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余命10年
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余命10年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.51pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全382件 261~280 14/20ページ
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ふとタイトルに惹かれ、しかも主人公と名前が…。ついつい2日で読み切ってしまいました。 私自身、持病があり10年経ちました。大病ではないし、もちろん余命宣告もない。でも普通の人とは同じように過ごせなくて、今年に入ってから外出すらできないレベルになりました。 この小説に出会い、自分がどれだけ弱い人間なのか、どれだけの時間を無駄に過ごすのかと、強さをもらった部分と自分の情けなさ、そして時間はすぎて行く焦りを改めて感じた気がする。茉莉は強い。 私が何もできなかったこの10年、必死に生きている人はいる。 | ||||
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世の中にはこう言う生き方の人もいるのだと薄々は分かっていたけど気づかないふりをしていた事を思い知らされました。身体の具合の悪そうな人をどちらかと言えば鬱陶しくさえ思っていた自分が違う見方が出来そうです。 | ||||
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何も残らなくても、愛だけは残る… 象徴出来なお話でした。 自分なら、誰と何をして時間を全うしようと 考えさせられた良いお話でした。 | ||||
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描写がすごく綺麗で、感情移入しやすい。 とても面白かったし、泣けました。 | ||||
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10代半ばに10年の余命宣告をされた女子高生 しかも治療法もないに等しく、同じ病に伏し先逝く年長者を見送り、 やがて自分にもくるであろう「その時」の恐怖と不安 ネタバレしたくないので内容を掘り下げませんが、切ない、いじらしい、 若いなぁ、大胆だなぁ、主人公の行動に喜哀楽(怒はない)を感じ、 直接的に登場のない両親の描写にも、切ない、哀しい、自分の親は どう思うのだろう?どう接しているだろう? また、もし自分が親だったら、、、 主人公と関わる人達の気持ち、もう哀しくて切な過ぎて涙、涙、また涙 久しぶりにこんなの泣いた 重いテーマで心からの涙のはずなのに、スッキリとした泣き終わり きっと主人公の生きる姿勢、生き様、そして周りで温かく、 時に哀しみ堪えて共に生きている家族や友人達のそれもあるからでしょう 主人公の生き方と、いずれ誰にもくる最期の時に、自分も自分に 関わる人達にも良い人生だったと思えることが大切なんだと気づけます いい大人ながら無条件に泣いちゃいます もし自分ならどんな道を選ぶだろう? もし自分の家族、友人、愛する人、が逆の立場でその寿命を告白されたらどうするだろう? 色々な視点でも考える事が出来ます 全体通して「最期の時」をポジティブに向き合える作品だと思います | ||||
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序盤から中盤までは、読むのが少し苦痛すらあったが、評価が高かったため最後まで読もうと決め、読み切った。 ラストは病気の方の生々しい感情の表現が、私には新鮮で良かったと思う。 ただ、序盤から中盤のエピソードについては、少し微妙だと感じた。 多分、キーキャラである和人の設定が、深いところまで決めきれておらず、その場その場でご都合主義的に書いてしまったからだと思う。そういう意味では、小説として稚拙で★1の人もわかる。特に★1の方は、読書家のようなので、私のようにラストも他の作品で触れていて、新鮮さもなかったでしょうし。と考え、妙に納得してしまった。 そういう意味でこの作品は、★3が正しいのかな?と思う。 | ||||
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実写映画化されるとの事で読みました。 20歳の私にとってはこの作品は、これからの人生を考えされられる内容ばかりで感情移入をしすぎて、沢山泣いてしまい言葉が出ませんでした。 10年という時間の中での心情が事細かに描かれていて私は好きな作品でした。 映画も楽しみです。 | ||||
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お涙頂戴の余命モノかと思っていたが、良い意味で予想を裏切られた。そこには、死を前にして、自分の人生と正面から向き合う主人公の生々しい心の葛藤が切々と綴られていた。出版を前に亡くなったという筆者が紡ぐ文章は、拙いながらもこちらに泣く余地を与えないほどの凄みがあった。ありがちな「泣ける」話として消費されてほしくないずっしりとしたリアリティがある。 来春公開の映画の予告、やたらエモさを全開に押し出しているがあれ予告詐欺なんじゃないか?藤井監督なので真摯な作品であることは間違いないだろう。 | ||||
