Φは壊れたね

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評判

Φは壊れたねの評価:

3.02/5点 レビュー 87件。 D ランク

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平均点3.02pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全98件 81〜98 5/5ページ
No.18
(3pt)

これからが楽しみ。

森作品は、ひとつひとつの完成度を追求することよりも、すべての作品が微妙に絡んでいるのをあとで発見する、というマニアックな楽しみがありますよね。今回のもたぶんこれ一作読んだだけではまだ結論を出すのは早い気がします。それにしても、新キャラが登場しているのに、萌絵ちゃんがかなり出てくるのは、やはり萌絵ファンの要望にお応えした、という森先生の優しさなのでしょうか?でも、犀川先生の大ファンであるわたし的には、萌絵ちゃんを出すなら、もっと犀川先生だしてくれー。そして、2人のその後を教えて欲しいのですが。さてさて、次作「θは遊んでくれたよ」では、今回の主役級3人がどのように絡んでくるのか、これもまた別の楽しみですね。
Φは壊れたね (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: Φは壊れたね (講談社ノベルス)より
4061823922
No.17
(5pt)

戦慄の一作

僕は読後、背筋がゾクゾクとしました。森作品はここまで到達しえたかと。まずトリック。かなり凄まじい。それをこんなにもあっさりと書く。中には作中の人物が「これは凄い事件だ!」と言わないとそう感じられない方もいるようですが。このトリックは原稿用紙千枚以上の作品ですら支えうるものです。そして無駄が一切ない文章。量があれば「大作」と思う人もいるでしょうから物足りなさを感じる方はやはり多いようです。でもね、森先生は「大作」を目的にしたのではありません。切れ味。これです。僕が戦慄したのはまさにそれによるもの。「長編でこの味を出せるのか!」この衝撃。そしてこれをさらりと見せる森博嗣の力。森作品は百冊近く読んでいるというのに、この最新作でさらに新しいものを見せられるなんて・・・。森博嗣の視線はどこまで高見を向いているのだろうか・・・。
Φは壊れたね (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: Φは壊れたね (講談社ノベルス)より
4061823922
No.16
(3pt)

まずまずの好スタート

「すべてがFになる」では萌絵と四季が、レクターとクラリスを模した設定での会話をスタートにしたのに対し、「Φは壊れたね」の方は、レクターの芸術的な殺害方法を模した設定でのスタート。同じ「羊たちの沈黙」スタート。・・・このシリーズも期待できそう。
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4061823922
No.15
(2pt)

意義が見出せるか

新シリーズとしてスタートされる意義が見出せるか。2作目以降へ期待あるいは課題というところか。マニアによる屁理屈めいた理由ではなく、これまでのファンが心から歓迎でき、また森ファン、森マニアではない人にも、ひとつの作品として楽しめるか否か。残念ながらこの1作で星をたくさんつけるわけにはいなかった。ずっと片隅で黙って聞いている人物が、周囲の奮闘を尻目に、最後になって「僕わかったよ。あれ?みんなまだなの?」みたいな構図はもうおなかいっぱいです。でも今後の展開には期待しちゃいます。ファンですから。
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4061823922
No.14
(4pt)

よりリアル、よりアンチ

私の感想は、これまでの森作品とくらべてよりリアルで、ほかの本格ミステリィにたいしてよりアンチ。他の方の感想にもあったが、従来のシリーズより人物の思考の叙述量が少なく会話文が多くなったと私も感じた。キラリと鋭い思考が森作品の醍醐味、凄さだと私は思うが、それが直接見えなくなっている。会話からその人の思考や感情をトレースすることを強いられる。これがとくに森作品に親しんだ人にとっては、物足り無さや感情移入のしにくさ、普通に見える登場人物につながっていると思う。でも、私たちの世界はこれがリアル(作品として客観的とも言えるかな)。他者の思考をそのまま知ることはできず、会話や文章など外に出された言葉から他者への認識、他者との関係をきずいていることが多い。また、言葉にはならないがその人の生き方のうちに見て取れるときもある。ヴィトゲンシュタインの引用もその意味ではとても印象的。もしこの新シリーズに、新しい技巧的な軸があるとすればそれかもしれない。謎解き、トリック、密室についても、人によってはあっさりしたものに感じるはず。私もそう感じた。けれど、これも森作品にとっての新しい挑戦、テーマのひとつだと思う。とあるエッセイで森氏も書いておられたが、大きな装置(大ドンデンガエシ、機械仕掛け、叙述トリック等々)で読者をゾクッとさせる本格ミステリィはすでに数多ある。今作ではそのゾクッと装置をこれまでのミステリィの核には求めていない。どこでゾクッとするかというミステリの核がわざとずらされている。あるいはゾクッとするその感じ方自体を変えている。その意味でよりアンチ。私なりにゾクッとするところはあったが、ゾクッゾクッ(強調して2回)とまで来るところがなかった。私の感度がにぶいか、今作の切り口と相性があわなかったか。次作以降ではあるかもしれないと大いに期待。その意味で星1つマイナス。
Φは壊れたね (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: Φは壊れたね (講談社ノベルス)より
4061823922
No.13
(2pt)

