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長く高い壁 The Great Wall
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長く高い壁 The Great Wallの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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良かったです | ||||
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20年以上の著者のファンだが今作は微妙だった。 核心の殺人に至る動機が薄いし、過程もよくわからない。 著者得意の中国舞台、軍隊ものではあるが、ミステリーという部分が 微妙な気がした。 やはり、浅田氏は泣かせや時代物、エッセイが面白い。 | ||||
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本でも読みましたが、audibleで聴くと面白さが倍増します。軍隊用語がポンポン出てくる朗読小説は貴重でもあり、メリハリが効いてて楽しめました。 | ||||
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日本人(人間)の次のような愚かさを痛感する作品である。 愚かさ① 石原莞爾と板垣征四郎等が独断専行して満州帝国を建設、そして、真似た連中が満州帝国の外の中国本土まで簒奪出来ると妄想し、日中戦争の泥沼にはまってしまう愚かさ。 愚かさ② 226事件②見られるように、敵よりも、日本人どおしが殺しあう愚かさ。 | ||||
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裏表紙にベッタリと貼られていて、剥がれない。 剥がした後がベトベトして手触りが悪いし、汚れが不着する。 折角、新品のような本なのに、勿体ないと思った。汚れない内にカバーを付けました。 | ||||
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作品のプロットと作者のこれまでの作品の司馬らしさに、惚れて、読み始めたが、もう一つ、内容が、単純でラストが中盤に読めてしまい楽しめなかつた。 | ||||
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あまり面白くない小説だった。 そもそも陸軍の死亡事件に探偵小説家が派遣されるという設定について、それらしい理由が付けられているが、そもそも無理がある。 また推理小説なのか、戦争小説なのかわからないが、いずれにしても中途半端な感じが否めない。 また中国礼賛で日本軍のひどさばかりを描いているような印象を受けるのも気になった。 いつもの引き込まれるような面白さや感動はなく、氏の作品の中では駄作に入るのではないだろうか。氏の小説は期待値が高いせいもあるが、残念な本だった。 | ||||
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期待どおりの商品でした。 | ||||
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事件の証言者が登場するたびに見え方が変わるところは、これって結局「藪の中」っていうパターンかな、と思いながらも、先の戦争開戦前の一場面について、著者のどういう解釈が示されるのだろうと期待した。 兵役についていた祖父がこのころ、朝鮮北部に赴任しており、「日本軍は匪賊から住民を守っていたんだ」と言っていたと、父から聞いた。でも、日本は朝鮮や中国を侵略していたんだよ、と言うと父は黙ってしまった。このあたりの歴史をもっと多面的に知りたい、と思った時には、父はもういなかった。 当時の中国における軍族と住民の関係は、本当にこうだったかもしれない、と感じさせる。住民にとって、日本軍も当時中国を席巻した軍閥と変わりない、というあたり、「ワイルドスワン」を思い出す。「藪の中」と「オリエント急行殺人事件」的な展開だが、その文体のせいか、それとも私の個人的な興味のせいか、ぐいぐい読まされてしまった。 | ||||
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日中戦争の最中、万里の長城にある張飛嶺の日本軍守備隊30人のうちの1分隊10人全員が死亡する。 中国紅軍のゲリラに襲われたのではない。 外傷はなく、武器も、糧秣も一切奪われていない。 内部犯行か? しかし戦争中に軍内部で殺人事件などあってはならない、というのが当時の派遣軍指導部の考えである。 そこで、従軍作家として北京に滞在していた当代随一の探偵小説作家が、軍の検閲将校とともに現地に派遣される。 ミステリーとしてはかなり雑かもしれない。 が、自衛隊経験者だけあって、戦争と軍隊は描けているように思った。 著者の作品は、代表作とされる蒼穹の昴シリーズほか数冊しか読んだことがないから比較は難しいが、本作はそこそこの読後感であった。 #書評 #浅田次郎 #長く高い壁 | ||||
