Φは壊れたね

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評判

Φは壊れたねの評価:

3.02/5点 レビュー 87件。 D ランク

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平均点3.02pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全98件 21〜40 2/5ページ
No.78
(2pt)

短編並み。読み応えがしないところがちょっと・・・

まず短い。1段組ですぐ読み終わる。短編並み。読み応えがしないところがちょっと・・・

新シリーズで,いろいろ謎を次作以降に残したいのか,伏線もいっぱいありそうでなさそうで。でも,この1冊だけで完了して欲しかった。
φは壊れたね (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: φは壊れたね (講談社文庫)より
4062758989
No.77
(4pt)

Gシリーズ第一弾

S&Mシリーズ、Vシリーズ、四季の次に当たるGシリーズの最初の一巻。
印象的にはS&M・Vシリーズの後日談といったところでしょうか。
時系列では『四季 秋』の後のストーリーです。
旧作を知らなくても読めないこともないのですが、順に読んできた方向け(悪く言えばファン向け)の本になっています。

今シリーズのムードメーカーでもある加部谷恵美はともかく、新キャラである山吹早月(四季にちょい役で出てますが)と海月及介のキャラが何となく弱いのが気になるところ。
逆に言えば旧作の西之園や犀川、Vシリーズの四人組などのキャラが濃すぎたのですけど(笑)

今後の展開が気になると言う点ではシリーズ一作目としては成功なのかな?
推理小説としては短編でやるようなトリックなのでちょっとガッカリ感が……。
φは壊れたね (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: φは壊れたね (講談社文庫)より
4062758989
No.76
(1pt)

内容のひどさには作者の悪意すら感じられる

肝心な謎は説明無しである。これは解答のないパズルに等しい。
 自分は落丁を疑った程。これを読んだらもうこの人の作品を読もう等という気にはならないはず。これを読んで激怒しない人がいるというのが信じられない。
 ブック・オフで105円で大量に買っていたのだが、未読の本は屑籠行きになったことを申し添えておく(従ってこのレビューが森ミステリィの最後のレビューになるはず)。読んで無駄にした時間を返して欲しい。
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4062758989
No.75
(1pt)

今世紀最低の作品。星無しがないのが残念なくらい。

謎解きも、ストーリーも、手がかりも、何もかも駄目。これほど駄目な作品には、多分生涯お目に掛かることはないだろう。
 この作家の知能とセンスが低レベルなのは知っていたが、最低限の誠意さえないとは、呆れる。作家だけでなく、こんなのを出版した編集者も糾弾されてしかるべき。まさに日本の恥。
 何と言っても肝心な謎は説明無しである。これは解答のないパズルに等しい。
 自分は落丁を疑った程。これを読んだらもうこの人の作品を読もう等という気にはならないはず(これを読んで買っていたこの作家の未読の本は全てゴミ箱行きとなった)。これを読んで激怒しない人がいるというのが信じられない。
 ついでに付け加えておくが、死体に刺さったナイフの色を口走っただけで犯人にされてしまうと言う、不条理な理論が全く理解できない。他の作品で、この作家に論理的思考能力が決定的に不足しているのは知っていたが、まさか日本語も理解できていないとは!
 その理論から言えば、「ジャイアンツ二連勝」(日本語の誤りが分かるだろうか?これ、よく馬鹿なアナウンサーが口走っているよね)とか口走ったら犯人になってしまうんですかね?
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4062758989
No.74
(1pt)

枯渇。

かつて森博嗣は、天才という概念について、「この人物のこの時期からこの時期までが天才だった、と言うべきだ」と書いていました。確かに森博嗣は、S&Mシリーズを書いていた頃は天才でした。Vシリーズになると才能の枯渇が感じられて…がっかりしながら読んでました。そして今回の新シリーズでは…1ミリも才能が感じられません。Vシリーズの中盤辺りから、密室とか、異様なオブジェにされた死体とか、不思議で魅力的な謎が出てるのにもかかわらず、『………………』という……が多用されて、見てられません。ああ、西村京太郎とかの作家は、こういう風にして出来上がるのだなあ…と思いました。
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4062758989
No.73
(3pt)

おもしろい。

相変わらずおもしろい!
けれど、今まで読んできたファンとしては読みおわったあとに残るいつもの余韻が…ない。衝撃が足りない…。今までが凄すぎたのか。新シリーズ第一作目だから期待しすぎた?てか犀川と萌絵が脇役で残念。
でも相変わらず読みやすくて、おもしろい。
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4062758989
No.72
(5pt)

