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εに誓って
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εに誓っての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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今回の構成は、これまでにはないもので最後まで騙されていました。 物語の進み方も同じバスでの話のように構成されていたように思うので、最後のトリックを読んでそういうことか!と納得しました。 | ||||
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Gシリーズは全般的に☆3ですが、これも3です。トリックやオチといった話がレビューでも書かれていますが、どこに焦点を当てて読めばいいのか迷うのが、その最大の理由と自己分析してます。 本作はスピード感と主人公たちの関係性に目を向けており、どっちかというとXシリーズで提供されている娯楽要素が強めと思います。 ただ、そこもやや中途半端だったので、単体作品としての評価はこんなもんかと。 | ||||
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α、βなどなどに続くシリーズものです。なかなか本屋で見つけられないんです、不思議です。 | ||||
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オチというか、トリックというか・・・ すぐに気付く人も多いかも。 私は個人的にこういう展開は好きなので面白く読めました。 登場人物が知っている情報レベルにかなりばらつきがあり、 しかもあの人にあれだけの情報伝わっていたらそりゃ緊迫感はみんな違うだろうなぁ、、、 などと余計なことを考えることも。 Gシリーズは1作目から順番に読んでいますが、回を進めるたびに赤柳探偵と海月君の正体がきになります。 もちろん四季さんが今後どう絡んでくるのかも・・・ | ||||
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バスに乗り合わせた人々の、個々の環境や性格や暮らしを、短い描写を重ねて充分に表現していたことに少し驚きました。理性的な描写といえばそうだし、文学的な雰囲気がする感じがらしくないし、不思議な感じがしました。トリック自体は、申し訳ありませんが、あまり面白くないなぁと思いました。そこまでの人物描写が緻密だっただけに、結末に向かって動き出した事象の描写が粗いように感じました。スピード感を出すためなのでしょうが、どうにもアッサリ終わった感じがして物足りなかったです。 | ||||
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前に久々にシリーズ最新作を読んだ後、前作の内容を思い出せなくなっていたので再読してみた。 驚く事に、最後の最後まで全く結末を覚えていなかった……! 加部谷恵美&山吹早月というかみ合わない二人組がメインだったが、最後に山吹さんの男らしい(先輩らしい)部分が見られたのがちょっと嬉しかった。 トリックについては再読にもかかわらず、ネタバレまで全く気付かなかった。 全く気付かない、というパターンも気持ちが良いものである。 ご本人が前にエッセイか何かで登場人物の書き分けが甘いというような事を書いていた覚えがあるが、言われてみればそれは確かだけど、文章の美しさの方が圧倒的でカバーできているような気がする。 森作品は、文章に品があって美しく、活字に酔いしれる事ができるのも好きな所だったりもする。(故意に崩している作品もある) 後は、マニア向けのネタが仕込んであるところも好きで、しかも今回はそれがオチになっていたりするのがナイスで笑えた。 | ||||
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Gシリーズ第4弾。 山吹と加部谷が東京へ行き(別々に)、その帰りの高速バスに一緒に乗ったところ、 乗車時刻に遅れてしまったのが運の尽き、思いがけないトラブルに巻き込まれ…という話。 今回は殺人のトリックというのではなく、話そのもののトリックが最後に明かされる、という感じ。 話の途中にちょこちょこ出てくる違和感が、最後に説明づけられます。 珍しく、今回はその話のトリックが最後までいかずに気づくことができました。 それにしても「犯人」はあの人でいいんですよね? 誰かと答え合わせしたい。 この話では、珍しく山吹が真剣になったり、山吹の家庭の話が出てきたりします。 いまいちキャラの味が出てこないので、また彼には活躍の場を与えてほしいです。 | ||||