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二・ニ六事件から2年後、昭和13年の中国が舞台です。従軍作家・小柳逸馬の原稿が検閲されるシーンから始まります。従軍作家という切り口はなかなか新鮮でして、当時の検閲の実態に基づいているのでしょう。「終わらざる夏」の赤紙のように文章からリアリティーを感じます。 作家、軍隊、中国と浅田先生の得意分野にまたがる作品ですが、私は一読して「だからどうした?」と感じてしまいました。つまらない作品という訳ではないのですがね。何度も読むと味わいのある箇所の発見があります。人に自信を持ってオススメできるかと言えば疑問でして、そこを考慮して星3つといたしました。 | ||||
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本は安価に入手できました。品物もきれいで満足しています。読了したあとの感想は不満足感を覚えます。もう少し緻密な結末を期待していました。関東軍内部の事件の処理がいかにもありそうでしたが。 | ||||
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蒼穹のの昴、中原の虹、天子蒙塵と異なる中国編で、非常に楽しく読ませていただきました | ||||
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浅田先生お得意の、中国×戦争×軍隊もの。そこにさらにお得意の任侠色を振りかけて…なのになんでしょう、この中途半端感。 決してつまらなくはない。でもなんだろう、『歩兵の本領』や『プリズンホテル』、『天切松闇語り』などの過去の名著のエッセンスをそれぞれちょいとスポイトで吸い取って、水で薄めた感じ。 事件の謎解きに挑む小説家・小柳先生やその助手的立場になる川津中尉に感情移入できるほどの魅力を感じられなかったできなかったのも消化不良な感じだし、物語の視点の人称がコロコロ変わる感じも?? 冒頭はコメディタッチで、後半深刻になるのもなんだかチグハグな感じでした。 あと『蒼穹の昴』といい、浅田先生はつくづく支那びいきだなーと思いました。先生の手にかかると中国人がみんなすんごい良い人たちになっちゃう。日本軍のことはエグくリアルにほじるのに。物語によってはそれもありだと思いますが、どの作品でもそうなので少々食傷気味。でも作品の大部分は大好きですけどね♡ | ||||
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著者・浅田次郎氏の描く 中国・長城 張飛嶺守備隊が巻き込まれたひとつの 事件に目が離せなくなった。 極限状態となる戦時下の兵士の心理状態や行動原理が、従軍作家の目を通して 描かれてゆくのだ。美しく、そして 哀しく・・。 14年間 軍隊組織で厳しい規律を叩き込まれた憲兵分隊長の小田島曹長は、 中国という大国を知る職業軍人なのである。軍司令部から派遣された検閲 班長の川津中尉は、帝大卒で丸メガネをかけた、生真面目な青年である。 二人の間には、軍隊の階級組織が存在するのだ。 正当な理由を見出せぬまま、広大な大陸で繰り広げられる終わりの見え ない戦争・・。罪なき一般市民と進駐する軍人の思いが交錯しながら、 ゆっくりとストリーが展開してゆく・・。 人は嘘をつき、見栄をはり、愚痴をこぼす。 曹長、中尉と従軍作家の3人が、清代から築かれた古い城壁とその先に広がる荒寥 たる原野を見つめる。三十万余の大兵力を動員した戦争に大儀はあるのか・・? 軍隊組織の指揮系統は上位下達である。閉鎖的な組織で報告される張飛嶺で発生 したひとつの事案は・・?人間の深い心理に隠された正義感が小説のなかで見事 に描かれる。自己矛盾を抱えながら、3人は遂に事件の核心に触れるのだ・・。 語られぬ真実と矛盾だらけの現実が、しっとりと感じることができる秀逸な一冊 なのである。 | ||||
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まあまあ面白い 人の気持ちの表現、言葉のチョイス さすがだと思う ただ浅田次郎だと思って 蒼穹の昴、中原の虹みたいなのを期待して読むと物足りない | ||||
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途中まで、コミカルな話なのかシリアスな話なのか、よく分からないと思いながら読み進めた。 終盤は、満州事変に始まった戦争の愚かさや、末端にいる兵隊の哀しさ、戦争の大義とは何か、といったメッセージがきちんと落とし込まれていた。 これがもし終始シリアスな展開だったとしたら、内容が重すぎて読みたくなくなったかもしれない。 その辺りのバランスが絶妙だった。 | ||||
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終わらざる夏など軍隊の中の細かいリアリティを感じられるのは良いが、後半はなんか間延びしてしまってイマイチ。 | ||||
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この手の作品は、読み終えるのに努力がいるものが有りますが、この本は 最後まで面白く一気に読めました。 作者の筆力があるということでしょう。 最後の終わりが意外だったのもその一因ですね。 | ||||
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まだ読み終えてません。が、浅田作品へのリスペクトと後半の展開に 期待を寄せて星ヨッツですっ。 | ||||
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