読みやすくていいです

S&Mシリーズを読了後に読みました。

まず感じたのは、これまでに読んだ森博嗣さんの作品と比べ、読みやすいということ。
主人公の位置づけであろうメインの三人が、限りなく普通の大学・大学院生…といっても
それぞれの個性・立ち位置がハッキリとしており、個人的にはミステリ部分よりもむしろ
彼らの会話を楽しんだという感じです。

かといってミステリがお粗末ということは決してなく、かといって難解すぎるということも
ない、自分としてはこれくらいの方があっさりしていてよかったです。

ページ数も多くないので、気楽に、でも十分に満足できる作品だと思います。
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4062758989
No.71
(3pt)

Gシリーズ開幕.しかし、インパクトはいまいち・・・

森博嗣のGシリーズ開幕第一弾ということで、期待を持って読みました.が・・・、残念ながら今までのシリーズの中ではいちばん地味な登場人物、どこかで読んだような密室殺人、愛すべき西ノ園萌絵嬢は添え物?。四季シリーズから、やや哲学的な表現が多くなったように思え、わかりにくい結末でした.題名が直接、物語のキーになっているというのが、このシリーズの売りなのでしょうが、いまひとつ目新しさを感じないものでした.ミステリなので、殺人事件はしょうがないと思いますが、パズルやトリックのために人殺しが描かれることには、少々嫌気がさしてきた作品でした.
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4062758989
No.70
(2pt)

10冊読むつもりで

アンフェアです。謎解きの瞬間、がっくりときます。
 しかしもっと問題なのは、一番の謎が解かれないことです。例によって10冊組みのシリーズなので、作者は10冊ひとまとめで一つの謎を構成する予定のようです。つまり、10冊読むつもりの方だけが、手をつけて良い本ということです。
 初期のシリーズは、ここまで阿漕じゃなかったんだけどなあ。
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4062758989
No.69
(4pt)

なんだか美しい

このシリーズを読む前に、
S&Mシリーズ、少なくとも「すべてがFになる」は読んでおくといいでしょう。
タイトルからして難しそう、と思われるかもしれませんが、
数学的な頭がなくても全然面白く読めます。

死体の惨状の描写がとても印象に残ります。すごい。
不謹慎なたとえですが
理解するというよりは、芸術作品を見るようにこの殺人を見ると、
鑑賞したあとの感動みたいなものが味わえるかもしれません。
φは壊れたね (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: φは壊れたね (講談社文庫)より
4062758989
No.68
(5pt)

さっぱりとした面白さを味わう新シリーズです。

森博嗣の『φは壊れたね』は新シリーズの一巻目。
あるマンションの一室で身体をアルファベットのYにして床から浮いている死体が発見される。しかもそこは完全な密室となっていた。この事件の山吹ら学生と西之園萌絵が挑戦する!

これまで二つのシリーズ(S&MとV)を読みました。
それに比べて今作は読みやすく、余計なものを削ぎ落とした印象の作品です。
大学という舞台は変わっておらず、新たな学生たちである山吹早月(ちょいクール)、加部谷恵美(おしゃべり)、海月及介(無口)はどれも個性があるがキレものでもあり魅力的。
全体的に学生らしいたわいのない会話が随所で見られたり、トリックや犯人を最後まで突き止めず「〜だったんだろう」と仄めかしたりするので、今までとは違う作風という印象を受けましたね。

私は大いにこの新シリーズが気に入りました!
森博嗣の一作目『すべてがFになる』を読んで離れた人もこの機会に。
難解なミステリではないのでだれにでもオススメ。
φは壊れたね (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: φは壊れたね (講談社文庫)より
4062758989
No.67
(3pt)

テーマはわざわざ語らなくても…

04年09月刊行のノベルスを文庫化,『Gシリーズ』の1作目です.

事件が起き,巻き込まれた主人公らが推理をおこなうのですが,
積極的に動いたり,犯人に絡むというようなことはほとんどなく,
若い登場人物らのやり取りなど,その過程を楽しむという印象です.

また,いろいろ曖昧さを残すため物足らないところがありますが,
それが作品のテーマのようで,部分部分からうまく伝わってきます.
最後にそれを語らせてしまったのはわざとらしかった気もしますが….