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全てがFになるのキャラが活躍する派生シリーズのGシリーズの一編だが、図書館で偶然手に取って読んだのでこれ単体でいきなり読んでしまったが、Gシリーズ自体はこれが初めてだが、すべてがFは読んでいたので、かろうじて登場キャラには馴染みがあるので読めたが、全くのいきなりこれが最初の読者には果たして面白いのだろうかという感じがする。 裏表紙のストーリー紹介だけ読むとスピード系の大がかりなバスジャック爆破犯罪ものかと思ってしまうが、実際は各地に仕掛けられた爆弾は爆発せずに終わってしまうし、キャラの独白がやたら多いこういうキャラものラノベ風小説にありがちな外部社会との接点がない感じで進行していくので、純粋なバスジャックもの推理を期待していると拍子抜けしてしまうだろう。(ま、この人の作品をキャラ小説ではなく社会派犯罪小説だと思って読む奴がいるのかは微妙だが・・・)。スラスラと読めるが、あまり深い内容はない。推理小説としてはバスの遅れによるトリックが目玉だが、それだけで最後まで引っ張るのはやはり物足りない。あくまでもシリーズもののキャラ小説の一編と捉えた方が良さそうだ。 | ||||
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このGシリーズはあまり本を読まない人に向けて書かれたものだと思っている。 携帯小説などで本を読むことに興味を持った人が仕事や学校の帰りにふと目についた薄い本を買い、数日で読み終える。そういうスタンスを想定している、のだろうか。 今回のεは、ハイジャックされたバスの中で始終話が進むので、最後まで大学という場所に馴染めずキャンパスライフを堪能している人に対して嫉妬を覚える私には読みやすかった。 自殺ツアーに参加している面々の中で三名が脱落するくだりは安っぽいが、けっこう感動的で面白かった。 Gシリーズは酷評されてはいるが、極限まで単純化されたミステリー小説としては悪くない。アガサ・クリスティーの小説にももっとだるい作品はあるのだし。 ただ、デビュー当初は理系ミステリと呼ばれていたが、今回のシリーズではそうした側面はあまり見受けられず、その点が残念だった。 | ||||
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シリーズ4作目。 共に出かけの帰りのため同じバスに乗る山吹早月と加部谷恵美。しかしいきなりバスジャックに当惑することに。そのころ警察内で謎の集団の存在が浮上していた。それは「εに誓って」と呼称されていた・・・。 番外編・・? ってぐらいあっさりです。メインの3人の学生の内2人がバスジャックという手出しできない密室空間に追いやられたんだから今度こそ活躍するんだろうなぁと思ってたら、やっぱりあのコンビがやって来ました。・・・ガーン。 今回はミステリ的な重厚さや精密なトリックは一切でてきません。端的に表すと「2人がバスジャックに巻き込まれた、どうする?」という感じでミニ・サスペンスです。また、バスに乗車する山吹たち以外の人の心情もクローズアップされてましたが、くうちゃんの人しか存在感がなかった。他の人は変に詩的な描写でわかりずらく感じ、最後のオチは後半の展開で分かってしまいました・・。逆に良かったのは山吹姉の秘密暴露と山吹&加部谷のやりとりがほほえましくも進展が気になったという点ですね。ところで真賀田さんの話は一体なんだったのでしょうか。結局θとか関係なかったような・・・。 山吹姉の秘密の場所に森先生は行ったんでしょうか? も、もしかして・・・非常に、気になります。 | ||||
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事件に影に見える真賀田四季の残像。事件の外側にいるものは、その存在を感じながら、ただ傍観するしかない。 偶然東京に居合わせた山吹早月と加部谷恵美が一緒に乗る予定の、中部国際空港行きの高速バス。出発時刻に遅れた二人はそのバスを乗り逃がすはずだったのだが、雪の影響か、その出発が遅延し、運良く乗れてしまう。しかし、運が良かったのはそこまで。高速バスはハイジャックされてしまう。 もし二人が時間通りバス停についていたら、事件はどういう風に変わったのだろう?事件に関わることのなかった人もいただろうし、変わらずに関わることになった人もいた様な気がする。直接事件とのつながりはないけれど、こんなことを考えながらも読めるかもしれない。 | ||||
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萌絵ちゃんもいいけどやっぱり犀川先生がすてき。 森博嗣『εに誓って』講談社ノベルスを読み終えた。Gシリーズ第4弾(なんでGシリーズっていうんだっけ?)。 バスジャックの話。ストーリー自体はたいして面白くないが、S&Mシリーズからつながる真賀田四季の話の展開が興味深い。 特に犀川先生と真賀田四季の会話は何を意味しているのか。 でももっと犀川と西之園萌絵が活躍する作品が読みたい(ただのミーハー?)。 | ||||
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Gシリーズ第4弾は、バスジャックもの。今までにないシチュエーションです。加部谷と山吹が偶然乗り込んだバスがテロリストにバスジャックされてしまう。またそのなかには「εに誓って」と題される自殺ツアーの面々が同乗していた。その結末は・・・。さすがにバスが谷底に落ちたときにはあせりましたが、さすがに森サンらしいトリックでした.また、本シリーズに共通するギリシャ文字のプロジャクトの謎が少しずつ明らかになってきました.真賀田四季はハメルンの笛吹きなのでしょうか?今後の展開が楽しみです. | ||||
