の國の評価: 3.63/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

他の作品も知っていた方が楽しめるかもしれない

スパイ小説といえば、真っ先に柳広司氏などが思いつきますが、その先入観で読むと全くテイストが違うと感じると思います。恐縮ながら、芝村裕吏氏のことは全く存じ上げず、予備知識なしで読んだことや、また主人公は別の作品に登場するキャラという事もあり、最初はその世界観に馴染めず物語にも入っていけませんでした。

5話の連作物ですが、最初はなかなかストーリーが冷たい感じで無慈悲な雰囲気もスパイ小説らしかったのですが、2話以降は何となくスパイの世界にも中間管理職的な立場があり、その苦労が垣間見える気がして意表を突かれた感じです。また、公安出身の女性新人スパイとの絡みも会話もコミカルで緊張感も左程ありません。

筆者を良くご存じの方にはキャラにも親しみがあり楽しめそうですが、初めて読まれる方にとっては、ある意味、内容に意外性のあるスパイ小説と思われるかもしれません。
猟犬の國 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬の國 (角川文庫)より
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