ただ,言動や情景描写に余計な情報が織り込まれることが多く,
伏線とも関係ないため,読んでいてややまどろこっしく感じます.
シリーズ1作目なので,今後に影響してくるのかもしれませんが….

ほかでは,著者の別作品からの人物が何人か出てきているらしく,
ついていけないほどではないものの,まったくフォローがないため,
それらを未読の自分には,時折疑問に感じてしまう場面がありました.
φは壊れたね (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: φは壊れたね (講談社文庫)より
4062758989
No.66
(5pt)

話の展開は相変わらずの切れの良さ

文庫化するまでが長く、ずっと待ってました。
残念なのは、犀川と萌絵があまり登場しないこと‥
今回の主役は‥あの3人ですか?
キャラ的には面白いが、前から読み続けている者にしてはちょっと不満‥
すでに話は随分進んでいるはずなので、今後の彼らの成長に期待!
φは壊れたね (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: φは壊れたね (講談社文庫)より
4062758989
No.65
(3pt)

萌絵の成長ぶりが・・・

萌絵もD2、良くも悪くも大人になり、どっしり鷹揚な感じになっています。S&Mシリーズのファンには、市販の焼きそばソースを「どなたが作ったの?」と聞くような世間知らずな天然ぶりを愛していた人も多いかと思うので、変貌ぶりに驚かれることでしょう。それは、理系学部のD2ともなれば、さすがに殺人事件に首を突っ込んでいるヒマは無いだろうという常識的配慮とも思いますが、でも、今回も事件のビデオ(コピー)を警察から借りてきて一緒に見たり(ここでは国枝先生の変わりっぷりにもビックリ!!)・・・ヒマあるんじゃん。と、萌絵が一歩引いたところで、当然探偵役も交替です。
トリックはともかく、探偵役がその推論にたどり着くまでの論理性は、やや後退した感じ。少し恣意的で強引です。次作以降に期待します。

φは壊れたね (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: φは壊れたね (講談社文庫)より
4062758989
No.64
(2pt)

文章的に少々難解

むー・・・論理的かつ明快な村上龍の後に読むには辛い(笑)
萌絵や犀川といったおなじみのキャラが出てくる割には活躍が少なく、シリーズファンには消化不良。
事件は起こるが、とらえどころの無い状況から推測の域を出ない決着に至るまで、フォーカスがどこにあるのかがハッキリしない為、読み終わった後、「中途半端〜・・・」という感想が残った。
以前は魅力的だった登場人物たちの会話のやり取りも、少々古く感じる。「今時の大学生」っぽさが売りだったので、これは仕方が無いか・・・
φは壊れたね (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: φは壊れたね (講談社文庫)より
4062758989
No.63
(2pt)

森博嗣作品を初めて読む人は止めた方がいい!

タイトルが気になり、森博嗣作品を初めて読みましが、
正直言ってそれほど面白くはありませんでした。

確かに会話や話の進行具合はうまいと感じましたが、
・最後まで読んでも殺害動機・タイトルの意味が分からない。
・読み手の立場らしき山吹早月は推理をせず、他人の推理にただ受動的。
・脇役だと思われた海月及介がとってつけたように、推理を勝手に展開する。
・推理が当たっていたのか分からないままで、事件のきちんとした結末が書かれていない。
・作者が以前に書いた作品のキャラクターが出てきているようだが、初めて読んだので面白さが分からない。

これでは何を楽しむ本かよく分からない。
私の読み・知識が浅いせいだと思います。

言えるのは「森博嗣作品を初めて読む人は止めた方がいい!」ということだけです。
まずは『すべてがFになる』を読んだほうが良いのでしょうかね?
φは壊れたね (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: φは壊れたね (講談社文庫)より
4062758989
No.62
(4pt)

コピー・ライター的センスが凄い

2004年9月5日リリース。所謂Gシリーズの第一弾。西之園萌絵再びではあるが作者的には海月君が主人公なのだろう、このシリーズ。(●^o^●)

まず『φは壊れたね』というタイトルに感心した。このタイトルで人を引きつけるコピー・ライター的センスは森博嗣は飛び抜けている。凄いな、と思う。そういえばこのマークは空集合のマークだったな、と頭のどこかで思い出す。でも森のことだから開けた穴を貫いているカタチを示したモノみたいなオチが出てきそうな予感もした(違ったが(●^o^●))。ストーリー的にはVシリーズ最後の『赤緑黒白』と似た感じを持った。