ファンとしては後先不安か。

2005年四月から予定されている森博嗣の休業宣言を前に発表された新シリーズ。今までのファンが楽しめる作りにはなっているものの、シリーズ開幕としてはいささか物足りない印象を拭えない。問題は、トリックやキャラクタではなく、作品全体の雰囲気のようなものにあるのではないだろうか。一定したペースで続刊してくれるか、密度の高い作品を待つか、ファンには悩ましいところではないでしょうか。
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4061823922
No.12
(3pt)

良くも悪くも。

 四季4部作で一区切りがついた感のある、森博嗣の新シリーズ1作目。 まず感じたのは役割交代、ということだろうか。ところてん式にズレた、と言った方が適切かもしれない。新シリーズなのだから当然、新しい登場人物が出て来るのだが、以前からの登場人物のキャラクタが「進化して」新しい人たちのキャラクタに、少し様相を変えながら場所を譲ったという感じ。つまり、西之園萌絵が「大人になった」なあ、と。...いや、視点がそう見える位置に移っただけ、とも言えるのか。 でも、それは決してネガティブな意味ではなくて、今まであまり見えて来なかった側面が描かれているという意味で、継続して読んでいる人にとっては楽しいかもしれない。もしかしたら書いている本人も。一方の今シリーズからの登場人物はというと、それぞれ個性を持ったキャラクタではあるものの、Vシリーズなんかと比べると「普通の人」という感じが(一人を除いて...)する。 ...とここまで登場人物の批評に終始してしまったのは、この話が良くも悪くも「いつも通り」だったから、かな。安心して面白く読める反面、衝撃に乏しい。まあ、それは読む側の問題なのかも知れないけれど。 あ、そういえばこのシリーズの名前はどうなるんだろう。
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4061823922
No.11
(4pt)

今後に期待です。

 ギリシャ文字シリーズになるのか、森氏の新シリーズ。 Φ(ファイ)は、ギリシャ文字の1つ。アルファベットで書くと、"Phi"です。数学では、オイラー関数で使われるようです。 森氏のすごいところは、推理小説なのに殺人事件なんてどうでもいいこ、と思わせるところだと私は思います。つまり事件が解決することが重要ではないのです。 「思考の過程」こそが最も重要な要素。本作では、新しい登場人物の紹介が中心なので、ラジカル&ロジカルな面はやや抑えられていますが、読むだけで一時的にせよ、頭が活性化されますね。 P.S. ギリシャ文字シリーズと推測したのは、次作の予定が『θは遊んでくれたよ』だからです。本当は星3つですが、次回作からの期待をこめて4つです。
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4061823922
No.10
(2pt)

森作品は好きなんですが・・・

う~ん、既存のシリーズに絶えず感じていた、読後の爽快感を全く感じませんでした。私はトリックマニアではないので謎解きが簡単すぎるのは別に気になりませんでしたが、キャラクター達の方向性がわかりません。中途半端にダブッている既存キャラのせいで余計に・・・まぁ、まだ1作目なので次回に期待します。やっぱ一番好きな作家なので。
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4061823922
No.9
(2pt)

ボリューム不足

文章が『四季』シリーズのように、2列じゃなくて1列…ボリューム不足で、『中身スカスカ感』がありました。短編集の一つの話みたい。新キャラクターは個人的には好きなのですが…。ストーリーが淡々と進んでいきます。もうちょっとボリュームあったほうが嬉しいです。
Φは壊れたね (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: Φは壊れたね (講談社ノベルス)より
4061823922
No.8
(5pt)