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もう森博嗣さんのいわゆるシリーズ物(S&M→V→G)は単体としての評価はしちゃいけないんじゃないかなぁと思い始めました。前作「τになるまで待って」にがっくり来て、この「εに誓って」に至ってはため息をつくしかありません。 単体としてはトリックが中盤には見えてしまって、それぞれの乗客のほとんど意味のない独白がそのトリックを隠すためのものじゃないかなぁと思った瞬間にミステリとしての価値は無くなってしまいました。 かと言って海月くんや山吹くん、加部谷さんなどのこのシリーズの主要キャラクターも過去のシリーズの主要キャラほどの魅力がないんやよなぁ。 言葉回しとかなら何もこのシリーズやなくてもいいし…… うーん、楽しみどころが本当に分からなくなってきました。 正直に聞きたいのですが、ウチと同じようにS&Mシリーズから読み続けている皆さん、これ面白い? 違う、楽しい? ……うーん、違うなぁ……どう言ったらいいんやろ? | ||||
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森氏のファンです。ちょっとこんな人いないよなぁと思うキャラクター設定とややダジャレ的な詩的センスが気に入っています。(トリックに対する感心はそれほど期待していません。) このギリシャ文字シリーズにおいても同様です。海月君、赤柳さん、などのキャラ作りがどのように進行していくかは気になります。海月君の言動は語り手が語られなければわかりません。どのように海月君を構築していくのか?手腕を期待しています。 それと3つのシリーズを繋ぐのであろう真賀田四季の存在。森ワールドが一つになる!ということも楽しみです。 でも、本作はエピソードの一つとして必要なのでしょうか?真賀田四季の計画は凡人にはわからないのでしょうか?次作での盛り返しを期待します。 | ||||
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バスに乗り合わせた乗客、そして、主人公の身を案ずる関係者、それぞれの視点と回想をつなぎ合わせて、ストーリーを進めながら、最後にトリックがあるという展開。バスジャックという古典的な犯罪に読者を驚かせるトリックがどう仕込まれているかがポイントです。バス中の描写がやや不自然な感じがしたので鋭い人にはトリックがばれてしまうかもしれませんが、細かいところを考えないで読んでいけば、楽しめます。 各章の冒頭にヘッセの文が引用されていますが、私には本文との関連性が理解できませんでした。 | ||||
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これがシリーズのなかでどういう位置づけになるのかが見切れないので、結論は急ぎませんが、単体としては、かなり厳しいですねぇ。 これはミステリーなんだろうか。。と思ってしまいます。 すくなくとも、シリーズ読者で無いと暴れるでしょう。 でもシリーズ読者であれば、なんとなく「落ち」が読めちゃうのでは? という意味でなんとも中途半端感が否めず、シリーズの展開に期待するしかないかなぁと諦観気味。。。 | ||||
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森氏の作品の中でもとくにSMシリーズは大ファンであっただけにこのシリーズには失望、のひとこと。かえって関係ない人々を登場させてくれたほうがまし。SMシリーズでみられた冴え、美しさが全く感じられず、せりふもただのページかせぎのようです。残念。 | ||||
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森ミステリーのファンですが、この作品にはがっかりしました。何人もの乗客の独白が結局は何の意味もなかった。読後、怒りさえ感じました。絶賛してる方がいるのか自分には不思議です。次回作に期待です。 | ||||
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森さんの新作、すごい楽しみにしていました。 今までに無いバスジャックという設定の中、話が進みます。 移動が無いので各人物の心情や信条、思いなどが結構多く書かれているかも。 今回は海月君が結構しゃべります。 犀川先生も出てきて警察の捜査に協力しますし、また新たな人物と組織が出てきてSM→V→Gと続く流れがどんどん明らかになります。 3つのシリーズを通して全てあの天才が絡んでいますね。 ぼくはこの多くの伏線が張られている森博嗣の世界観がとても好きです。 『τになるまで待って』から楽しみに待っていました、次回作の『λに歯がない』が今から非常に楽しみです。 | ||||
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