閑話休題。オレンジのメッシュを入れた西之園萌絵というのもいかがなものか、ちょっと想像しがたいぞ。(●^o^●)
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4062758989
No.61
(4pt)

新境地

従来の森作品よりも、さらに短く簡略化されたものになっている。四季シリーズと同じく、上下二段組になっていないし。
 四季シリーズはちょっとがっかりだったので、新たな出発点として期待して読んだが、なかなかに味わい深かった。探偵役が萌絵じゃなくなってるが、それでも構わないような気がしないでもないけど、Vシリーズなんかに比べてキャラの質が落ちてきている気がする。
φは壊れたね (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: φは壊れたね (講談社文庫)より
4062758989
No.60
(1pt)

初めて読んだ人

僕は、これ以外の森作品は一切読んだことがありません。「新シリーズ」ということで、新読者でも従来のファンでも読めるように書いてあると信じていたのですが
甘かったです。
「お前ら、このキャラ好きだろ、知ってるだろ。友情出演させてやったよ。」
とばかりに大物っぽいキャラが出てくるんですが
なんせ、初めて読むもんで、そんな人知りません。
かつ、友情出演なんで、謎解きの資料提供や「分かったフリ」はするものの
重要なことは何も言ってくれません。ホントに「出てきただけ」・・・挙句に本筋での謎解きは
「え?!オマエが「探偵役」だったの? 単なる外野だと思ってたわ」
とばかりにツマンナイやつが、急に前面に出てきて
誰にでも想像できる「さすがに、それだけは無いよな」ということを、えらそうに説教かましてくれる。
意味ありげだったアイテム、犯人の行動、の多くは
「世の中には分からないことがあるから、分からないままでもしょうがない」で放置される。なんか深い解釈があると力説してるファンがいるけど、
まさに「聖書解釈」です。
素人には、ただのオチの無いミステリ。
もし、「ミステリ」という枠を外して読んでも、到底面白いとは思えません。
φは壊れたね (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: φは壊れたね (講談社文庫)より
4062758989
No.59
(4pt)

「本格」への悪意

新本格ともなれば「見せトリック」というものが存在する。作者は本当は叙述トリックがやりたいのだけど、それでは読者の目を引かないかも知れないので、囮として密室トリックもいれておこうか、といったやり方だ。この場合、読者によっては「見せトリック」しか気付かず、それだけの作品だと思い込んでしまう、という場合が起こりうる。ミステリはネタバレを禁じる世界なので、理解できない読者が、自分で気付かない限り、永遠に誤解したまま終わる可能性も高い。そして森博嗣ともなれば、作者が書きたかったことが何なのか、表面的な事件を追っただけではわからないまま、ということは往々にして起こる。読後、ずっと後になって、あるいは再読時に、初めて「本当はこうだったのか!!」と気付かされたりする。「黒猫の三角」もミステリのタブーに挑んだ作品だったが、今作の過激さは、決してそれが明確に示されないことも含んでいるだろう。「Φ」は空集合、「空っぽ」が「壊れ」ても、何も壊れていないに等しい。しかし、本当は「空」ではない。比喩的に言えばここで壊されているのは「魅力的な謎」あるいは「本格テイスト」といったものではないか。作者は、「本格」を壊し、「空」と置き換えようとしている。ものものしい事件が起き、人気のある過去作品のキャラクターが登場する。しかし、結局彼らは活躍せず、主役は新たなキャラクタ達であり、事件も、犯罪も動機も"トリックも"あるにはあるのだが、その性格を考えれば「空騒ぎ」に等しい。何事もなかったかのように事件は収束していく。期待を裏切りたかった? それとも空っぽの物語を書きたかったのか? いや、私には、「本格なんて幻想だろう?」という、読者への"思ってても実際に口にしてはならないひと言"に聞こえる。以下は作中からの引用はなく、私からの比喩である。「そんなのは小説の作中人物の言い回しであって、実際にはしない。」と、"小説の作中人物"に言わせてしまったら、普通、世間ではギャグとして扱われるだろう。しかし、誰もそういう意図だと気付かない作品を書いてしまったらどうだろうか。そこにある本気の悪意、痛烈な皮肉を感じて欲しいと思う。
φは壊れたね (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: φは壊れたね (講談社文庫)より
4062758989