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結論、著者が命がけでかきあげた感動の遺作! 著者は、本書の編集が終わった直後、病状が悪化し、刊行を待つことなく、2017年2月逝去されています。 著者は、静岡県三島市出身の小説家です。第3回講談社ティーンズハート大賞で期待賞受賞。2017年2月27日に39歳という若さで他界する。 藤井道人監督により、小松菜奈&坂口健太郎がW主演にて、2022年に映画化が決定している。 また、本書のなかでも 『単行本でもなれば素晴らしいね!』 と本文中にこんな会話がある。 まるで著書が自分の未来を描いたような作品であり遺作になりました。 私も10年前に5年生存率0%というがんの告知を受けた。 たから、本書は他人ごととは思えずしっかり読ませていただきました。 物語は、二十歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知るところから始まる。 何かをはじめても志半ばで諦めなくてはならない。 未来に対する諦めから死への恐怖は薄れ、淡々とした日々を過ごしていく。 そして、何となくはじめた趣味に情熱を注ぎ、恋はしないと心に決める茉莉だったが… 自らの余命を知りもう恋はしないと誓いながら、和人に惹かれていく。 著者は、静岡県三島市出身の小説家です。第3回講談社ティーンズハート大賞で期待賞受賞。2017年2月27日に39歳という若さで他界する。 藤井道人監督により、小松菜奈&坂口健太郎がW主演にて、2022年に映画化が決定している。 <主演和人役の坂口健太郎コメントです> すごい瞬間を観た、確かに生きていた、と思った。自分がそこにいる作品で、こんなに泣いたのは初めてでした。改めて命を考える、一人でも多くの人に見てほしい作品になりました。 【まとめ】 まるで著者が余命10年を受けたかのように少女のささやかな幸せな瞬間や切ない気持ちがいたいくらいに伝わってくる。 泣いた!私は泣いた!感動の物語だった。 | ||||
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死を迎える人の思いと残される人々の思い。想いが深いほど本当に辛い。時間だけが癒しになるのでしょうか。答えはわかりませんがまつりが一生懸命に生きた姿に感銘を受けました。 | ||||
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一緒に色々体験できたような気分になりました みんな素敵で良い人たちでした | ||||
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ネタバレ注意 この物語は、余命10年という短い命の中で、悩み苦しみ、それでも懸命に生きていく茉莉の半生を描いたものです。茉莉は病気の影響で、子供も産めず、体には大きな傷が残り、何をするにも様々な制限がつく生活を送っていますが、その中でも自分らしく生きようと悩みます。幸いにも、茉莉は病気のことを知った上で、全てを受け入れてくれる最愛の人を和人を見つけることができました。和人は病気のことを知った上で、結婚を申し出ますが、茉莉はその申し出を断ります。しかし、最期の最後で、和人に会いたい、寂しいと漏らすシーンは、涙が出そうになりました。物語を読み終わった後になって、この本の作者は、この本を出版してしばらくして、病気が悪化して亡くなったことを知りました。この遺作は、作者の心のうちをリアルに描いたものでした。 僕は今生活は安定していますが、何か打ち込めるものもなく、ただ日々を漫然と消化しています。無意識のうちに嫌なことからは逃げていますしね。そういう意味では、次期家元への重圧から逃げていた和人と似てるのかなーなんて(和人と違ってなんでも器用にはこなせませんが笑)。ただ和人は茉莉に励まされて、自分の人生に向き合えるようになりました。自分も本当の意味で生きたい、そう思える作品です。 人は限りあると知った時、今を本気で生きられる。 もっと伝えたいことや、感じたことがたくさんあったのですが、今の自分の文章力ではこれが限界です。これはラブストーリーですが、今の自分を見つめ直すことができるとても良い本です。ぜひ読んでみてください。 | ||||
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最後、著者紹介の一文で、ドキリ。涙が出ました。終始、優しい文体でした。 | ||||
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読む度に泣いてしまいます。 もっと小坂さんの本が読みたかった。 | ||||
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大学生、女です。人生で逃げ出したいことがある時、この本を読むようにしています。 小坂さん、この本を届けてくれてありがとう。 | ||||
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読むのがとても辛かった。 でも最後まで読んで良かったと思える作品でした。 | ||||
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久々に、途中で読むのをやめられなくて一氣に読み終わりました。後半は涙が止まらなくて、生きること、1日1日の貴重な時閒の切なさを思い出しました。 ありがとうございました。 | ||||
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テレビもない、本もない、そこに娯楽なんて必要ない。 なぜならそれを味わうための体力がない人しかここにはこないのだから。 …刺さった。 若い頃の、止まっていることすらも苦痛だったウズウズする無敵のエネルギー。 年齢を重ね、やがて丁度良くなった。 今は、寝るのにも体力がいると知った。 根気が削がれ、集中力が無くなり、何をするにも渾身の力が要る。 老いと病は似ている。 いや… 痛くないだけ全然マシか。 . | ||||
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導入としては内容に入っていくことができませんでしたが、中盤辺りから素敵なお話だなと思いながら読んでいました。 和人はとても純粋で優しい。現実的にこんな方がいるのかな…とも思いますが、もしいるのでしたら素敵ですね。 作者自身が同じ病気をされていたとのことで、こんな人がいたら…という憧れや想いがあったのかなと想像したら更に切なく、気持ちが入りました。 | ||||
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余命10年という短いようで長い期間のなか、人の生き様をどのように描いているのか興味を持ったので読みました。 主人公の完璧さに現実味が感じられず馴染めなかった部分はあったものの、死という不安を抱えながら、現実に折り合いつけて生きていく心理描写は、生活や仕事で将来の不安を抱えながら生きている私に通じるものがあり、共感できた。 もやもやしていた不安が言葉になり、他人と共有できる切っ掛けになりそうです。ありがとうございました。 | ||||
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