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教室が、ひとりになるまで
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教室が、ひとりになるまでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 21~40 2/3ページ
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この二重表紙に書かれてる文言がキャッチーで「そんな訳ないでしょ」と手にとって読んでしまう。 “ここはみんな『仲が良い最高』のクラスです。あの3人はただの「自殺』です” そんなクラスが仲良い訳もなく、最高であるはずもない。 そうツッコミを入れてから読み始めるのが楽しい。 中身は特殊能力系のミステリ。特殊能力を誰もが使える訳ではなく、特定の条件で特定の人物が使えるもの。 主人公の力は「嘘を見抜ける」で、それも代償がある。 絶妙に不気味な感じで見抜けるようになるから読んでいて少し背筋に虫の這う感触が現れるのも筆の巧さ。 どんな能力で誰が何をしたのか、その理由とは。テンポ感があるので一気に読めてしまう作品と言えます。 嘘見抜く系の能力は欲しい人も多いけれど、人は知らぬが仏で生きていく方がきっと幸せだろうな、とも思えてしまう。 仲が良い最高のクラス、そこで起こった悲劇。自分と深く関わる人の死だけが本当の意味での人の死だと言う話が脳裏に過ぎった。また傍観が何を意味するのか。 「私関係ないから」と無視してしまう行為もまた、立場をニュートラルに持っていっている気がしているだけで、一つの立場を表明していると言ってもいい。 いじめがあり、それをする人も、される人も、無視する人も、通報する人も、それぞれの立場を表明している。 何となく普段事勿れで生きているところにも突き刺さるテーマだなぁと思えました。 | ||||
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サンプル読んだ限りでは、ホラーっぽい雰囲気あったんですけど、いざ購入してみたら異能力者の頭脳戦で意外な面白さがありました。 しかも能力使って直接戦うのではなく、謎解きするってのは新しいと思いました。 能力と発動条件を言い当てたら能力が無効化されるってのも面白いルール。 最後までさくさく読めたし面白かったんですけど、犯人の犯行理由が思春期全開ですね。 まあ、閉鎖的な空間ではちょっとした人間関係が殺意の原因となるのは何時の年代も一緒でしょう。 それが年代によって、家庭だったり、職場だったり、学園だったりすると言うだけで。 なのでそれ自体は理解できなくはないですけど、それを小難しい哲学を持ち出して装飾する辺りは本当子供向け何だなと思いました。 それと、犯人の犯行動機に主人公が肩入れしすぎじゃないですかね。 涙ながらに主人公が何か言ってましたけど、私には犯人は逆恨みで殺したに過ぎないと思えました。 ラストも全く納得できなくて独善的だと感じましたね。 実際に学校に通ってる学生だと共感できたりするのかも。 しかし、それは危険な共感ですね。 そんなの絶対にお互い様だし、そんな理由で殺しあってたら本当に教室が一人になりますよ。 | ||||
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特殊設定やミステリとしての伏線等はとても面白く読めましたが、肝心の動機がうーん、、これがぐっとくるのは中高生だけじゃないかな、、浅倉さんて33なんですね、にしてはこういうテーマが本気で書けるほど純粋な方なのか、あえて中高生向けに書いたのか。 でも他の作品にも期待。 | ||||
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一番悪いのは、犯人に能力を授けた卒業生だ。 あれだけ報道されてれば、自分が手紙を送った相手が犯行を行ってることは一目瞭然のはず。 在校生名簿とやらがあるらしいから、他の受取人が誰かわからなくても、犯人以外の全生徒宛に犯人の正体と能力、発動条件を書いた手紙を送ればいいのにそれをしない。 犯人以上に闇を抱えた人物なのか、真の黒幕なのか。 | ||||
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ある高校で、自殺者が多発する。 高校には代々、全生徒の中で4人だけ、それぞれ特殊な能力を授けられており 能力者の1人が自殺に見せかけて殺人を犯している、 という特殊設定ミステリー。 だがこの小説には社会派な要素も取り入れられており 犯人の行動動機には、とても納得してしまう自分もいた。 読みやすく、内容もピンポイントで中高生におすすめの内容です! | ||||
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最後までとても面白い作品でした。 もう50も大分過ぎたおじさんですが、今も昔も青春が抱える悩みは同じだと感じました。 | ||||
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犯人の能力を解くまでの道筋が最後。 そして殺人の動機も恐らく多くの人が共感してしまうのではないか。とにかく読んでて面白い! | ||||
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え、これって結局どうなるの?と、引き込ませる展開に気づいたら即日読了していました。 伏線回収が素晴らしい。 | ||||
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視点を変えて感じるそれぞれの心理、思考。自分がどこに当てはまるかわからないけれど。同じ空間にいても、人それぞれ感じることが違うこと。考えさせられました。 | ||||
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6人の嘘つきな大学生を読んでとてもおもしろかったので、こちらも軽快なテンポで一気読み。 | ||||
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通常の青春ミステリーとは違った楽しみがあります。犯人探しとは別の謎解きが新鮮でした。 | ||||
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伏線が面白かったです。 話が進むにつれて面白くなっていくところが良かったです。 | ||||
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ひと言でいうなら超能力プラスミステリー。 ストーリー展開が上手く、引き込まれて一気に徹夜で読んでしまいました。 ただ人物のセリフの中に少ししつこいかな?というような長セリフがありそこだけマイナス。 | ||||
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終盤の展開がとにかく秀逸で、一気に読めました。最後のちょっとビターな、でもハッピーな終わり方も好きです。 素晴らしい作家を見つけたなと思いました。浅倉秋成さんの新作が楽しみです。 | ||||
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どんどん先に読み進めたくなりました。 最後まで読んだ今は、もう一度最初から読み返したいと思います。 | ||||
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人との付き合いが煩わしくなる時もある。それでも結局周囲とうまく付き合っていかなきゃいけない。 傷つけないように、自分さえ良ければいいという考えはやめ、強制する事もやめ、自分の価値観を押し付けないことが大切なのだと教えてくれた。 | ||||
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所属しているコミュニティで上手く生きられないと感じている人におすすめです。 ミステリーだけど、人の心の動きに焦点が置かれている内容。 | ||||
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ミステリー小説ですが、いわゆる能力モノの要素がある。でもしっかり学生の「クラスという理不尽なピラミッド」について「上」と「下」の言い分を綺麗事でまとめず、どちらの考え方もしっかり書かれてあるのが良い。能力以外は、とても現実的でラストまでしっかり張り巡らされた伏線をうまく回収してあります!お見事!一気読みでした!後味の悪くない、オススメしたい一冊です。 | ||||
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タイトルからは気づきにくいのですが、異能力(超能力)系ミステリなので、そちら方面が苦手な人はご注意を。学校を舞台にした、仄暗い雰囲気のストーリーで、するする読めて、私は好き。 ただ、理詰めで解けるかな?と自分でもトリックを考えながら読み進めたのですが、そういう読み方をしてしまうと、少し「ずるい」と感じてしまう真相でした。素直にストーリーを楽しむという読み方のほうが合っているお話のように思います。 | ||||
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なかなかに『サイコ』な作品です。 ですが、奥行きがあり引き込まれます。 ミステリ云々は蚊帳の外に置いておくとして、人間模様が面白かった。 ただ、プラモデルだとか、本筋を彩るはずの記述がややくどく感じました。 もっとも、こういう部分は好む人とそうでない人が居るのですけれど。 | ||||
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