素直に面白く書けてます

飾ったり気負ったりしないで書けているなあ、と感じました。森作品は「F」を最初に読んだので「ずっと読んでいきたい」と思いましたが、「黒猫の三角」からの V シリーズを最初に読んでいたら、続きを読みたいとは思わなかったような気がします。今回の「φは壊れたね」については、これを最初に読んでいたとしても大好きになっただろうと思えます。素晴らしい世界観、描写力です。とはいえ、予習しておけばさらに美味しいのが森博嗣。今回は、「森博嗣のミステリィ工作室」で激賞していた笠井潔の矢吹駆シリーズと、S&M シリーズ「幻惑の死と使途」を読んでおくようお勧めします。ただ、「幻惑」のなかにヒント (というか答え) が出ていますし、本作の謎解きはさほど難しくないので、トリックに (だけ) こだわる人の評価は下がるかもしれません。今回はテーマが純文学っぽい微妙な命題なので派手さはありませんが、秋、ひとり静かに読んで思索にふけるのにちょうど良い本だと思います。
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4061823922
No.7
(2pt)

うーん・・・・・

なんとなくインパクト不足です。文章その他の素晴らしさというのは相変わらずなんですけど。肝心のミステリーな部分が、どうもマンネリ感が拭えません。今回も「密室」だから、「森博嗣なら」こうするだろう、と考えたらやっぱりその通りという感じでした。これは愛読者故の不満足感なのかもしれません。
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4061823922
No.6
(5pt)

お帰り!!

やっぱり森作品で一番は西之園シリーズでしょう!否定的なレビューもありますが、そんなのはただ読み方が浅いだけだと思っていいでしょう。稀に見る矛盾や無駄の無い文章は健在。お勧めです。
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4061823922
No.5
(1pt)

萌え萌え!!!だけど……。

 森博嗣さんの作品からはしばらく遠ざかっていましたが,「新シリーズ開幕!」の惹句に思わず手を伸ばしてしまいました。 キャラクター小説としての“引き込み”は相変わらず魅力的ですが,「F」や「封印再度」のような純度の高いミステリを期待する読者にはオススメしません。 このまま“キャラ萌え小説”みたいなノリでシリーズが進行しちゃうのかなぁ……。
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4061823922
No.4
(5pt)

四季~秋~から一年後の物語

この物語では西之園萌絵はD2大学院生になりました。「四季」を読んで、もう西之園萌絵も犀川創平も出てこないんだな・・・と残念に思った方も、新シリーズなんだから新しいキャラクターの活躍が見たい!という方も両方楽しめる内容になっています。森博嗣氏特有のこちらの思い込みの盲点をついたトリックで、ミステリーの枠を超えた作品として楽しめます。逆に言うと純粋に謎解きをしたい!という方にとっては物足りなく感じるかもしれません。
Φは壊れたね (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: Φは壊れたね (講談社ノベルス)より
4061823922
No.3
(4pt)

曖昧さ

 新シリーズついに稼動ですね。  Vシリーズの時も感じたことなのですが、最初は人物の思考をトレースすることは難しいです。感情移入がしにくというか・・・。本の内容としてはシンプルです。意図的なのかも知れませんが、あまり登場人物の思考部分の文章は少なめのように思いました。それでも詩的な文章は健在です。今回の作品がこれからのシリーズにおいてどのような伏線になっていくのかが楽しみです。 
Φは壊れたね (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: Φは壊れたね (講談社ノベルス)より
4061823922
No.2
(1pt)

これはひどい

ほんとにつまらないです。今までの森ミステリの中で最低だと思います。久々に犀川&萌絵に合えると思ったのに、かなり損した気分になりました。
Φは壊れたね (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: Φは壊れたね (講談社ノベルス)より
4061823922
No.1
(3pt)

新シリーズ

いよいよ森先生の新シリーズがスタート!です。西之園萌絵も出てきます!が、口調がすこし変わったような・・?犀川先生、という名探偵(?)がいるのに、どうやって新しい探偵役を書くのかなぁ、と思っていましたが、そこは流石の森先生でした。トリックは単純。単純なものほど、解らないものです。これ以上に無口な探偵はいないと思います・・・。
Φは壊れたね (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: Φは壊れたね (講談社ノベルス)より
4061823922